『Dead Island 2』は前作の『Dead Island』から更にグラフィックがアップグレードされており、ゾンビの四肢切断などのグロテスク表現を、画質を高く保つことで非常に楽しめるゲームとなっています。
この記事では『Dead Island 2』をPC版で快適にプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
- 『Dead Island 2』をプレイするための推奨スペックを知りたい
- グラボなしで『Dead Island 2』ができるのかを知りたい
- 『Dead Island 2』におすすめなゲーミングPCが知りたい
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・安定して高画質でプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kや動画配信もしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定したノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『Dead Island 2』動作環境・推奨スペック
『Dead Island 2』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『Dead Island 2』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Intel Core i3 / AMD Ryzen 3 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 480 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『Dead Island 2』をプレイする場合、解像度と画質を下げないと30fps以上が出せないので、快適なプレイとは程遠い環境になってしまいます。
推奨スペック
CPU | Intel Core i7 / AMD Ryzen 7 |
メモリ | 16GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 2070 / AMD Radeon 6700XT |
公式推奨スペックであれば標準画質で60fps前後を目指せます。「GTX 2070」はPS5くらいの性能なので、快適に遊ぶには最新世代のゲーム機と同等のスペックが必要ということです。
推奨スペックであっても、状況によっては60fpsを下回る場面も出てくるので、『Dead Island 2』をどんな状況でも快適にプレイできるとはいえません。
『Dead Island 2』は多数のゾンビと戦う際に、血しぶきなどの派手な演出が入るため、もともとグラフィックの負荷が高いことも相まって、PCスペックにはある程度余裕を持たせる事が必要です。
真の推奨スペック
CPU | Intel Core i7-11700 / AMD Ryzen 5 5700X |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3060Ti / AMD Radeon RX 6600XT |
筆者が個人的に考える「60fpsで安定して『Dead Island 2』を遊ぶためのスペック」は上記のようになります。
『Dead Island 2』は、最新世代のゲーム機よりも上の性能でなければPCで快適に遊べません。そのため、高画質で60fpsを安定させるためには「RTX 3060Ti」以上のグラボが必要です。
本記事で紹介しているモデルの中では「ガレリア XA7C-R46T」あたりのスペックがあると、標準から最高設定に上げても余裕がるので、かなり快適なプレイが可能です。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『Dead Island 2』のプレイは、不可能です。
理由は『Dead Island 2』は最低でも「GTX 1060」というグラボを要求しているゲームであり、「GTX 1060」のスペックと同等の内蔵GPUは無いからです。
基本的に『Dead Island 2』のような3Dグラフィックを駆使したアクションゲームは、グラボがないとまともに遊べないと思っておきましょう。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『Dead Island 2』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
予算を抑えたい方は格安入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
なるべく安く『Dead Island 2』をPCでプレイしたい方には、こちらの「ガレリア RM5R-G60S」がおすすめです。
約12万円とゲーミングPCの中でも価格が安めで、『Dead Island 2』の画質設定を少し下げれば30~60fpsでプレイ可能です。
最高の画質にこだわらずに普通にゲームがプレイできて、なるべく安いゲーミングPCを求めている方にぴったりな入門用モデルなので、これからゲーミングPCを初めて購入する方におすすめできます。
高画質60fps安定で遊びたい方は人気no.1モデルがおすすめ
『Dead Island 2』をフルHDの最高画質で60fps以上を安定して維持させたい場合は、こちらのミドルスペックモデル「ガレリア XA7C-R46T」が理想的です。
フルHD環境で余裕があり、更に上のWQHD解像度でプレイ可能なほどのパワーがあるので、『Dead Island 2』をド安定でプレイできるゲーミングPCと言っていいでしょう。
『Dead Island 2』以外のPCゲームもフルHD環境で安定してプレイでき、1TBのSSDを搭載しているので沢山インストールする余裕があり、価格も約23万円と性能に見合っているので人気があるモデルです。
4Kプレイや動画配信者はハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
『Dead Island 2』を最高の画質でプレイしたいハードゲーマーには、ハイエンドクラスである「ガレリア XA7C-R47T」がおすすめです。
CPUには最新世代の「Core i7-13700F」、グラボは超高性能シリーズの「RTX 4070Ti」を搭載しているので、『Dead Island 2』を始めとしたあらゆるPCゲームを4Kの最高画質で快適にプレイできます。
メモリを32GB以上に増設すれば、高品質な動画配信をしてもPCゲームがカクつくといったことにもならないため、最強のゲーミング環境が構築できます。
価格は約31万円と、ハイエンドクラスの中では価格が安めなので、数年先も安定して高水準な環境でゲームができることを考えると、非常にコスパに優れているゲーミングPCと言えるでしょう。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」「子供にいたずらされるので普段は収納しておきたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
『Dead Island 2』においてのパフォーマンスは、標準画質で安定して60fpsでできるパワーがあるので、PCゲームをやる上でスペックに困ることはありません。
安定したゲーミング性能を持ったノートPCを探している方は、このモデルであればだいたいのPCゲームや、スマホ対応PCゲームも快適にプレイできるので最もおすすめできます。
いろんなPCゲームをインストールする場合はSSD増設が必須になりますが、外付けSSDなどを用意することで簡単に容量を増やせるので検討してみてください。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『Dead Island 2』PC版の発売日・プラットフォームは?
『Dead Island 2』は全プラットフォームで2023年4月21日から販売が開始されることが決定しています。
PC版『Dead Island 2』を販売するプラットフォームは現状「Epic Games」のみとなっています。
Steamでの販売は当初予定されていましたが、途中からストアページが削除されているので、現状は「Epic Games」専売タイトルとしてリリースされるようです。
ただ、時限専売タイトルというパターンも『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』などで多数あるので、今後Steamでも販売される可能性はあります。
『Dead Island 2』をプレイするならゲーミングPC・モニター環境がおすすめ
『Dead Island 2』をプレイするためにはゲーミングPC・モニターを用意するのが最適です。
ここでは、ゲーム用のデバイスを揃えるとどのようなメリットがあるかを解説します。
ゾンビゲームは画質が命!
色んなゾンビゲームをプレイしてきた筆者ですが、画質の良さはソンビゲームにおいていちばん重要であると感じています。
特に『Dead Island 2』は前作でもそうでしたが、ゾンビを切断したり粉砕したときのグロテスク表現に力を入れており、それらの表現は画質が低いと爽快感が非常に薄れてしまいます。
今作になって更にグラフィック表現が進化した『Dead Island 2』は、一昔前でのゲーミングPCでは負荷に耐えられないので、現状販売されているゲーミングPCのパワーが必要です。
『Dead Island 2』を最高の画質でプレイするならば、「RTX 3060Ti」以上のグラボ搭載モデルが安定してプレイできます。
本記事ではフルHDなら「ガレリア XA7C-R46T」、4Kなら「ガレリア XA7C-R47T」をおすすめしているので是非参考にしてください。
フレームレートが低いと画面酔いしやすくなる
フレームレートとは、モニターに映る画像を秒間に何枚表示させることができるかの単位ですが、フレームレートの値が低いと画面酔いしやすくなるという障害が出てきます。
これは、自分が思っている映像と実際に流れる映像とに差が生まれる事が原因で、普段車酔いとかはしない人でも、フレームレートが低い環境でゲームをしたらすぐ酔ってしまう人は多数います。
これを解決するためには、60fps以上を安定して出せるゲーミングPCと、視認性が高く目への負担を軽減する機能を搭載したゲーミングモニターが非常に有効です。
実際にFPSで酔ってしまう筆者の友人も、高性能なゲーミングPCと、高Hzのゲーミングモニターでヌルヌル動く環境を整えたら画面酔いから開放されて、遊べるゲームのジャンルが増えたと喜んでいました。
「FPS視点のゲームは酔いやすいからやれない…」なんていう理由で『Dead Island 2』を諦めるのは非常にもったいないです。安定してフレームレートを60fps以上出せるゲーミングPCでのプレイをおすすめします。
高画質+高fpsでプレイしたいならゲーミングモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高画質な映像を出力できても、その映像を描画できる対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
ここでは、色彩表現が鮮やかなIPSパネルを採用し、視認性が高いゲーミングモニターを中心に、おすすめモデルを紹介します。
iiyama モニター ディスプレイ 23インチ
23インチ | 解像度:フルHD(1920×1080) | 応答速度:5ms(GtG) | リフレッシュレート:75Hz |
国産の老舗モニターブランドとして名高い「iiyama」のIPSモニターです。
D-Subミニ15ピン・ DVI-D24ピン(HDCP機能付)・HDMI端子に接続できるケーブル類は全て1.8mのものが付属しているので、購入してからすぐに接続できるのが嬉しいポイントです。
モニタースタンドは130mmの高さ調節と、横90℃とチルト24℃とピボット機能(縦向きにもできる)も搭載しているので、自分好みにモニターの角度や高さを変更できます。
画質も「iiyama」の質のいいIPSパネルで色彩が鮮やかなので文句なしです。『Dead Island 2』をなるべく安く高画質でプレイしたい方におすすめです。
LG フレームレス ゲーミングモニター UltraGear 27GN800-B 27インチ
27インチ | 解像度:WQHD(2560×1440) | 応答速度:1ms(GtG) | リフレッシュレート:144Hz |
フルHDより画質を上げたいけど、4Kモニターは高すぎるので手が出ないという方には、このIPSパネルを採用したWQHD解像度の27インチモデルがおすすめです。
リフレッシュレートは144Hzと高く、応答速度もかなり速いクラスの1ms(GtG)なので、『Dead Island 2』での激しい戦闘でも映像が滲んで見えたりするなんてことはありません。
これほど高性能なのに40,000円前後なので、コスパに非常に優れます。
『Dead Island 2』は、WQHD解像度にも対応しているので、このモニターであればフルHDよりも高画質で快適なプレイが可能です。
ASUS TUF Gaming VG28UQL1A
28インチ | 解像度:4K (3840×2160) | 応答速度:1ms(GtG) | リフレッシュレート:144Hz |
4K・IPSパネル・144Hzという条件で言えば定番なのがこの「ASUS TUF Gaming VG28UQL1A」です。
『Dead Island 2』は4K解像度にも対応しているので、このモニターとゲーミングPCを用意すれば、最高の環境でプレイできます。
大きいサイズのモニターと、色彩表現の幅が広い4K対応IPSパネルは、『Dead Island 2』の演出を更に迫力あるものにするでしょう。
リフレッシュレートも144Hzと高周波で、他のPCゲームでもハイスペックゲーミングPCと合わせれば高品質な環境でプレイが可能なので、モニターにも妥協したくないハードゲーマーにおすすめです。
『Dead Island 2』おすすめゲーミングPCに関するよくある質問
- デスクトップとノートはどっちがいい?
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「性能」や「コスパ」を重視するならデスクトップPCがおすすめ、「コンパクトさ」や「持ち運びやすさ」を重視するならノートPCがおすすめです。
- グラボなしで遊べる?
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『Dead Island 2』は非常に高いスペックを要求するゲームなので、グラボなしじゃ間違いなく遊べません。
- 自作PCのほうが費用が安いのは本当ですか?
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作PCのほうがわずかですがBTOショップで購入するよりも費用は安くなります。
ただ、PC初心者はパーツ選びや組み立ての知識を覚えるところから始まり、ゲームをプレイするまでにかなりの時間を有します。
その点BTOショップであれば、注文してただ待つだけでゲーミングPCが届くので、時間的な観点も含めるとPC初心者であればBTOショップが一番コストパフォーマンスが高いです。
詳しくは「BTOと自作PCはどっちがおすすめか」の記事を参考にしてみてください。
- 『Dead Island 2』にクロスプレイはサポートされていますか?
-
クロスプレイには対応していません。
クロスジェネレーションには対応しています。
『Dead Island 2』おすすめゲーミングPCまとめ
この記事では『Dead Island 2』におすすめなゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・安定して高画質でプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kや動画配信もしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定したノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
度重なる延期を経てようやく発売になる『Dead Island 2』、ゾンビを倒す爽快感と、ユニークな登場キャラクターとの掛け合いが魅力的なゲームになっているので、高性能なゲーミングPCで遊びがいがある非常に期待されるゾンビゲームです!
今回紹介したモデルは、どれも環境ごとに快適にプレイすることができるものを紹介しているので、自信の予算や用途にあったゲーミングPC選びの参考にしてください!
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。