『Phasmophobia(ファズモフォビア)』は、マルチプレイでそれぞれ役割をこなし、悪霊の手がかりを集めて正体を探るパーティーホラーゲームです。
この記事では『Phasmophobia(ファズモフォビア)』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・なるべく安くゲーミングPCを用意したい! → 「とにかく安い入門モデル」
・VRでプレイしたい! → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kで快適にプレイしたい!→ 「上級者向けハイエンドモデル」
・ノートPCがいい!→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』動作環境・推奨スペック
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『Phasmophobia(ファズモフォビア)』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Intel Core i5-4590 / AMD Ryzen 5 2600 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GTX 970 / AMD Radeon R9 390 |
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』の必要スペックは若干余裕を持たせているので、このくらいのスペックでも設定次第で平均60fpsは出せます。
そのため、フルHDでVRを使用しないのであればこのくらいのスペックでも、設定次第で快適にプレイが可能ですが、最高品質でのプレイは厳しいです。
推奨スペック
CPU | Intel Core i5-10600 / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA RTX 2060 / AMD Radeon RX 5700 |
公式推奨スペックであれば、フルHD約140fpsで快適にプレイ可能です。
フレームレートに関しては全く問題ありませんが、メモリが8GBと若干頼りないのでブラウザなどを同時に立ち上げると重くなり、メモリ不足で最悪ゲームがクラッシュして落ちる可能性が高いです。
VRでのプレイや、ブラウザで動画視聴や調べ物をしながらのプレイを快適にするためにも、更に上のスペックを目指しましょう。
真の推奨スペック
CPU | Core i7-11世代(11000番台)以上 |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3070 |
筆者が個人的に考える「高いフレームレートで安定して『Phasmophobia(ファズモフォビア)』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』はVRも対応しているので、特にグラフィックボードの性能によって得られる効果が大きいです。
上記の構成であれば高画質・高fps・VRも楽しめるスペックなので、本記事で紹介しているモデルの中では「ガレリア XA7C-R46T」がおすすめです。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『Phasmophobia(ファズモフォビア)』のプレイは、ほぼ不可能です。
グラフィック処理機能を搭載したCPUでも快適な動作は望めません。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』は、グラフィック処理を必要とするゲームで、VRにも対応しているのでグラボがなければ満足に動作せず、VRコンテンツを楽しむことも出来ません。
また『Phasmophobia(ファズモフォビア)』は複数人で遊ぶゲームのため、スペック不足のPCで遊ぶと味方に大きな迷惑がかかってしまうので、グラボ付きのゲーミングPCを用意しましょう。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』おすすめゲーミングPC
ここでは『Phasmophobia(ファズモフォビア)』を快適に遊べるおすすめゲーミングPCを、用途別に紹介します。
予算や用途に合わせて、自身に合ったモデルを選んでみてください。
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
低価格で始めたい方は入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
なるべく価格を抑えて『Phasmophobia(ファズモフォビア)』をプレイしたい方は、このエントリーモデルがおすすめです。
価格が安いと言ってもフルHD60fps以上でプレイできるので、安くて快適な環境を構築できます。
VRゴーグルや高画質での動画配信などの運用はスペック不足ですが、通常プレイであればなんの問題もありません。
VRで遊びたい方は人気no.1モデルがおすすめ
高性能な第12世代CPUとミドルハイクラスのGPUを搭載しつつも、価格30万円を切るラインに抑えたコスパ最高の人気モデルです。
VRゴーグルを理想的な環境で運用するには、GPUの性能が一番重要となりますが、このモデルであれば快適にVRプレイが可能です。
あらゆるゲームの要求スペックを満たしているので汎用性も高く、『Phasmophobia(ファズモフォビア)』をVRで楽しみたい方にもおすすめのモデルです。
4K解像度や動画配信もするハードゲーマーにはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
トップクラスのRTX 3090とほぼ同等のスペックのRTX 3080Tiを搭載したハイスペックモデルです。
4K解像度でも60fps以上が安定し、高性能VRゴーグルの運用も可能です。
4K対応のゲーミングモニターを用意することが前提ですが、4Kで詳細に描写される『Phasmophobia(ファズモフォビア)』の悪霊は迫力が増すので動画配信も映えます。
高負荷になる4K解像度でも動画配信も可能なほど余力はあるので、ストリーマーとして高品質な配信をしたい方に特におすすめできる高性能なゲーミングPCです。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」「子供にいたずらされるので普段は収納しておきたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ノートPCだからといってスペックは低いわけではなく、「ガレリア XA7C-R46T」とほぼ同等なのでむしろかなり高いスペックを持っています。
VRでのプレイも可能なスペックなので、VRゴーグルも一緒に用意してノートPCで場所を選ばず『Phasmophobia(ファズモフォビア)』を楽しみたい方にもおすすめです。
ストレージが500GBなので、容量に不安がある方は外付けのポータブルSSDで増量することをおすすめします。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
結論から言うと、「エントリークラスのGPUでもフルHDであれば快適にプレイ可能」です。
4KやVRでのプレイになると、要求スペックがミドルクラスになるので注意が必要です。
by.Game DEBATE
このベンチマークは悪霊とのチェイス時間も含めた平均フレームレートです。多人数で逃げ回るシーンなどではもちろん重くなり、この平均fpsは維持できません。
また、それぞれ『Phasmophobia(ファズモフォビア)』内での計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』のPS4/Switchの発売時期はいつ?
結論から言うとCS版の発売予定は未定で、公式からも特に発表はされてないません。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』はまだアーリーアクセス中(開発段階)なので、正式版の発表があるまでCS版は発売されないでしょう。
また、正式版がリリースされた際は値段が上がる可能性が高いです。
そのため、いつ発売するかわからないCS版の『Phasmophobia(ファズモフォビア)』を待つよりも、ゲーミングPCを用意してプレイすることをおすすめします。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』をプレイするならゲーミングPC環境がおすすめ
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』をプレイするためにはゲーミングPCを用意するのが最適です。
ここでは、なぜ普通のPCよりもゲーミングPCでのプレイがよいのかを解説します。
フレームレートが安定していると3D酔いしにくい
これはすべてのゲームにも言えることですが、低いフレームレートでゲームをプレイしていると「3D酔い」しやすいです。
原因は自分の思い通りに視点が動かないため、自身の感覚とズレが生じてしまうからです。
特に『Phasmophobia(ファズモフォビア)』はFPS視点で色々なところを探索するので、視点を様々なところに動かすゲームです。
そのため、自身の思った通りに映像が流れるゲーミングPCを用意することは、快適なプレイと3D酔いしにくい環境を作ることに繋がります。
VRを楽しむことができる
『Pashmophobia(ファズモフォビア)』は通常プレイとVRでのクロスプレイも対応しています。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』を始めとしたホラーゲームは、VRで真価を発揮すると言っても過言ではありません。
探索時のいつ悪霊が襲ってくるかもしれない恐怖や、いざ対面した際の迫力はVRで更に増します。
そのため、VRゴーグルを快適に運用できるゲーミングPCを用意することは、『Phasmophobia(ファズモフォビア)』を120%楽しめることに繋がります。
PhasmophobiaにおすすめのPC周辺デバイス
ここでは、Phasmophobiaをプレイする際に一緒に揃えておくと、更にプレイが快適になるPC周辺デバイスを紹介します。
Meta Quest 2
リフレッシュレート | 解像度 | 視野角 | ヘッドセットの重量 |
---|---|---|---|
120Hz | 片目あたり:1832×1920 | 100° | 504g |
価格がVRゴーグルの中でも安く、センサーの精度や解像度も高水準なこの「Meta Quest 2」は「試しにVRを体験したい」「コスパがいいVRヘッドセットが欲しい」方にとてもおすすめです。
メガネを使用している方にも付属の「メガネスペーサー」を使用すれば、ゴーグルの装着が可能なのでメガネを付けながらのVR体験が可能です。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』をVRでプレイする方にも人気のモデルなので、とりあえず迷ってたらこのモデルを購入しても失敗しません。
Logicool G ゲーミングヘッドセット G433BK
接続方式 | USB/3.5mmプラグ |
サラウンド対応 | 7.1サラウンド |
構造 | 密閉型 |
重量 | 259g |
約259gと軽量かつイヤーパッド部分はメッシュ素材で、通気性がよく蒸れにくい作りとなっているので、夏場での長時間の使用にも向いています。
「G433BK」は40mmドライバーを採用しているので、これにより音のキレの良さや音域がバランス良く、サイズが抑えられることにより重量も軽くなっています。
着脱可能なノイズキャンセル機能付きの指向性マイクで、VCが必須な『Phasmophobia(ファズモフォビア)』も、これさえあれば快適に楽しめます。
Dell G2422HS
モニターサイズ | パネルタイプ | 応答速度 | リフレッシュレート |
---|---|---|---|
23.8インチ | IPS(非光沢) | 1ms | 165Hz |
価格が2万円台と求めやすい価格で、高性能なゲーミングモニターです。
素早い応答速度と165Hzのリフレッシュレートはあらゆるゲームを快適にし、IPSパネルは色彩表現が優秀なので『Phasmophobia(ファズモフォビア)』の暗い場面も正確に描写します。
競技性の高いアクションゲームやFPSにも万能に対応するゲーミングモニターなので、一つは持っておいて損はしない性能です。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』に関するよくある質問
- マイク無しでもプレイできる?
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プレイ自体は可能ですが、一部ゲームの進行に支障をきたします。
例えば、ゲーム内アイテムにスピリットボックスという幽霊に質問ができるアイテムがあります。
これはマイクを使ってゲーム内VCで話しかけて使うので、マイクが無いと幽霊の手がかりを得られません。
よって実質使用不可のアイテムとなってしまうためマイクは必須です。
- PS4版はある?クロスプレイはできる?
-
PS4版は未発売なので、クロスプレイ自体もありません。
まだアーリーアクセス中なので正式版の発表がない限り、PS4版のアナウンスの可能性はないでしょう。
- VRモードだとVRプレイヤー同士でしかプレイできない?
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VRモードと通常モードのプレイヤーはクロスプレイ可能です。
- Macでプレイはできる?
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必要動作スペックの通り、基本的にプレイできません。
例外として、Windows OSを仮想PCとして起動することで可能ですが、知識がある方のやり方なので基本的にはできないと思ってください。
- Phasmophobiaの値段はいくら?
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Steamストアページで確認すると1,420円です。
まだアーリーアクセス中なのでこの値段ですが、正式版になった場合値上がりする可能性があるので早めの購入をおすすめします。
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』おすすめゲーミングPCまとめ
この記事では『Phasmophobia(ファズモフォビア)』におすすめなゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・なるべく安くゲーミングPCを用意したい! → 「とにかく安い入門モデル」
・VRでプレイしたい! → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kで快適にプレイしたい!→ 「上級者向けハイエンドモデル」
・ノートPCがいい!→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『Phasmophobia(ファズモフォビア)』はVR対応のマイクが必須となるゲームなので、おすすめのPC周辺デバイスも合わせてご覧ください。
Steamストアページでも「圧倒的に好評」な理由がわかるほどパーティープレイが楽しいゲームを、今回紹介したゲーミングPCで快適にプレイしましょう!