FPSやTPSで快適な操作を行うにはゲーミングキーボードが必要不可欠です。
この記事では、
以上の項目を説明・紹介していきます。
「ゲーミングPCセット一式まとめ」ではゲーミングPCに必要な周辺機器の価格や、選び方を紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
ゲーミングキーボードをおすすめする理由も具体的に紹介していくので、これからゲーミングキーボードを買おうとしている人はぜひ参考にしてください。
厳選おすすめキーボード | ブランド | 接続方式 | 軸(キースイッチ) | サイズ | 配列 |
---|---|---|---|---|---|
G PRO X | Logicool | USB有線 | 青軸(赤・茶に切り替え可能) | テンキーレス | 日本語 |
Apex Pro | SteelSeries | USB有線 | OmniPointスイッチ | テンキーレス/フルサイズ | 日本語 |
Ducky One 2 Mini | DUCKY | USB有線 | 銀軸 | 60%サイズ | 英語 |
これまでに『CS:GO』『PUBG』『Apex Legends』『Fortnite』などあらゆるFPSゲームをプレイしてきました。
「Apex Legends」ではマスターランクまで到達しており、様々なゲーミングデバイスを使用して約2000時間プレイしています。
この記事では、普通のキーボードからゲーミングキーボードまで多くのデバイスに触れてきた筆者がおすすめのキーボードを紹介しているので参考にしてください!
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FPSのキーボードはなんでもいい?→ゲーミングキーボードは必須
FPSで上達したい、少しでも差を広げたいのであればゲーミングキーボードは必要不可欠です。
「打鍵感・同時に押せるキーの数・反応速度」などの理由から普通のキーボードとゲーミングキーボードでの性能差は歴然です。
ゲーミングキーボードはゲーム以外でも、普段使いする際やPCでのデスクワークが多い方にも「キータッチがしやすく、長時間操作しても疲れない」などのメリットがあるので、万人におすすめできる商品です。
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FPSにおすすめのゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードといっても商品によって違いは様々あります。
基準は、「プロ人気」「サイズ(形)」「スペック」「値段」などの総合判断です。
以下の3商品は、10選の中でも筆者が特におすすめしたい厳選キーボードです。
厳選おすすめキーボード | ブランド | 接続方式 | 軸(キースイッチ) | サイズ | 配列 |
---|---|---|---|---|---|
G PRO X | Logicool | USB有線 | 青軸(赤・茶に切り替え可能) | テンキーレス | 日本語 |
Apex Pro | SteelSeries | USB有線 | OmniPointスイッチ | テンキーレス/フルサイズ | 日本語 |
Ducky One 2 Mini | DUCKY | USB有線 | 銀軸 | 60%サイズ | 英語 |
当サイトで紹介している以外にもAmazonにはFPSにおすすめのゲーミングキーボードモデルはあるので、気になった方は以下のランキングも参考にしてみてください。
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【プロ人気1位】Logicool G PRO X
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | 青(茶・赤に切り替え可能) |
サイズ | テンキーレス |
配列 | 日本語 |
- メカニカルキースイッチ(軸)が入れ替え可能
- ケーブルが着脱可能
- 『Valorant』や『Apex Legends』の人気FPSゲームでのプロ使用率上位
- Amazon売れ筋ランキング上位
Amazon売れ筋ランキング上位かつ、多くのFPS・TPSプロプレイヤーに使用されているキーボードが『G PRO X』です。
このキーボードの最大の特徴はキースイッチの交換ができることです。
『G PRO X』は青軸が標準搭載されていますが、別売りの専用キースイッチを購入することによって赤軸・茶軸に変更することができます。
移動キーなどの「W・A・S・D」は青軸、それ以外のキーは赤軸などの自分好みのカスタマイズもできます。
ここまで細かくキースイッチのカスタマイズができるゲーミングキーボードは『G PRO X』以外にはほとんどありません。
専用ソフトウェアの「G HUB」を導入すればバックライトの明るさや発光パターンも細かく調整することが可能です。
ファンクションキーにマクロ登録をすることが可能なので、FPS以外にもMMORPGやMOBAをプレイする方にとってもおすすめできるキーボードです。
【最速の応答速度】SteelSeries Apex Pro
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | OmniPointスイッチ |
サイズ | テンキーレス/フルサイズ |
配列 | 日本語 |
- 0.7msという圧倒的な応答速度
- 専用ソフトウェアで、キーごとの感度を変更することが可能
- 有機ELディスプレイが搭載
最速の応答速度を誇るゲーミングキーボードが『Apex Pro』です。
通常のCHERRY製スイッチの応答速度は約5.0msですが、OmniPointスイッチは0.7msの圧倒的な応答速度です。
実際に『Valorant』や『CS:GO』などで重要なストッピングがやりやすくなり、普通のキーボードと比較すると明確に差を感じる応答速度の速さです。
さらにOmniPointスイッチが搭載された『Apex Pro』ではアクチュエーションポイント(作動点)が0.4~3.6mmまで変更が可能です。
専用ソフトウェアをインストールすることによってキー一つ一つにアクチュエーションポイントの設定を行うことができます。
移動などで使用する「W・A・S・D」キーは0.4mmと浅く設定して、スキルやリロードをする『Q・E・R・F』キーなどを3.6mmと深めに設定することによって、誤爆してしまう可能性を減らすことも可能です。
バックライトのLEDも美しい発色で、右上についている有機ELディスプレイで好きな画像や文字を表示させることができるため、デザイン性も最高のキーボードです。
もはやデメリットは高価格であるという点だけなので、最高性能のゲーミングキーボードを購入したい方には『Apex Pro』をおすすめします。
【超コンパクト】DUCKY ONE 2 Mini
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | 銀軸 |
サイズ | 60% |
配列 | 英語 |
- 60%サイズの超コンパクトキーボード
- マウスとの距離感をより狭めることができる
- カスタマイズ性が高い
- FPS・TPSプロ使用率上位
60%の超コンパクトサイズで、ファンクションキーや十字キーが省かれたまさしくゲーム向けのキーボードです。
『Apex Legends』でランク1位を取ったことがある海外プロのRogue氏や、バンガロール使いで有名なShivFPS氏も愛用しています。
60%サイズはキーボードの横幅が狭く、マウスとの距離をより狭めることができます。
マウスとの距離が短ければ短いほど、肩幅が開きづらく脇を締めてしっかりとキーボード&マウス操作ができるため、エイムが安定しやすくなります。
また、他のサイズのキーボードでは机のスペースを大幅にとってしまう縦置きでのプレイも『DUCKY ONE 2 Mini』なら実現可能です。
コンパクトサイズですがカスタマイズ性は高く、Windowsキーを有効・無効の設定が可能で、ゲームプレイ中にありがちなWindowsキーを誤爆して裏画面にいってしまう、ということも防ぐことができます。
より小さいキーボードを使用してゲームをしたいプレイヤーにとって『DUCKY ONE 2 Mini』は最適なキーボードです。
【静音性抜群】東プレ REALFORCE SA R2
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 無し |
軸 | 静電容量無接点方式キースイッチ |
サイズ | フルサイズ |
配列 | 日本語 |
- 静音性が高く心地よいタイピング感
- 昇華印刷で印字が薄れない
- 押下圧30gとかなり軽いため長時間のキー操作をしても疲れない
10年以上前からビジネスシーンでもFPSゲームでも愛用されていた東プレの『REALFORCE』シリーズです。
静電容量無接点方式による独自の打鍵感はやはり『REALFORCE』にしか存在しないといっても過言ではありません。
さらに、静音性が高いため通話中や配信中にマイクにキーボード音のノイズが入って邪魔になってしまうというケースが少なくなります。
一般的なキースイッチの押下圧は約45gですが、『REALFORCE SA R2』は30gとかなり軽いため長時間のタイピングやキー操作を行っていても指が疲れません。
『REALFORCE SA R2』はフルサイズで派手なLEDなどもなく、静音性が高く打鍵感も一級品のキーボードとなっているため、ゲーム用にもビジネス用に使えるキーボードです。
【コスパ最高】HyperX Alloy Origins Core
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | HyperXメカニカルスイッチ |
サイズ | テンキーレス |
配列 | 日本語 |
- ゲーマー向けの綺麗なRGB搭載
- コンパクトなテンキーレスデザイン
- ケーブル着脱可能
- 日本語配列に対応したHyperXモデル
HyperX Alloy Origins Core外観はスチール製のフレームによる高級感が溢れています。
キーはむき出しになっているフローティングデザインが採用されているため、通常のキーボードで溜まりやすいホコリ掃除がしやすい設計です。
もちろん普通のキーボードにはない複数同時押し対応の「Nキーロールオーバー」や、誤入力を防ぐ「100%アンチゴースト」機能も備わっています。
シンプルイズベストな性能で人気が高いゲーミングキーボードです。
【定番】Razer Blackwidow JP
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | Razer Greenメカニカルスイッチ |
サイズ | フルサイズ |
配列 | 日本語 |
- 気持ちいい打鍵感のRazer Greenメカニカルスイッチ
- 左・中央・右にケーブルの配線が可能
- 最大8,000万キーストロークの高耐久設計
ゲーミングキーボードの定番といえばRazerの『Blackwidow』シリーズです。
Razer Greenメカニカルスイッチによって、まるでタイプライターを打っているかのような気持ちいいカチカチ感です。
ケーブルの配線も中央だけでなく、左側と右側に配線を通すことができるため、デスク環境に合わせやすい設計です。
日本語配列ですがかな印字がなくスタイリッシュな見た目で、バックライトのLEDはさすがRazer製といった綺麗なエフェクトです。
『Blackwidow』を使用した人は、通常のメンブレン製のキーボードに戻れないぐらい心地よい打鍵感とストレスのないタイピングに虜になること間違いありません。
価格帯も1万円台とコストパフォーマンスがよく、気持ちよくキーボードを打ちたい、綺麗に光るキーボードが欲しいという方におすすめです。
【高耐久・高性能】Razer Huntsman Tournament Edition JP
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | Razerリニア・オプティカルスイッチ |
サイズ | テンキーレス |
配列 | 日本語/英語 |
- 銀軸よりも作動点が浅いRazerリニア・オプティカルスイッチを採用
- 着脱可能なケーブル
- ダブルショットPBTキーキャップによってキーが指紋や汗でベタつかない
- キーストローク1億回の耐久を実現
『Huntsman』は押下圧40g、作動点(アクチュエーションポイント)1.0mmの高速な反応速度を誇るキーボードです。
Razerリニア・オプティカルスイッチは押しやすく、疲れにくいキースイッチで、とっさのWASDの移動やスキルキーなどに最速で対応してくれます。
打鍵感は赤軸にほぼ近いような感覚ですが、押し切ったときの音は若干大きめです。
キーキャップは「ダブルショットPBTキーキャップ」によって、ザラザラとした手触りで指紋や汗のベタつきをキーボードに残らない設計です。
バックライトはさすがRazer製といったところで、鮮やかなエフェクトパターンでLEDを光らせることができます。
一般的なキーボードでは「キーが反応しなくなった」などの故障事例がありますが、高耐久の『Huntsman』はキーボードが故障するといったことはありえません。
実用性が高く、高耐久で長年使いたいプレイヤーに『Huntsman』は最高のキーボードです。
【多機能】CORSAIR K70 MK.2 RAPIDFIRE
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | 銀軸/茶軸/赤軸 |
サイズ | フルサイズ |
配列 | 日本語 |
- 『R6S』プロ使用率上位
- 専用のメディアキーや音量ローラーが搭載
- パームレストが付属
CORSAIRの『K70 MK.2 RAPIDFIRE』は『R6S』のプロ人気が高いゲーミングキーボードです。
フルサイズ+パームレストで広いスペースが必要になりますが、その分機能性が高くゲームでも作業でも問題なく使用することができます。
フローティングデザインでありながら、キートップは低いので、長時間キーボードを使用していても疲れにくい設計となっています。
キーボード右上部分にはメディアキーや音量ローラーが搭載されているので、ゲーム中に音量の上げ下げを簡単に行うことができます。
キー割り当てはすべてのキーに対応しており、他にもマクロキーの設定やキーの無効化の変更をすることが可能です。
バックライトのライティングはかなりこだわっていて、キー一つ一つにエフェクトを設定することが可能です。
ここまで細かくライティングを設定できるのは『K70 MK.2 RAPIDFIRE』以外にほとんどありません。
「多機能+デザイン性」を重視している方におすすめのキーボードです。
【薄型スイッチ】Logicool G913
接続方式 | ワイヤレス |
バックライト | 有り |
軸 | 薄型GLスイッチ(赤軸/茶軸/青軸) |
サイズ | テンキーレス |
配列 | 日本語 |
- ワイヤレスなのでデスク周りが綺麗になる
- 高級感のあるデザイン
- 薄型GLスイッチのおかげでタイピングがしやすい
『G913』はゲーミングキーボードでは珍しいワイヤレス接続が可能で、コードによるストレスがなくキーボード操作をすることができます。
最大バッテリーでの持続時間はLEDをオンにすると約40時間、LEDをオフにすればなんと約1100時間で駆動します。
薄型GLスイッチはキーストロークが2.7mmと他のスイッチ比べても大分ストロークが浅いため、キーの連打速度や押し離しの速さが向上します。
スイッチだけでなく本体の厚みも約2.2cmとかなり薄い設計になっているので、手に負担がかからない楽な姿勢でキーボード操作ができます。
「テンキーレス×ワイヤレス」でデスク周りを極限までコンパクトにしたいプレイヤーにおすすめのキーボードです。
【格安】エレコム ECTK-G01UKBK
接続方式 | USB有線 |
バックライト | 有り |
軸 | メカニカルスイッチ(茶軸) |
サイズ | テンキーレス |
配列 | 日本語 |
- 格安で購入できるテンキーレスのゲーミングキーボード
- 専用キーキャップが付属
- 赤色単色のバックライト搭載
『ECTK-G01UKBK』は6,000円台の格安価格で購入できるテンキーレスのゲーミングキーボードです。
キースイッチは中国メーカーのメカニカルスイッチを使用していますが、ほぼCherry MX茶軸と同じような打鍵感でタイピングできます。
格安でも付属品に滑りにくくするキーキャップがついてきたり、Windowsキーを無効にする設定などもしっかりと備わっています。
バックライトは赤色単色のみですが、5種類の発光パターンを変更することができます。
とても6,000円台で購入できる格安商品とは思えない高い性能で、初心者の方に自信を持っておすすめできるゲーミングキーボードです。
ゲーム別おすすめゲーミングキーボード
一括に「FPS」といえど、キャラクターを操作する方法や移動方法などに違いがあるため、キーボードに求められているものが若干異なってきます。
ここでは、それぞれの人気タイトルのFPSゲームのおすすめゲーミングキーボードは何がおすすめかを紹介していきます。
『Apex Legends』におすすめのゲーミングキーボード
『Apex Legends』では被弾避けであったり、壁ジャンであったりとかなりキャラクターコントロールが忙しいゲームなので、FPSゲームの中では比較的キーボードを酷使するゲームでもあります。
「G PRO X」はキーボードの耐久性に優れているのはもちろん、キーボードの軸を交換することができるので、かりに軸が折れてしまったり故障しても簡単に交換できるため問題ありません。
例として、頻繁に使うキーだけ青軸にして打鍵感を増して押し心地を向上させることで、自分がどのキーを触っているかの目安にもなります。
ゲーマーに嬉しいRGB要素もあるので、『Apex Legends』のためにキーボードを購入しようとしている方は「G PRO X」がおすすめです。
他にもApexにおすすめのゲーミングキーボードはたくさんあるので、以下の記事を参考にしてみてください。
『VALORANT』におすすめのゲーミングキーボード
『VALORANT』はできるだけデスクをコンパクトにできる「Ducky Mini」がおすすめです。
『VALORANT』は他のFPSゲームに比べるとヘッドショットへの精度を重視するゲームのため、どうしてもマウス感度が低くなりがちになってしまいます。
マウス感度を低くするということは、マウスの可動域も増えることなので、結果的にデスクを大きく占有しがちになります。
なので、できるだけデスクをコンパクトにしてマウスとキーボードが当たらないようできる60%サイズキーボードとの相性は抜群となります。
他にも肘を机において安定化ができる縦置きも可能となっているので、『VALORANT』で様々なキーボードの置き方をしてエイムを安定させたい!と思っている方におすすめです。
『VALORANT』のおすすめゲーミングキーボードが気になる方は、以下の記事にて詳しく解説しています。
『フォートナイト』におすすめのゲーミングキーボード
『フォートナイト』ではとにかくキーの反応速度が早い「SteelSeries Apex Pro」がおすすめです。
『フォートナイト』ではなによりも「正確度」と「反応速度」が重要なゲームとなります。
少しの建築の遅れによって負けに繋がることもありますし、「キーボードの反応が遅れてしまったせいで負けた!」という事態が起きてもなんらおかしくはありません。
また、「SteelSeries Apex Pro」ではキーの作動点を変更することができるので、「押していないはずのキーが反応した」ということは起こりません。
ゲーミングキーボードの中ではやや高価格ではありますが、その値段に見合った最強の性能を持っているので、他プレイヤーとの差を少しでもつけたい方におすすめです。
『フォートナイト』のおすすめゲーミングキーボードでは、プロ人気の高いモデルなどを厳選して紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
FPS向けゲーミングキーボードのメリットと選び方
ゲーミングキーボードはゲーミングマウスと同じぐらい必要不可欠なデバイスです。
一般的なキーボードと違い、ゲーミングキーボードは
- 複数キーの同時押しができる
- 打鍵感が心地よい
- キーの反応速度が早い
- 長時間キーボード操作しても疲れにくい
など、FPSゲームで重要なメリットがたくさんあります。
ゲーミングキーボードの中にも、「軸」や「サイズ」など違いが多数あり、どのゲーミングキーボードを購入すればいいか迷っている方もいるかと思われます。
ここではゲーミングキーボードを購入するにあたって、何を基準に選べばいいのかを紹介していきます。
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軸(キースイッチ)で選ぶ
ゲーミングキーボードには軸と呼ばれる「メカニカルキースイッチ」が組み込まれています。
この軸の色によって、押し心地や音の大きさなどが変わってきます。
ゲーミングキーボードで1番多く使われているのが「CherryMX」というキースイッチです。
以下のテーブルでは「CherryMX」の軸の色による性能の違いを紹介します。
軸 | タイプ | 押下圧 | ストローク | 作動点 | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|
赤軸 | リニア | 45g | 4.0mm | 2.0mm | スッと沈み込むような打鍵感、静音性が高い |
青軸 | クリッキー | 60g | 4.0mm | 2.2mm | カチカチとまるでタイプライターを打っているような打鍵感、音は大きめ |
茶軸 | タクタイル | 55g | 4.0mm | 2.0mm | 赤軸と青軸の中間ような打鍵感、ほどよい音の大きさでクリック感がある軸 |
銀軸 | リニア | 45g | 3.4mm | 1.2mm | 軽い打鍵感で、作動点が他の軸と比べて短いのでゲーム向きの軸 |
作動点(アクチュエーションポイント)というのは、キーが認識するまでの深さを指します。
作動点が長い軸はしっかりと押し込まないと反応せず、作動点が短い軸は少し押しただけでキーが反応します。
これら以外にもメーカー独自のキースイッチを搭載しているゲーミングキーボードがあります。
以下ではそれぞれの軸のおすすめゲーミングキーボードと軸の詳しい特徴についても紹介していきます。
青軸のおすすめゲーミングキーボード
「G PRO X」は最初から青軸(クリッキースイッチ)が搭載されており、「G PRO X」の中でも一番安く購入することができる軸です。
青軸はカチッという音が特徴的な軸で、どうしても音が大きくなってしまうため、周囲に人がいたりすると使いづらいのがデメリットですが、「G PRO X」では軸を自由にカスタマイズできます。
そのため、FPSでしか使用しないWASDだけを青軸にしたり、逆にWASDだけを赤軸にしてプレイ中に静音性を高めるということもできます。
茶軸のおすすめゲーミングキーボード
茶軸はしっかりと打鍵感を感じることができ、普段使いに一番向いている軸でもあります。
打鍵音もうるさすぎず静かすぎずのいいバランスで、しっかりとキーボードを叩いてる心地よさを感じることができる軸となっています。
ゲーミングキーボードとしての大きなメリットはありませんが、逆にいえばデメリットもほとんどありません。
ゲーム用&普段使い用、どちらも全力で使用したい方には茶軸はおすすめのゲーミングキーボードです。
赤軸のおすすめゲーミングキーボード
赤軸は押下圧が45gと低く、キー入力と打鍵感のバランスの良さが特徴的な軸となっています。
FPSゲームでも赤軸の使用者は多く、打鍵のしやすさとタッチ感のバランス良さから人気が高いです。
とくに「HyperX Alloy FPS」はプロ人気も高いゲーミングキーボードとなっており、無駄な機能が備わっていない「シンプルイズベスト」という理由から人気が高いです。
打鍵感もゲーム内での入力速度も重視したい方には赤軸のゲーミングキーボードがおすすめです。
銀軸のおすすめゲーミングキーボード
銀軸はとにかくゲーム内で早い入力速度を求めている方におすすめです。
その入力感度の良さに、普段使いで使用するには少し慣れが必要なほど押下圧とストロークが浅くなっています。
ですが、0.1秒でも重要なFPSゲームでは少しでも反応速度が早いほうが有利なのは間違いありません。
少しでもデバイスに妥協や言い訳がしたくないプレイヤーは銀軸のゲーミングキーボードがおすすめです。
サイズ(形)で選ぶ
ゲーミングキーボードには、大きくわけて3つのサイズがあります。
以下では3つのサイズの特徴を説明していきます。
フルサイズキーボード
フルサイズは一般的なキーボードの形で、テンキーが右側に搭載されています。
キーボードが大きい分、机のスペースを大きくとってしまうのでコンパクトさには欠けます。
テンキーでの数字入力を普段使用している方や、テンキーに主要なキーを割り当ててる方はフルサイズキーボードをおすすめします。
テンキーレスキーボード
名前の通り、テンキー部分が排除されたキーボードがテンキーレス(TKL)です。
テンキー部分がなくなりコンパクトになったため、机周りを広く使うことができます。
筆者の体験談ですが、フルキーボードサイズだと何度もテンキー部分にマウスがぶつかってしまいストレスが溜まること多々あったので、テンキーレスに変更したところぶつかることもなくなり、快適なマウス操作ができるようになりました。
多くのゲーミングキーボードはテンキーレスが主流なので、テンキーを普段遣いしない方はテンキーレスキーボードを購入するのことをおすすめします。
60%サイズキーボード
最近では、テンキーレスよりコンパクトになった60%サイズキーボードも販売されています。
60%サイズキーボードではファンクションキーや十字キーなどが排除されています。
コンパクトになった分、机を広く使えたり、マウスとキーボードの距離をより縮めて肩幅への負担を減らすメリットがあります。
「Fnキー」を押しながら対応したキーを押すことで十字キーやファンクションキーを使用することができますが、最初のうちは慣れが必要となってきます。
ブランドで選ぶ
今やゲーミングキーボードは様々なブランドが展開していて、各社が優秀なゲーミングキーボードを発売しています。
しかしAmazonでは中華製やノーブランドのゲーミングキーボードが販売されていることが多く、ものによっては耐久性が低く購入してすぐ壊れてしまうといった事態も起こりえます。
じゃあどのブランドを購入すればいいの?という方に、ゲーミングキーボードを購入するのにおすすめのブランドを紹介していきます。
Logicool(ロジクール)
今やゲーミングデバイスといえば「Logicool(ロジクール)」が第一にあがります。
プロゲーマーやプロストリーマーからも多く愛用されていて、安心と信頼が高いメーカーです。
どのブランドのキーボードを購入すればいいか迷ったときはLogicool(ロジクール)の製品を購入すれば失敗することはありません。
ローエンド~ハイエンドまで広いラインナップがあるので、ゲーミングキーボード初心者~上級者までどんな層にもおすすめできる、最も有名なブランドの一つです。
当サイトでは、LogicoolのおすすめゲーミングキーボードやLogicoolの評判も紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
Razer
ゲーミングブランドといえば「Razer」といっても過言ではないほど、Logicoolと並ぶトップクラスのメーカーです。
なかでも『BlackWidow』シリーズは10年以上続いてるシリーズで、FPSゲーマーから長いこと愛用されたキーボードです。
バックライトのLEDやデザインにもこだわった商品が多く、デバイスの見た目を気にするプレイヤーにとってもRazerは最高のゲーミングブランドです
Hyper X
「Hyper X」はキーボード・ヘッドセット・マイクなど様々なゲーミングデバイスを開発しているメーカーです。
キーボード自体は他のメーカーと比べてラインナップが豊富というわけではありませんが、洗練されたキーボードを発売しているため、どのモデルもプロ人気が高いのが特徴です。
また、基本的なゲーミング性能を重視しており、余計な要素を取り入れてないのも人気が高い要因となっています。
東プレ(REALFORCE)
静電容量無接点方式キースイッチを採用している『REALFORCE』シリーズで有名なメーカーです。
「東プレ」はゲーミングデバイスメーカーではありませんが、『REALFORCE』シリーズの優秀なスペックと正確性の高さは昔からFPSゲーマーに愛用されるキーボードです。
高価格なキーボードが多いですが、最高級の打鍵感を手にしたい方にはおすすめのメーカーです。
デザインで選ぶ
ゲーミングキーボードの中には、RGBの発色が美しいまさにゲーマー向けのデザインだったり、ピンク色のかわいいデザインのキーボードも発売されています。
やはり日常的に使用するものであれば、デザインは自分好みのほうがキーボードを使用するモチベーションやテンションも大きく変わってきます。
もちろん、シンプルイズベストなデザインもあるため、ゲーミングキーボードは自分好みのデザインを探すのに最適なデバイスです。
かわいいゲーミングキーボードを求めている方は、以下の関連記事を参考にしてみてください。
値段で選ぶ
ゲーミングキーボードは性能によって金額は変わってきます。
高性能であればあるほど金額は高くなっていくので、高性能なキーボードが欲しいのであれば高価格なキーボードを購入しましょう。
もちろん安いキーボードでもおすすめできる良い性能のキーボードはたくさんあるので、自分の予算にあった商品を選択しましょう。
この記事では6000円~30000円の価格帯のキーボードを紹介しているのでキーボード選びの参考にしてください。
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プロゲーマーの使用キーボードを選ぶ
最終的にキーボードの選択に困ったら、プロゲーマーと同じキーボードを購入するのもおすすめです。
プロゲーマーに使用されてるということは、それだけそのキーボードがFPS・TPSゲームで操作しやすいということです。
ProSettings.netでは1600人以上のプロゲーマー&ストリーマーの分析して、どのキーボードでゲームをしているかが記録されています。(個々に確認をとったわけではないので、100%確実な情報ではありませんが)
自分にはどのキーボードが合う分からないという人は、自分がプレイしてるゲームでプロ人気が高いキーボードを購入すれば間違うことはありません。
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ゲーミングキーボードに関するよくある質問
- ゲーミングキーボードって必要ですか?
-
必須です。
ゲーミングキーボードは複数キーの同時押しが可能で、耐久性も高く、長時間のキー操作でもミスがしづらい設計になっている為、FPSゲームに必要不可欠なデバイスです。
- ゲーミングキーボードを購入したらすぐにFPSで強くなれますか?
-
購入してすぐに強さを実感できるかは個人差があります。
ですが、普通のキーボードでプレイし続けるよりもキャラクターコントロールの精度が向上し、上達が早くなるのは間違いありません。「FPS用ゲーミングマウス」と一緒に使えばなお上達速度はアップします。
- どの軸(キースイッチ)がおすすめですか?
-
打鍵感や音の大きさなど、好みよって分かれるので、自分の好みを見つけるしかありません。
強いて一つ初心者の方におすすめするのであれば、しっかりとしたクリック感があり打鍵音もそこまでうるさくない「茶軸」をおすすめします。
- ゲーミングキーボードのライティングを変更するにはどうすればいいですか?
-
そのキーボードに対応したソフトウェアを導入することによって、キーボードのライティングやマクロキーなどを割り当てることができます。
(例:Logicool G製のキーボードなら「GHUB」、SteerSeries製なら「SteelSeries Engine」など)
- 中古のゲーミングキーボードを購入しようと思っているけど大丈夫?
-
おすすめしません。
もし購入した中古キーボードが故障していたり、自分で壊してしまった場合には保証が効きません。
新品で購入した場合はメーカーによって異なりますが、最低でも1年間の保証を受けることができます。
- ゲーミングキーボードのブランドは結局どこがいいですか?
-
この記事で紹介した「Logicool G」、「Razer」、「HyperX」「東プレ」は初心者~上級者までおすすめのブランドです。
それ以外にもFPS向けのおすすめキーボードで紹介した商品のブランドはおすすめです。
- Amazonにある、安価でデザインの良いノーブランドのゲーミングキーボードを購入しても大丈夫ですか?
-
おすすめしません。
一概にすべてのノーブランドキーボードが悪いとはいえませんが、中にはゲーミングキーボードといえない性能だったり、耐久性能が低い商品が販売されていることが多いです。
きちんとゲーミング市場で競争しているブランド品を購入することをおすすめします。
- FPSで勝つためにキーボード以外で買ったほうが良いデバイスはありますか?
-
FPS向けのゲーミングデバイスに興味のある方は「ゲーミングデバイス」カテゴリにある記事を参考にしてください。
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FPSにおすすめのゲーミングキーボードまとめ
厳選したおすすめキーボードと選び方のおさらいです。
厳選おすすめキーボード | ブランド | 接続方式 | 軸(キースイッチ) | サイズ | 配列 |
---|---|---|---|---|---|
G PRO X | Logicool | USB有線 | 青軸(赤・茶に切り替え可能) | テンキーレス | 日本語 |
Apex Pro | SteelSeries | USB有線 | OmniPointスイッチ | テンキーレス/フルサイズ | 日本語 |
Ducky One 2 Mini | DUCKY | USB有線 | 銀軸 | 60%サイズ | 英語 |
- FPSやTPSが上手くなりたいならゲーミングキーボードは必須
- 自分のプレイスタイル・好みに合わせてキーボードを選ぶ
- 迷ったらプロ人気No.1・売れ筋上位の「G PRO X」を購入すれば間違いない
- Amazonに売られているノーブランド品や中古品はおすすめしない
一度ゲーミングキーボードを使用したら、打鍵感の心地よさ、LEDの格好良さに普通のキーボードに戻れなくなること間違いありません。
実際、普段遣いするキーボードの打鍵感が気持ちいいだけでもゲームに対するモチベーション自体もアップします。
FPSをより快適にプレイしたり、強くなりたいプレイヤーはゲーミングキーボードを購入して他プレイヤーとの差を縮めましょう!
こちらの記事にて、当サイトが厳選したおすすめゲーミングPCを紹介しています。ぜひチェックしてください。