この記事では『鉄拳7』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・鉄拳で遊んでみたい格ゲー初心者向け → 「とにかく安い入門モデル」
・鉄拳をやり込んで段位を上げたい→ 「中級者向けコスパ最高モデル」
・最高の環境で鉄拳をプレイしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『鉄拳7』動作環境・推奨スペック
『鉄拳7』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『鉄拳7』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Intel Core i3-4160 3.6 GHzもしくは同等品 |
メモリ | 6GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 2GB GTX 750Ti 2GB もしくは同等品 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『鉄拳7』をプレイしても低いフレームレートのせいで自分も敵もカクカクで、1フレーム単位で勝敗が決まる『鉄拳7』で勝つことは困難です。
とにかく格安で『鉄拳7』を快適にできるゲーミングPCがほしい方は格安で購入できる「Magnate MH」をおすすめします。
推奨スペック
CPU | Intel Core i5-4690 3.5 GHz もしくは同等品 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 1060 もしくは同等品以上 |
公式推奨スペックでは対戦中安定して「60fps」を維持することができない場合があります。
この構成のゲーミングPCで『鉄拳7』をプレイすること自体はできますが、不安定なフレームレートでは自分の持っている力を100%発揮することはできません。
勝ちたいなら更に上のスペックを目指しましょう。
真の推奨スペック
CPU | Core i7-9700K |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3060 / AMD Radeon RX5700 |
筆者が個人的に考える「60fpsで安定して『鉄拳7』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
『鉄拳7』の対戦に勝ちたいのであれば、安定して60fpsを出すことはスタート地点といえます。そのため、グラフィックボードの性能に余裕のあるものを準備するのがおすすめです。
RTX 3060を搭載したゲーミングPCなら最高設定で「60fps」を常に維持した状態でプレイ可能です。
「RM7C-R37」であれば、『鉄拳7』を快適にプレイできるのはもちろん、PCゲームのほとんどを最高設定で遊ぶことも余裕です。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『鉄拳7』のプレイは、ほぼ不可能です。
ゲームが起動したとしても、画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げて、ようやくカクカク動くキャラクターを操作できるレベルです。
格闘ゲームにおいて、カクカクした状態でまともにプレイするのは不可能です。自分の攻撃は当たらず、相手の攻撃だけが当たり勝利するのは難しいどころか、ただのサンドバッグになるだけです。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
『鉄拳7』などの格闘ゲームは、60fps固定で動作するように作られています。
ただし、60fps固定でも144hzや240hzのモニターを使用すると表示遅延が少なくなる恩恵があることで知られています。
つまり、『鉄拳7』ではゲーミングPC以上に「ゲーミングモニター」が重要なゲームということです。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『鉄拳7』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
PCゲーム初心者にはとにかく安い入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
『鉄拳7』はPS4でもプレイできますが、ゲーミングPCはSSDを搭載しているためPS4とは比べ物にならないぐらい起動が速いです。
また、対戦開始までのロードもほとんどありません。
一方でこのモデルだと対戦相手のカスタマイズやステージが重い場合、常時60fpsが維持できないこともあります。これには、画質を落とすことで対処可能です。
格闘ゲームは初体験だけど、ゲーミングPCでプレイしてみたい!といった人に最適なモデルです。
\ 格安で快適に『鉄拳7』を遊ぶのにおすすめ /
最高設定で真の実力を発揮したい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
[PC-GALLERIA_XA7C-R46T]
画質とフレームレートの両立が可能なモデルです。
このスペックがあれば、動画配信サイトで配信しながら『鉄拳7』がプレイ可能です。WQHD(1440P)までの画質なら最高設定でも常時60fpsを維持できます。
パソコンの性能が原因でコンボミスしたり、相手の攻撃に反応できなかったりといった現象はまず起きません。自分の真の実力が出せるスペックとなっています。
段位を少しでも上げたい人や、オンライン大会で結果を残したい人におすすめです。
なお、『鉄拳7』のフレームレートは60fps上限ですが、144hzモニターを使えばより遅延が少なく対戦できるので、60hzモニターで対戦している相手よりも有利に反応できます。
\ 性能と価格の良コスパゲーミングPC /
4K 60fpsを目指す上級者にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
ここまで紹介したPCと比較しても、性能が非常に高い最高級のゲーミングPCです。
『鉄拳7』をプレイしながら、配信や動画編集などPCに負荷がかかる作業も快適に実施できます。もちろん『鉄拳7』のプレイ自体には何の影響もありません。
4Kモニターを使うのは格闘ゲームでは珍しいですが、「4K」を最高設定+60fpsでプレイも余裕で可能です。
4K画質でプレイすると『鉄拳7』の特徴であるド派手なヒットエフェクトや、個性あるキャラクター達がより魅力的に描写されます。
『鉄拳7』しかプレイする予定がない場合はオーバースペック気味になりますが、他のユーザーよりもワンランク上の『鉄拳7』を体験できます。
「最高のゲーム環境がほしい」という人や「4K画質で楽しみたい」方はこちらのモデルを買うことをおすすめします。
『鉄拳7』の対戦中は60fpsが上限ですが、モニターのリフレッシュレートが高いほど表示遅延が少なくなるため、「4K 60hzモニター」より「4K 144hzモニター」の方が有利に戦えます。
\ 4K画質の超迫力を60fpsで快適にプレイ /
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ガレリアのノートPCはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
144Hzモニター対応でSSD搭載のモデルなので、コントローラーさえ繋げば場所を選ばず『鉄拳7』のプレイが可能です。
実際に『鉄拳7』のプロゲーマーの多くは、遠征先でプレイできるようゲーミングノートPCを持ち歩いています。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
\ いつでもどこでも好きなところでPCゲームが遊べる /
『鉄拳7』をプレイするなら家庭版よりPCのプレイがおすすめ
『鉄拳7』をプレイする上で、自分の実力を最大限発揮するためには「フレームレートが安定したラグのない対戦」が必要です。ラグのない対戦の実現には、ゲーミングPCが必須といえます。
『鉄拳7』を上達したいなら、ラグに勝敗を左右されず真の実力で対戦を重ねられるPC版でプレイするべきです。
PC版では144hz/240hzモニターでプレイすると遅延が減る
格闘ゲームでは基本的に60fpsが上限で作れているため、144hzや244hzモニターの恩恵がないと言われていました。
ですが、最近は60fpsのゲームであっても、144hz以上でも明らかに表示遅延が大幅に減少するという事実が格闘ゲーム界隈で広まりました。
表示遅延の減少による主なメリットは、自分の攻撃がヒットしたかどうかが判別しやすくなる、相手の動きに対してとっさの反応ができるなど様々なメリットがあります。
筆者はPS4版で60Hzのモニターを使用して家庭版『鉄拳7』をプレイしていましが、ゲーミングPCの購入をきっかけに144Hzモニターでプレイし始めました。
今まで、反応できずにヒットしていた下段攻撃がガード可能になり、ヒット確認やコンボ制度が格段に上昇した印象です。
その影響もあってか、それまでの最高到達段位を大幅に更新し、現在の段位帯でも勝率70%以上をキープできています。
『鉄拳7』には「見てからガードできる下段」が存在します。一般的に人間が見てから反応できる下段の発生フレームは「24~25フレーム」までといわれています。それより早い技は、下段を先読みしてガードするしかありません。
こちらは筆者の対戦動画ですが、対戦相手のザフィーナのイルアングライベル(発生28F)を完全に見てからガードできています。(開始13秒~)
似たような下段は『鉄拳7」に数多く存在しており、これらの下段をガードできるかどうかは勝率に大きく影響します。
また、格ゲーをより上達したい方は、「格ゲーにおすすめのコントローラー」も参考にしてみてください!
PS4・PS5と比べてもロード時間が圧倒的に早い
動画はSSDを搭載したPCとPS5とPS4(Pro)でのロード時間を検証したものです。
ハード | ゲーム開始までの時間 | トレモ開始までの時間 | 対戦開始までの時間 |
---|---|---|---|
PC(SSD搭載) | 45秒 | 26秒 | 25秒 |
PS5 | 47秒 | 31秒 | 29秒 |
PS4(pro) | 1分 | 40秒 | 44秒 |
ゲーム開始から対戦開始までを合わせると、PCとPS4では30秒もPCの方が速いことがわかります。
「たった30秒?」と感じるかもしれませんが、何もできずに待つ30秒は思っているよりも長いです。
動画にはありませんが、オンライン対戦の対戦開始になると読み込み回数や相手との同期速度の関係から、PCとPS4の時間差はさらに大きくなります。
これが何に影響するかというと、同じ時間プレイしても対戦回数がPC版の方が多くなるということです。
格闘ゲームは対戦回数を重ねることで上達していくという側面があります。そのため、同じ時間でも対戦を多くできるPC版の方が長期的に見た際に上達するスピードは速いです。
また、読み込み時間が長いストレスも感じませんし、モチベーション維持の点からもPC版をおすすめします。
PC版ならMODが使用し放題
家庭用ゲーム機では絶対にできないPC版ならではの遊びの一つが「改造MOD」です。
画像のように州光を胡蝶しのぶに変更できるMODや、ステージ自体を新しく追加するMODなど数多くのMODがあります。
キャラクターカスタマイズで満足できない人は、PC版の改造MODで自分だけの『鉄拳7』を作ってみるのもおすすめの遊び方です。
表示遅延を最大まで減らしてプレイしたいならゲーミングモニターが必須
せっかく良いゲーミングPCで高フレームレートを出せても60Hzモニターだと遅延が大きいので、表示遅延が少ない高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターを用意しましょう。
以下のボタンからAmazonのゲーミングモニターの売れ筋ランキングがチェックできるので、気になった方は参考にしてみてください。
\ Amazon売れ筋モデル /
『鉄拳7』におすすめのゲーミングモニターを紹介します。
BenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 1ms | 144Hz |
「60Hzモニター」と「144Hzモニター」の差は明確です。
FPSやTPSをプレイするなら144Hzモニターを使用するのが定説となっています。
実は、格闘ゲームでも60Hzに比べて144Hzモニターのほうが表示遅延が減り、相手の動きが見やすくなる、コンボを決めやすくなる、などのメリットがあります。
CPU戦やトレーニングモードしかプレイしないという人には「60hzモニター」でも問題ありませんが、『鉄拳7』の対人戦で勝ちたい!という人には「144Hzモニター」は必須です。
ここをクリアしていれば『鉄拳7』の表示遅延が理由で負けることはないので、「格闘ゲーム入門用モニター」といえます。
以下の記事では格安モデルから「4K 144fps」まで、さまざまな144hz対応ゲーミングモニターを紹介していますので参考にしてください。
BenQ XL2546K
24.5インチ | 0.5ms | 240Hz |
240Hz対応ゲーミングモニターは、144Hzに比べても表示遅延の差は僅かですが、『鉄拳7』で他プレイヤーと1ミリの差でも埋めたいという人にとっては最適なモニターです。
サイズは24インチ前後、応答速度が1ms前後で、240Hz対応しているフルHDのゲーミングモニターであればどれでも構いませんが、「BenQ XL2546K」の応答速度は0.5msと非常に優秀です。
トッププロだけでなく、デバイスを言い訳したくないガチプレイヤーの多くが240Hz対応モニターを採用しています。
以下の記事では他にも厳選した240hz対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
ASUS 4K ROG STRIX XG27UQ
27インチ | 1ms | 144Hz |
格闘ゲームをする上で、応答速度とリフレッシュレートに妥協はできません。
「ASUS 4K ROG STRIX XG27UQ」はそういった条件を満たした上で、27インチの大画面で『鉄拳7』を4K画質でプレイできます。
必要なものをすべて兼ね備えたモニターなため高価ですが、それに見合った性能は備えています。
『鉄拳7』で勝ちにこだわりつつも、大迫力の対戦を最大限体感したい人におすすめのモニターです。
以下の記事では他にも厳選した4K対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
『鉄拳7』おすすめゲーミングPCまとめ
格安ゲーミングPCからガチ勢もしくは配信者向けのハイエンドゲーミングPCまで幅広く紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・鉄拳で遊んでみたい格ゲー初心者向け → 「とにかく安い入門モデル」
・鉄拳をやり込んで段位を上げたい→ 「中級者向けコスパ最高モデル」
・最高の環境で鉄拳をプレイしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。