ウェブブラウザは非常に種類が多く、「Google Chrome」や「Internet Explorer」が有名です。
この記事では、数あるウェブブラウザの中からおすすめのウェブブラウザの特徴の紹介、ブラウザシェア率のグラフを掲載して解説します。
ブラウザ名 | 開発 | シェア率 | 特徴 |
---|---|---|---|
Chrome | 68.4% | Googleアカウント連携が便利 | |
Edge | Microsoft | 6.36% | 癖がなく使い易い |
Safari | Apple | 9.41% | 描画速度が速い |
Firefox | Mozilla | 8.03% | 消費メモリが少なく軽快 |
Opera | Opera Software | 2.5% | カスタマイズ性が高い |
ウェブブラウザとは何か?
ウェブブラウザとは、インターネットを介してWebサイトを閲覧するためのソフトで、パソコンやスマートフォンにあらかじめ搭載されているものから、ダウンロードして使うソフトもあります。
代表的なウェブブラウザに「Google Chrome」、「Microsoft Edge」「Safari」などがあり、各メーカーから様々なブラウザが提供されています。
ウェブブラウザのシェア率
「ウェブブラウザのシェア率」とは、ウェブブラウザ全体のうち各ブラウザを利用するユーザーの比率です。
ウェブブラウザのシェア率はプラットフォームや地域によって異なっていますが、シェア率が高い=人気があるブラウザを知るひとつの指標になります。
ここでは2020年~2021年6月の期間のプラットフォームや地域ごとのブラウザのシェア率を掲載します。
ウェブブラウザのシェア率(全世界)
まずはじめに全世界のブラウザのシェア率をデスクトップ環境・モバイル環境ごとに掲載します。
by statcouner
グラフが表すように、世界的にデスクトップ環境でのブラウザのシェア率は「Chrome」が圧倒的です。
考えられる要因としては、Googleアカウントの連携機能やタブブラウザとしての完成度の高さなどがあります。
2位の「Safari」は1位とは大差であるものの、Macの標準ブラウザということでこの順位だと思われます。
by statcouner
モバイル環境でも1位は圧倒的シェア率で「Chrome」が1位です。
「Chrome」はGoogleアカウントを連携することにより、デスクトップ環境とデータ共有ができる等の強みがあり、利用者が多いのも納得です。
2位はこちらもデスクトップ環境と同じく「Sarafi」です。
「Safari」はiPhoneの標準ブラウザなので、普及率的にデスクトップ環境よりシェア率が大きく上がっています。
モバイル用のウェブブラウザもいくつかあり、見慣れない名前のブラウザがありますが、大きなシェアは獲得できていないようです。
ウェブブラウザのシェア率(日本)
続いて日本のウェブブラウザのシェア率をデスクトップ環境・モバイル環境ごとに掲載します。
by statcouner
日本におけるデスクトップ環境のブラウザのシェア率は、全世界と同じく1位は「Chrome」です。
続く「Edge」はWindows10標準搭載のブラウザなので、順当な順位でしょう。
「Safari」はMac標準のブラウザなので、シェア率は日本においても比較的高めです。
by statcouner
日本人はiPhoneユーザーが多いためか、日本のモバイル環境におけるブラウザのシェア率トップは「Safari」でした。
2位の「Chrome」との差は倍近いので、日本におけるiPhoneの人気の高さが伺えます。
3位の「Samsung Internet」は、人気Android端末「Galaxy」に標準搭載されているウェブブラウザで、「Galaxy」以外の端末でも利用することができます。
【厳選】おすすめウェブブラウザ5選
ウェブブラウザは種類が多くて、どのブラウザがおすすめなのか知りたい方向けに、筆者が厳選したおすすめウェブブラウザをランキング形式で紹介します。
1位 Google Chrome
- 圧倒的なシェア率の高さ
- Googleアカウントの連携が便利
- プラグイン(拡張アドオン)が豊富
筆者のオススメするウェブブラウザの1位は「Google Chrome」です。
世界的なシェア率の高さから人気の高さが伺えます。
「Chrome」はGoogleアカウントと連携することにより、デスクトップ環境とモバイル環境のデータ共有が容易に実現したり、各ウェブサイトのパスワード等を記憶してくれるので非常に便利です。
シェア率が高いことから、多くのユーザーが有用なプラグインを開発しており、「Chrome」の利便性をさらに高めることもできます。
タブブラウザとしての完成度は高く、「Chrome」をお手本にしたウェブブラウザも多く登場しており、最近では「Edge」もChromeと同じChromiumベースになりました。
「Chrome」の悪い点を挙げるとすれば、メモリの使い方が下手で、低スペックPCでタブを開きすぎるとメモリ不足に陥りがちな点です。
2位 Microsoft Edge
- Windowos10標準搭載
- クセがなく使いやすい
- Microsoftアカウントの連携が便利
次に紹介するのはWindows10標準搭載の「Microsoft Edge」です。
Windows標準搭載のウェブブラウザと言えば、ひと昔前までは「Internet Explorer」でしたが、Windows10から「Edge」に代替わりしました。
リリース当初は「Internet Explorer 11」と同じエンジンで作られていましたが、ライバルの「Chrome」を意識してかChromiumベースのタブブラウザになりました。
標準搭載のウェブブラウザらしく、癖がなく使い易いブラウザです。
「Chrome」との違いは、Googleアカウントの連携の有無、プラグインの少なさが挙げられます。
3位 Safari
- Apple製品の標準ウェブブラウザ
- Webページの描画速度が速い
- 日本においてモバイル環境のシェア率が高い
「Safari」はMacやiPhoneに標準搭載されているウェブブラウザです。
近年、iPhoneやiPadユーザーが増加してきていることから、シェア率が高く、機能面でも有用なウェブブラウザです。
「Safari」が他のウェブブラウザと一線を画す点は、Webページの描写に非常に強い点です。
「Safari」は他のブラウザと比べてWebページの描画速度が1.4倍~2倍ほどの差があり、重たいページがなかなか開かないストレスとは無縁です。
4位 Mozilla Firefox
- 非常に動作が軽い
- アドオンによる機能拡張
「Mozilla Firefox」も人気のブラウザの1つです。
「火狐」の呼び名で日本では親しまれており、「Chrome」が台頭してくる前は数少ないタブブラウザとして高い人気を誇りました。
「Firefox」は拡張機能として様々なアドオンがあり、「Firefox」をさらに便利に使い易くすることができます。
他のウェブブラウザと比べて、メモリの消費が少ないのも特徴のひとつで、スペックが低めのノートパソコンでも軽快に動作する点は非常に評価ができます。
5位 Opera
- 細かいカスタマイズが可能
- マウスジェスチャー機能を標準搭載
「Opera」は知名度こそ低いものの優秀なウェブブラウザです。
「Opera」はとにかく使い易さにこだわり、一部でカルト的な人気を誇っています。
具体的には、UI(見た目)を自分好みにカスタマイズできたり、マウスジェスチャー機能が標準搭載されていたりと、痒い所に手が届くウェブブラウザです。
「Chrome」と同じ拡張機能が使える点も見逃せません。
おすすめウェブブラウザまとめ
おすすめウェブブラウザまとめ
- 世界的なブラウザのシェア率は「Chrome」がダントツ!
- 日本ではiPhone、iPadの人気の高さから「Safari」のシェア率が高め
- 使うウェブブラウザに迷ったら「Chrome」がおすすめ!
ブラウザ名 | 開発 | シェア率 | 特徴 |
---|---|---|---|
Chrome | 68.4% | Googleアカウント連携が便利 | |
Edge | Microsoft | 6.36% | 癖がなく使い易い |
Safari | Apple | 9.41% | 描画速度が速い |
Firefox | Mozilla | 8.03% | 消費メモリが少なく軽快 |
Opera | Opera Software | 2.5% | カスタマイズ性が高い |
ウェブブラウザはシェア率が低くとも、自分に合ったものを見つけて使用するのが最善です。
ぜひこの記事を参考にしていただき、理想のウェブブラウザを探してください。
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