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キーボードのチャタリングが発生する原因と対策 チャタリングの修理方法や対策ソフトも紹介

この記事では、キーボードで発生するチャタリングの原因と解決方法について解説しています。

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目次

キーボードに発生するチャタリングとは

チャタリングとは、キー入力を1度しか入力していないのに、連続で文字入力されてしまう不具合です。

「つ」と打ったつもりが「ttttttttっつ」のようになってしまう接点不良が原因の不具合で、スイッチ方式であるメカニカルキーボードで発生することがあります。

メカニカル以外のメンブレンなどで連続入力が発生してしまう場合は、別の故障である可能性が高いです。

チャタリングが発生する原因

チャタリングは、メカニカルキーボードのキー接点が原因の不具合です。

主にキーの接点で想定外の静電気、ほこりやゴミ、スイッチの不具合の可能性があります。

キーボードの不具合がチャタリングによるものか確認する方法

チャタリング以外の原因でもキーボード入力に不具合が発生する場合があります。

ここでは、キーボード入力に不具合が起きたときの対処法をご紹介します。

これらの対処法を試しても不具合が直らない場合は、キースイッチの不具合でチャタリングが発生している可能性が高いです。

  • PCの再起動やキーボードの再接続を試す
  • キーボードドライバーのアップデート・再インストールをする
  • 固定キーの無効化をする

PCの再起動やキーボードの再接続を試す

まず試して頂きたい方法は、PCの再起動、キーボードの再接続です。

長時間PCを起動したままだと、環境によっては不必要な静電気がたまっていることがあるので、PCを一度シャットダウンします。

SDカードやケーブル、電源コードを全て外して、電源が入っていない状態で90秒以上放置してから、再接続してみてください。

キーボードドライバーのアップデート・再インストールをする

キーボードによる原因ではなく、ソフト側の問題の可能性もあります。

出荷時のキーボードドライバが古かったりバグがあることもあるので、「型番(裏面などに記載) ドライバ」などで検索して、メーカーの公式サイトから最新のソフトをインストールしてみてください。

見つからない場合や海外製品は、取り扱い説明書にQRコードやURLが記載されている形式もあるので探してみてください。

固定キーの無効化をする

意図せずWindowsの固定キーが有効化されてしまっているだけで、チャタリングではない可能性もあります。

固定キーのショートカットはShift/Control/Alt/Windowsで、全てキーボード左下のキーなので手のひらで押してしまったりガチャガチャ入力すると誤入力しやすいです。

無効化のやり方はWindowsの検索ボックスに簡単操作と入力して、設定の簡単操作からキーボードを選択、「固定キー機能を使用する」項目をオフにします。

キーボードにチャタリングが発生したときの修理方法

上記の方法で改善しなかった時、キーボードでチャタリングが発生したときの修理方法について解説します。

  • 接点復活剤を吹き込む
  • キースイッチを交換する
  • キーボードを清掃する

接点復活剤を吹き込む

キースイッチ交換の前に試して頂きたいのは、接点復活剤です。

有名なクレ556スプレーに似ていますが、クレ556はプラスチックが傷む可能性があるので、修理するときは専用の接点復活剤を使用するようにしてください。

噴射方法はまずキーキャップ、リングなどを外し、故障部分以外をマスキングテープなどで隠します。

導電性ゴムに対しても使用できないので、直したい金属同士の接点以外をしっかりマスキングしてから故障部分だけに接点復活剤を噴射してください。

キーボードを清掃する

キーボードの前で食事をしていませんか?

汚れや細かいほこりがキーボードの隙間に入ると、汚れが入力に干渉したり、細かいほこりで帯電しやすくなり誤作動の原因になります。

帯電防止効果のあるデスクデバイス向けのウェットティッシュで拭いたり、エアダスターで隙間のほこりを吹き飛ばして常にデバイスを清潔に保ちましょう。

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筆者も上で紹介したエアダスターを使用していますが、キーボードを裏返しにして振っても取れない埃も軽々と吹き飛ばす強力な噴射で、逆さにしても使えるので愛用しています。

キースイッチを交換する

チャタリングが接点によるものだった場合は、発生源そのものを交換して症状を解消できます。

メカニカルキーボードではキーキャップの下のキースイッチを外せるモデルも多く、互換性のある交換用のキースイッチも多く販売されているので、この機会に別の軸にしてみるのもいいかもしれません。

当サイトでは、「青軸のおすすめゲーミングキーボード」や「赤軸のおすすめゲーミングキーボード」、「茶軸のゲーミングキーボード」と紹介しているので、参考にしてみてください。

Windows10で使えるチャタリング対策ソフト『ccchattttter』

次にソフトによるチャタリング対策で、ccchattttterというチャタリング対策ソフトがフリーで提供されています。

チャタリング対策ソフトとして有名で、チャタリングに困っているなら試して頂きたいのでこちらも紹介します。

ccchattttterのダウンロードはこちら

zipファイルを解凍して、「ccchattttter.exe」を起動すれば一定秒数内の連続入力をキャンセルしてくれます。

「チャタのみ記録」にチェックを入れることでチャタリングの検知記録もできるので、入力に違和感がある方はこちらのソフトで診断することも可能です。

Bluetoothキーボードのチャタリング対策

ここでは、Bluetoothキーボードのチャタリング対策方法について解説します。

  • Wi-Fiの周波数を5.0Ghzに変更する
  • Bluetoothマウスを使用している場合電源を切る

有線のキーボードと比べて、Bluetoothキーボードでは複数の無線機器の混線でチャタリングが発生しやすい傾向にあります。

無線キーボードでチャタリングが発生した場合の対処法を下記で紹介します。

Wi-Fiの周波数を5.0Ghzに変更する

Wi-FiはBluetoothと同一の2.4Ghz帯で、通信の強さが10倍以上なので、Bluetooth側に干渉してチャタリングが発生するケースが多く、Wi-Fiを切ってチャタリングが直るなら、Wi-Fiが原因です。

しかし、家でWi-Fiが使えないのも不便なので、Wi-Fi側の無線帯域を変更する方法を紹介します。

多くのWi-Fiルーターでは常に2.4Ghz、5Ghzの無線を飛ばしていて、機器本体に記載してあるパスワードで使用先を切り替えることができます。

Bluetoothと干渉する2.4Ghzを飛ばしたくないので、ルーター側の設定で2.4Ghzをオフにして、5Ghz帯で接続してみてください。

5Ghz帯の方が通信速度が速いというメリットもありますが、壁を隔てていたり距離があると安定しなくなってしまうデメリットもあるので注意してください。

Bluetoothマウスの電源を切る

Bluetoothマウスを使用している場合は、電源を切ってチャタリングがおさまるか試してみてください。

Bluetoothマウスの電源を切ってチャタリングが直る場合は、マウスのBluetoothが干渉しているので、Bluetoothを使用しないLogicool、Razerなどの独自規格の無線マウス、有線マウスに買い替えることをおすすめします。

接続先がBluetooth非対応でレシーバーを挿して接続している場合、レシーバーの不具合の可能性もあるので、信頼できるメーカーのBluetoothレシーバーに買い替えて改善する可能性もあります。

キーボードのチャタリング対策まとめ

チャタリングの原因はキースイッチの不具合によるものが多く、メカニカルキーボードで発生します。

まずは落ち着いてキースイッチの不具合か確認して、キーボードを掃除してみてください。

  • キースイッチの不具合か確認する
  • チャタリング対策ソフトを使う
  • キーボードを清掃する

いくつかの方法を紹介してきましたが、チャタリングや違和感は改善したでしょうか。

最も確実なのはメーカーへの修理依頼やキーボード自体の買い替えですので、自分で分解する場合は自己責任で修理を行ってください。

Amazonでゲーミングキーボードの購入を考えている方は、当サイトで品質の高いゲーミングキーボードについても紹介しているので、そちらもチェックしてみてください。

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