この記事では『GUILTY GEAR -STRIVE-』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・はじめてPCで格闘ゲームをプレイする → 「とにかく安い入門モデル」
・勝ちにこだわってプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・最高の環境でプレイしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『GUILTY GEAR -STRIVE-』動作環境・推奨スペック
『GUILTY GEAR -STRIVE-』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『GUILTY GEAR -STRIVE-』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Intel Core i5-3450(3.10 GHz)/AMD FX-4350(4.2 GHz) |
メモリ | 4GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 650 Ti(1GB VRAM)/AMD Radeon HD 6870(1GB VRAM) |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『GUILTY GEAR -STRIVE-』をプレイしても低いフレームレートのせいで自分も対戦相手もカクカクで、簡単なコンボも繋がらない可能性があります。
1フレームが勝敗を分ける格闘ゲームでは、勝利を収めるのは困難です。
推奨スペック
CPU | Intel Core i7-3770(3.40 GHz) |
メモリ | 8GB RAM |
GPU | NVIDIA GeForce GTX 660 |
公式推奨スペックでは対戦中安定して「60fps」を維持できない場合があります。
この構成のゲーミングPCで『GUILTY GEAR -STRIVE-』をプレイすること自体はできますが、不安定なフレームレートでは自分の持っている力を100%発揮することはできません。
勝ちたいなら更に上のスペックを目指しましょう。
真の推奨スペック
CPU | Core i7-9700K |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 2060 SUPER / AMD Radeon RX5700 |
筆者が個人的に考える「60fpsで安定して『GUILTY GEAR -STRIVE-』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』の対戦に勝ちたいのであれば、安定して60fpsを出すことはスタート地点といえます。そのため、グラフィックボードの性能に余裕のあるものを準備するのがおすすめです。
RTX 2060 SUPER または同程度の性能を持ったRTX 3060を搭載したゲーミングPCなら「60fps」を常に維持した状態でプレイ可能です。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『GUILTY GEAR -STRIVE-』のプレイは、ほぼ不可能です。
ゲームが起動したとしても、画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げて、ようやくカクカク動くキャラクターを操作できるレベルです。
格闘ゲームにおいて、カクカクした状態でまともにプレイするのは不可能です。自分の攻撃は当たらず、相手の攻撃だけが当たり勝利するのは難しいどころか、ただのサンドバッグになるだけです。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
『GUILTY GEAR -STRIVE-』などの格闘ゲームは、60fps固定で動作するように作られています。
ただし、60fps固定でも144hzや240hzのモニターを使用すると表示遅延が少なくなる恩恵があることで知られています。
つまり、『GUILTY GEAR -STRIVE-』ではゲーミングPC以上に「ゲーミングモニター」が重要なゲームということです。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
格闘ゲーム初心者にはとにかく安い入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
『GUILTY GEAR -STRIVE-』はPS4でもプレイできますが、ゲーミングPCはSSDを搭載しているためPS4とは比べ物にならないぐらい起動が速いです。
また、FHDであれば画質を最高設定にしても60fpsを維持してプレイが可能です。
格闘ゲームは初体験だけど、ゲーミングPCでプレイしてみたい!といった人に最適なモデルです。
最高設定で真の実力を発揮したい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 3070
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
画質とフレームレートの両立が可能なモデルです。
このスペックがあれば、動画配信サイトで配信しながら『GUILTY GEAR -STRIVE-』がプレイ可能です。WQHD(1440P)までの画質なら最高設定でも常時60fpsを維持できます。
パソコンの性能が原因でコンボミスしたり、相手の攻撃に反応できなかったりといった現象はまず起きません。自分の真の実力が出せるスペックとなっています。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』をやり込んで、勝ちにこだわりたい人におすすめです。
なお、『GUILTY GEAR -STRIVE-』のフレームレートは60fps上限ですが、144hzモニターを使えばより遅延が少なく対戦できるので、60hzモニターで対戦している相手よりも有利に反応できます。
4K 60fpsを目指す上級者にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
ここまで紹介したPCと比較しても、性能が非常に高い最高級のゲーミングPCです。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』をプレイしながら、配信や動画編集などPCに負荷がかかる作業も快適に実施できます。もちろん『GUILTY GEAR -STRIVE-』のプレイ自体には何の影響もありません。
4Kモニターを使うのは格闘ゲームでは珍しいですが、「4K」を最高設定+60fpsでプレイも余裕で可能です。
4K画質でプレイすると『GUILTY GEAR -STRIVE-』の3DCGで描かれた綺麗なアニメーションや、ド派手な必殺技を駆使した対戦を最高の環境で楽しめます。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』しかプレイする予定がない場合はオーバースペック気味になりますが、他のユーザーよりもワンランク上の『GUILTY GEAR -STRIVE-』を体験できます。
「最高のゲーム環境がほしい」という人や「4K画質で楽しみたい」方はこちらのモデルを買うことをおすすめします。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』の対戦中は60fpsが上限ですが、モニターのリフレッシュレートが高いほど表示遅延が少なくなるため、「4K 60hzモニター」より「4K 144hzモニター」の方が有利に戦えます。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ガレリアのノートPCはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
高画質設定で60fpsを安定して維持でき、144Hzモニター搭載で入力遅延の心配もありません。
このゲーミングノートPCなら、場所を選ばずどこでも高品質の『GUILTY GEAR -STRIVE-』をプレイ可能です。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』はクロスプレイ可能?
2022/10/14(金)10:00~10/17(月)16:00のオープンβテストでクロスプレイ機能のテストが行われます。
上記のオープンβは『GUILTY GEAR -STRIVE-』の製品版ではなく別アプリによってテストされるので、製品版を持ってない方でも遊ぶことが可能です。
クロスプレイ対象機種は以下の通りです。
PlayStation4 | PlayStation5 | Steam |
『GUILTY GEAR -STRIVE-』をプレイするならPC環境がおすすめ
『GUILTY GEAR -STRIVE-』の対戦で勝利するには「安定したフレームレート」と「入力遅延の少ない環境」が必要です。
これらの要素が揃っていないと、キャラクターの動きは制限され真の実力が発揮できず上達とは程遠い環境となります。これでは勝率は上がりません。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』の勝率を上げたいなら、「フレームレートが安定した入力遅延の少ない環境」を実現できるPCでプレイするのがおすすめです。
PC版では144hz/240hzモニターでプレイすると遅延が減る
格闘ゲームでは基本的に60fpsが上限で作れているため、144hzや244hzモニターの恩恵がないと言われていました。
ですが、最近は60fpsのゲームであっても、144hz以上でも明らかに表示遅延が大幅に減少するという事実が格闘ゲーム界隈で広まりました。
表示遅延の減少による主なメリットは、自分の攻撃がヒットしたかどうか判別しやすくなる、相手の動きに対してとっさの反応ができるなど様々なメリットがあります。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』においては、PS4版の入力遅延は約4.7フレーム、PS5は約5.6フレームなのに対してPC版はスペックによっては1フレームまで低くなるといった調査結果が出ています。
この入力遅延の差は実際にプレイしても実感できるほど大きく、自分の真の実力が出せるかどうかを決定づけます。そのため、勝敗をマシンスペックに左右されず、『GUILTY GEAR -STRIVE-』をやり込みたい人にはPC版がおすすめです。
また、格ゲーをさらに上達したい方は、「格ゲーにおすすめコントローラー」も参考にしてみてください!
少しでもはやく上達したいならPC版
PS4とPC版ではロード時間が圧倒的にPC版の方が速いです。そのため、トレーニングモード時のキャラ切り替えやマッチングの待機時間などが大幅に短縮され、ストレスなくプレイできます。
PS5のロードもかなり速いとされていますが、PS4とマッチングするとPS4側のロード時間となってしまうため安定して高速ロードするには現状PC版一択となっています。
実際、プロゲーマーでギルティギアのトップレイヤーである「かずのこ」氏も配信中にPC版のロードの速さに驚いていました。
格闘ゲームに限らず対戦形式のゲームは、対戦を重ねるごとにプレイヤーのスキルが上達していきます。そのため、少しでも早く『GUILTY GEAR -STRIVE-』を上達したい人にはPC版がおすすめです。
入力遅延を最大まで減らすならゲーミングモニターが必須
せっかく良いゲーミングPCで高フレームレートを出せても60Hzモニターだと遅延が大きいので、表示遅延が少ない高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターを用意しましょう。
以下のボタンからAmazonのゲーミングモニターの売れ筋ランキングがチェックできるので、気になった方は参考にしてみてください。
\ Amazon売れ筋モデル /
『GUILTY GEAR -STRIVE-』におすすめのゲーミングモニターを紹介します。
BenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 1ms | 144Hz |
「60Hzモニター」と「144Hzモニター」の差は明確です。
FPSやTPSをプレイするなら144Hzモニターを使用するのが定説となっています。
実は、格闘ゲームでも60Hzに比べて144Hzモニターのほうが表示遅延が減り、相手の動きが見やすくなる、コンボを決めやすくなる、などのメリットがあります。
CPU戦やトレーニングモードしかプレイしないという人には「60hzモニター」でも問題ありませんが、対人戦で勝ちたい!という人には「144Hzモニター」は必須です。
ここをクリアしていれば『GUILTY GEAR -STRIVE-』の表示遅延が理由で負けることはないので、「格闘ゲーム入門用モニター」といえます。
以下の記事では格安モデルから「4K 144fps」まで、さまざまな144hz対応ゲーミングモニターを紹介していますので参考にしてください。
BenQ XL2546K
24.5インチ | 0.5ms | 240Hz |
240Hz対応ゲーミングモニターは、144Hzに比べても表示遅延の差は僅かですが、『GUILTY GEAR -STRIVE-』で他プレイヤーと1ミリの差でも埋めたいという人にとっては最適なモニターです。
サイズは24インチ前後、応答速度が1ms前後で、240Hz対応しているフルHDのゲーミングモニターであればどれでも構いませんが、「BenQ XL2546K」の応答速度は0.5msと非常に優秀です。
デバイスを言い訳したくないガチプレイヤーの多くが240Hz対応モニターを採用しています。
以下の記事では他にも厳選した240hz対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
ASUS 4K ROG STRIX XG27UQ
27インチ | 1ms | 144Hz |
格闘ゲームをする上で、応答速度とリフレッシュレートに妥協はできません。
「ASUS 4K ROG STRIX XG27UQ」はそういった条件を満たした上で、27インチの大画面で『GUILTY GEAR -STRIVE-』を4K画質でプレイできます。
必要なものをすべて兼ね備えたモニターなため高価ですが、それに見合った性能は備えています。
『GUILTY GEAR -STRIVE-』で勝ちにこだわりつつも、大迫力の3DCGアニメーションを最大限体感したい人におすすめのモニターです。
『ギルティギア ストライヴ』おすすめゲーミングPCまとめ
格安ゲーミングPCからガチ勢もしくは配信者向けのハイエンドゲーミングPCまで幅広く紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・はじめてPCで格闘ゲームをプレイする → 「とにかく安い入門モデル」
・勝ちにこだわってプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・最高の環境でプレイしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。