この記事では『シャドウバース』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
『シャドウバース』はもともとスマホゲームだけあって、それほど重くはありません。動画編集や実況も視野に入れたデスクトップと、純粋にいつでもシャドバを楽しむためのノートPCをそれぞれ紹介します。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・初めてPCでDCGをプレイする → 「とにかく安い入門モデル」
・配信や動画編集も視野に入れたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・ノートPCでプレイしたい → 「激安ゲーミングノートPC」
・スペックに妥協しないノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『シャドウバース』動作環境・推奨スペック
『シャドウバース』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『シャドウバース』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Core i3-4360 / AMD A8-7650K 同等以上 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 750Ti / Radeon R7 250X 以上 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『シャドウバース』をプレイしても処理落ちやラグの原因となり、自身が快適にプレイできないだけでなく、対戦相手にも迷惑をかけてしまうでしょう。
真の推奨スペック
CPU | Core i7-12900K |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3070 |
筆者が個人的に考える「4K+60fpsで安定して『シャドウバース』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
4K環境で『シャドウバース』をプレイする場合、特にグラフィックボードの性能によって得られる効果が大きいです。
実際、普通に『シャドウバース』をプレイするだけであれば、RTX 3070はオーバースペックになりますが、PCでゲームをするのであれば常にアップデートなどに対応できるほどの余裕を持つことをおすすめします。
ほかにも3Dグラフィックが美しいPCゲームであったり、FPSゲームもサクサク動かすことができるので、『シャドウバース』以外のゲームを遊びたい方にもおすすめです。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『シャドウバース』のプレイは、ほぼ不可能です。
オンボードのパソコンで『シャドウバース』をプレイすると、起動に時間がかかる上に、所々でカクつきやラグが発生してしまいます。
『シャドウバース』は対戦ゲームなので、こちらがもたついていると、対戦相手に迷惑がかかってしまいます。
お互いに気持ちのよい快適な対戦を行うためにも、オンボードのパソコンではなく、推奨スペック以上のグラフィックボードを搭載したゲーミングPCを用意するべきです。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
このベンチマークは平均フレームレートです。激しいエフェクトが伴う場合は、一時的にフレームレートが落ち込む場合があります。
また、それぞれ『シャドウバース』内での計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『シャドウバース』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
DTCG初心者にはとにかく安い入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
『シャドウバース』を手っ取り早くパソコンでプレイした方に非常におすすめのモデルです。
入門用ゲーミングPCの位置づけですが、グラフィックボードを搭載しているのでオンボードのパソコンとは比べ物にならないゲーミング性能です。
4K出力でプレイするには若干の不安がありますが、フルHDでプレイするには十分な性能です。
シャドバの美しいグラフィックをスマホじゃなくてモニターで見たい!という人はぜひどうぞ。
4K出力で遊びたい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
[PC-GALLERIA_XA7C-R46T]
高水準のゲーミング性能と価格のバランスが非常によい、コスパ最高の人気no.1モデルです。
このクラスのゲーミングPCなら、『シャドウバース』を4K+60fpsでのプレイが楽々可能です。
『シャドウバース』は多くのプレイヤーが日々配信や動画投稿をしていますが、このスペックならどちらも問題なくこなすことができます。
手軽にノートPCでプレイしたい方は格安ノートPCがおすすめ
グラフィック : GeForce RTX 3050 4GB
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
サイズ : 16インチ 非光沢フルHD液晶
重量 : 約2.0kg
バッテリー駆動時間 : 約 6.7 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ガレリアのノートPCはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
16万円前後のモデルですが、165Hzに対応した液晶もかなりのメリット点になります。
普通であれば165Hzを稼働させるには、2~3万円台のモニターを購入する必要がありますが、その費用も浮くほどコストパフォーマンスが高いです。
ゲーミングノートPCの中で入門機の位置づけですが、あなどれないスペックで、『シャドウバース』をプレイするだけなら軽々とこなせます。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
ノートPCであってもスペックに妥協はしたくない、そんなヘビーゲーマー志向のモデルです。
このモデルは『シャドウバース』のみならず、多くのゲームを快適にプレイできるスペックを備えています。
このノートPCは高性能ながら2.0kgと非常に軽量で持ち運びも容易なので、出先で気軽にスマホを上回る環境で『シャドウバース』をプレイすることが可能です。
モニターが薄型狭額ベゼル&15.6インチなのもポイントで、ノートPCとは思えない没入感を実現しています。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『シャドウバース』をプレイするならゲーミングPCがおすすめ
『シャドウバース』をプレイするためにはゲーミングPCを用意するのが最も有利です。
『シャドウバース』は最大で60fpsが出るゲームですが、非力はスマホやパソコンではそこまで届きません。
カードゲームなので、時には長考する場面もあり、各種処理が遅いと1ターンの制限時間を無駄にする可能性も十分にあります。
『シャドウバース』を快適に、そして勝率を高めたいなら「安定して60fpsを出せる」ゲーミングPCでのプレイを強くおすすめします。
マウスなど便利な周辺機器が導入できる
『シャドウバース』をスマートフォンでプレイする場合は、指でのタップ操作が基本になります。
その点、ゲーミングPCなら多機能マウスやキーボードを利用することができ、指のタップでは実現できない便利な操作ができるようになります。
具体的にはフォロワーの進化をワンクリックで行えるようにしたり、カードの出し方を変更したりするなどです。
マウスを導入することにより、限りある1ターン内の制限時間を有効に利用することができます。
電話やLINEの着信や通知に邪魔されない
『シャドウバース』は元々スマートフォン用として発表されたゲームです。
スマートフォン版は対戦中に電話やLINEの着信で邪魔されてしまったり、何かしらの通知で画面が隠れて誤操作や集中力が途切れたといったケースが少なくありませんでした。
これらの通知は設定でオフにできるのですが、煩わしいことには変わりありません。
Steam版やDMM版ではこういった通知がないので、非常に快適にプレイすることができます。
不意に訪れる熱暴走やバッテリー残量の心配とは無縁
スマートフォンで『シャドウバース』を長時間プレイしていると、端末が熱を持ちいきなり再起動してしまうことがあります。
熱暴走による端末の再起動は予測できず、対戦ゲームの『シャドウバース』において非常に困るケースのひとつです。
また、パソコンで『シャドウバース』をプレイすればバッテリーの残量を気にすることなくゲームのプレイに集中することができます。
『シャドウバース』PC版とスマホ版の連携方法
今までスマートフォン版で『シャドウバース』をプレイしていた方は、Steam版やDMM版へデータの連携(引継ぎ)をすることができます。
以下に手順をまとめましたので参考にしてください。
その他→データ連携と進む
画面の指示に従い、連携用パスワードを設定する。
パソコンでシャドウバースを起動し、データの連携を行う。
以上でスマートフォンからパソコン版へデータ連携が完了します。
4K画質でプレイしたいならゲーミングモニターが必須
ゲーミングPCで『シャドウバース』をプレイするなら、相応のゲーミングモニターを用意した方が格段に快適に、そして楽しくプレイすることができます。
ここでは筆者のおすすめゲーミングモニターを紹介します。
Acer SigmaLine 28インチ 4K TN
28インチ | 1ms | 60Hz |
大画面で余裕を持って盤面全体を見渡せる28インチのゲーミングモニターです。
『シャドウバース』では状況把握が非常に重要な為、大きく見やすいモニターを利用するに越したことはありません。
また、ゲームのリプレイを撮影し、動画として編集する際にも大型のモニターの方が格段に編集が行いやすいです。
4K出力にも対応しているので、ゲーミングPCで『シャドウバース』をプレイするのに大変おすすめのゲーミングモニターです。
以下の記事では他にも厳選した4K対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
『シャドウバース』おすすめゲーミングPC購入時によくある質問
- デスクトップとノートはどっちがいい?
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「性能」や「コスパ」を重視するならデスクトップPCがおすすめ、「コンパクトさ」や「持ち運びやすさ」を重視するならノートPCがおすすめです。
- グラボなしで遊べる?
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画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げれば動きますが、エフェクトが重すぎてかなりつまらない対戦になってしまいます。
- 『シャドウバース』はPC版でリセマラできますか?
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できません。カードはローテーションで使えなくなるので、やる意味もありません。
- PC版とスマホ版で両方同じアカウントで遊べますか?
-
簡単にデータ連携できるので、両方で遊ぶことができます。
- 『シャドウバース』以外におすすめのカードゲームアプリはありますか?
-
『シャドウバース』以外にも面白いカードゲームアプリはたくさんあります。
アプリをランキング形式でまとめているPickAppでは「おすすめのカードゲームアプリ12選」をまとめているので、どんなカードゲームがあるか参考にしてみてください。
『シャドウバース』おすすめゲーミングPCまとめ
格安ゲーミングPCからガチ勢もしくは配信者向けのハイエンドゲーミングPCまで幅広く紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・初めてPCでDCGをプレイする → 「とにかく安い入門モデル」
・配信や動画編集も視野に入れたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・ノートPCでプレイしたい → 「激安ゲーミングノートPC」
・スペックに妥協しないノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。