この記事では『黒い砂漠』をPC版でプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
ノートPCでがっつり遊びたい!という方は『黒い砂漠おすすめゲーミングノートPC』記事をご参考ください。
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RM5R-G60S |
11万円~ | 一番安く快適に『黒い砂漠』をプレイできるゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R46T |
20万円~ | リマスターモードをフルHD144fpsで遊べるコスパの良いゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R47T |
27万円~ | ウルトラモードで『黒い砂漠』を楽しめるハイエンドゲーミングPC |
ガレリア RL5C-R35 |
12万円~ | 144Hzに対応した高性能な軽量ノートPC |
『黒い砂漠』動作環境・推奨スペック
『黒い砂漠』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『黒い砂漠』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Core i3 |
メモリ | 4GB |
GPU | GeForce 9800 GTX / Radeon HD 3870 X2 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
設定を下げればプレイ自体はできますが、グラフィックが汚い上に、fpsが低い事が原因でプレイに制限がかかります。
推奨スペック
CPU | Core i5 |
メモリ | 8GB |
GPU | Nvidia GeForce GTX 970 / AMD RX 480 |
公式推奨スペックでは設定を下げなければ「60fps」を超えるフレームレートを常に安定して出すことはできません。
この構成のゲーミングPCで『黒い砂漠』をプレイすること自体はできますが、リマスターモードでのプレイは厳しいです。
リマスターモードの推奨スペック
CPU | Core i7-8700 |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 1070 8GB |
この構成のPCでリマスターモードのフルHDであれば60fpsが出せ、普通にプレイができます。
最高設定の4K画質ではまともにプレイはできないので、より良い環境を目指すにはさらに上のスペックを目指しましょう。
この記事では「リマスターモードで144fpsを出すことができるモデル」を紹介しているので参考にしてみてください。
ウルトラモードの推奨スペック
CPU | Core i7-12700K |
メモリ | 32GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 4070 Ti |
現段階ではウルトラモード4K画質でのプレイは現実的ではありませんが、超ハイエンドゲーミングPCなら可能性はあります。
推奨スペックはウルトラモードをフルHDで60fps出してプレイできる目安になっています。
メモリ32GBは好みが分かれるレベルですが、多くても損することはないので『黒い砂漠』をプレイしながら裏で配信や別作業を頻繁に行う方は32GBがおすすめです。
「ウルトラモードを本格的に遊びたい方におすすめのゲーミングPC」はこちらで紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『黒い砂漠』のプレイは、ほぼ不可能です。
ゲームが起動したとしても、画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げてようやく「15fps」出るかどうかのレベルです。
『黒い砂漠』には、フレームレートが低いとプレイに大きく制限がかかるゲームです。
コンボもまともに行えず、モンスターや人が多い場面ではフリーズする可能性があります。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『黒い砂漠』におすすめのゲーミングPC
『黒い砂漠』は格安の10万円ほどのゲーミングPCでも遊ぶことは可能ですが、ウルトラモードなどを目指すとなると高スペックなゲーミングPCが必要となってきます。
ここではユーザー用途に合わせて『黒い砂漠』に最適なゲーミングPCを厳選して紹介しています。
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RM5R-G60S |
11万円~ | 一番安く快適に『黒い砂漠』をプレイできるゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R46T |
20万円~ | リマスターモードをフルHD144fpsで遊べるコスパの良いゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R47T |
27万円~ | ウルトラモードで『黒い砂漠』を楽しめるハイエンドゲーミングPC |
ガレリア RL5C-R35 |
12万円~ | 144Hzに対応した高性能な軽量ノートPC |
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
【10万~】コスパ重視で『黒い砂漠』を遊びたい人は入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
長所
GTX 1660 SUPERが搭載された「RM5R-G60S」であれば、『黒い砂漠』をリマスターモードでフルHD(1980×1080)平均60fpsの環境でプレイ可能です。
リマスターモードの戦闘時に負荷がかかると60fpsを下回る場合がありますが、設定を下げれば144fpsも目指せます。
高速SSD搭載で、CS機(家庭用ゲーム機)よりも処理能力が高いのでロードが早いのも強みです。
とにかくコスパ重視でプレイを始めたい方にはおすすめです。
こちら、ほぼ同クラスのスペックのPCでのテスト動画ですが、平均で70fps出ています。
【20万~】リマスターモードのフルHDで144fps出したい人は大人気モデルがおすすめ
[PC-GALLERIA_XA7C-R46T]
『黒い砂漠』のリマスターモードは圧倒的に旧式のグラフィック設定と比較して映像が美しいです。
『黒い砂漠』をリマスターモード144fpsでプレイしたい!という要求を満たしてくれるのがRTX 3070が搭載された「XA7C-R46T」です。
上記の動画で使われているPCは「RTX 3060」搭載ですが、負荷が高くなる場面でもリマスターモードで70~100fps出ているので、この記事で紹介しているモデルはそれ以上のfpsでプレイできます。
もちろん『黒い砂漠』以外にも、『FF14』や『Apex Legends』などの大人気ゲームを最高設定でプレイしても問題なく動かせるモデルです。
「『黒い砂漠』も他のゲームも満足行くレベルで動かせるスペックが欲しい!」という方にはおすすめのゲーミングPCです。
【27万~】ウルトラモードも楽しみたい人にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
「XA7C-R47T」であれば、リマスターモードの4K設定でも60fpsが安定し、ウルトラモードのフルHD設定で144fpsを超える環境でプレイが出来ます。
ウルトラモードで負荷を気にせずスクリーンショットを撮ることもできます。
『黒い砂漠』はMMORPGの中では設定次第でかなり重い負荷がかかるゲームですが、このハイエンドPCで『黒い砂漠』の美しい世界を限界まで体験しましょう!
【12万~】ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 3050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.1kg
バッテリー : 5.9 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ガレリアのノートPCはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
さらにもともと144Hzに対応したモニターなので、高価なモニターなどの周辺機器は揃える必要がないため、その分の予算をアップグレードなどに重視することも可能です。
ノートPC本体のスペックとしては、リマスター設定でフルHD100fpsは出せるので、144hz対応モニターのパワーを引き出し快適なプレイが出来ます。
いつでもどこでも『黒い砂漠』が遊べるという点では、家庭用ゲーム機のPS4やPS5を完全に上回っています。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
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『黒い砂漠』のプレイはゲーミングPC環境がおすすめ!
『黒い砂漠』をプレイするためにはゲーミングPCを用意するのが最も快適にプレイできます。
高いフレームレートを維持し、高画質を維持するためにはゲーミングPCが必要だからです。
家庭用ゲーム機はゲーミングPCに対抗できない
『黒い砂漠』は様々なプラットフォームでクロスプレイ展開されていますが、どのハードもスペックでゲーミングPCに勝つことは出来ません。
「PS4」「Xbox One」はSSDが標準装備ではないため、ロード時間もゲーミングPCに勝てません。
次世代機でも『黒い砂漠』公式のお知らせにある通り、「画質」「フレームレート」共にゲーミングPCにはかないません。
ハード | フレームレート(fps) | 画質 |
---|---|---|
ゲーミングPC | 60fps~240fps | ウルトラモードまで可能 |
PS4 | 最大60fps | リマスター未満のオリジナル画質 |
Xbox One | 最大60fps | リマスター未満のオリジナル画質 |
PS5 | 最大60fps | PS4の画質+HDR対応 |
Xbox Series X | 最大120fps | Xbox Oneの画質+HDR対応 |
HDRとは、High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の略称で、従来よりも大きい幅で明るさの表現ができる技術です。
この技術により明るいところが白飛びしたり、暗いところが何も見えなくなることが無くなり、鮮明な描写が可能です。
また、CS版とPC版はサーバーが違い、最新パッチはPC版でなければプレイできません。
新クラスや、新地域の実装などがCS版はPC版に比べて遅いですが、PC版であれば最新パッチをいち早くプレイ可能です。
詳細なキャラクタークリエイトと作り込まれたグラフィック
『黒い砂漠』は「作り込まれたグラフィック」と、それを生かしたキャラクタークリエイトも魅力の一つです。
体の細部まで調整できるので理想のキャラクターを作成できます。
ハイエンドなゲーミングPCであれば、キャラクタークリエイトのやりがいが増し、美しい景色やキャラクターをスクリーンショットで撮影する楽しみが増えます!
ノンタゲならではの爽快アクションで狩りとPVPを楽しむ
『黒い砂漠』の大きな特徴はノンタゲ(ノンターゲティング戦闘)ならではのアクション性です。
各クラスごとに様々なスキルキャンセル連携があり「狩りに使うコンボ」「PVPで使うコンボ」が存在し、高速移動しつつも敵を視界に捉えるためにカメラを激しく動かすので、操作が忙しいアクションゲームです。
特にPVPでは正確な操作が求められ、「大規模GvG」「モンスターが多い狩場」では多数のプレイヤーやモンスターが入り乱れるため、PCのスペックが重要になります。
フレームレートが低いとコンボが失敗したり被弾が増え、プレイに支障をきたします。
筆者の経験上、『黒い砂漠』で満足にコンボを行うにはスペックの高いPCも必要ですが、MMO用多ボタンマウスを用意するのが最適と感じました。
コンボの派生技でしか本来は出せないスキルを、スキルスロットにセットして直接出せるため、多ボタンマウスにそのスキルを割り振ればキーボード操作を移動や回避に専念できるためです。
ノンタゲとは、ノン・ターゲティング(指定しない)の略称で、戦闘時に自分の行動範囲に居る敵に攻撃をヒットさせるアクション性の高い方式のジャンルです。
高フレームレートでプレイしたいならゲーミングモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高フレームレートを出せても、その映像を描画できる高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
以下のボタンからAmazonのゲーミングモニターの売れ筋ランキングがチェックできるので、気になった方は参考にしてみてください。
\ Amazon売れ筋モデル /
Acerゲーミングモニター SigmaLine 28インチ
ディスプレイサイズ | 応答速度 | リフレッシュレート |
---|---|---|
28インチ | 1ms | 60Hz |
TNパネルで応答速度1msというゲームプレイにぴったりのタイトな仕様で、まさに「ゲーミング4Kモニター」です。
『黒い砂漠』は作り込まれた「映像美」が魅力です。
壮大かつ美麗な世界を、ぜひ大画面の4K画質で冒険してください。
ASUS 4K DSCゲーミングモニター ROG STRIX XG27UQ 27インチ
ディスプレイサイズ | 応答速度 | リフレッシュレート |
---|---|---|
27インチ | 1ms | 144Hz |
「60Hzモニター」と「144Hzモニター」の差は明確です。
FPSをプレイするなら144Hzモニターを使えというのが定説です。
『黒い砂漠』はシビアなプレイが要求されるFPSとは違い、リフレッシュレートの差で極端に難易度が変わるわけではありません。
しかし、単純に操作がしやすくなるだけでなく、なめらかな映像で『黒い砂漠』への没入感も間違いなく変わってくるので、ぜひ一度高フレームレートの『黒い砂漠』の世界を体験してみてください。
以下の記事では格安モデルから「4K 144fps」まで、さまざまな144hz対応ゲーミングモニターを紹介していますので参考にしてください。
『黒い砂漠』おすすめゲーミングPC購入時によくある質問
- デスクトップとノートはどっちがいい?
-
「性能」や「コスパ」を重視するならデスクトップPCがおすすめ、「コンパクトさ」や「持ち運びやすさ」を重視するならノートPCがおすすめです。
ゲーミングノートPC中にも高性能ものはたくさんあるので、気になった方は「ゲーミングノートPCおすすめモデル」もチェックしてみてください。
- グラボなしで遊べる?
-
画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げてようやくカクカク動くかどうかというレベルなので、基本的には遊べません。
- 配信用PCはどれくらいのスペックが必要?
-
この記事で紹介するミドルスペックPCならゲームと配信を同時にやってもカクつきません。
- どれくらい安いPCで『黒い砂漠』ができる?
-
MMOといえど快適に遊ぶために60fps以上は維持したいので、どんなに安くても10万円前後のゲーミングPCを用意することをおすすめします。
- どれぐらいのスペックがあれば「ウルトラモード」で遊べる?
-
RTX 3060以上のGPUが搭載されていれば快適に「ウルトラモード」で遊べます。
もちろん、それ以下のGPUでも遊べることは遊べますが、フレームレートの低さが気になってしまうので、できるだけ高いGPUでプレイしたほうがより面白く遊べます。
- リマスターモードとウルトラモードの違いは?
-
リマスターモードは従来の『黒い砂漠』をより美しい描画にできるモードで、最高設定よりもPCへの負荷が強いです。
ウルトラモードはリマスターモードの画質をさらに上げれるモードで、ハイエンドPCでないと稼働させるのは難しいです。
『黒い砂漠』おすすめゲーミングPCまとめ
格安ゲーミングPCからガチ勢もしくは配信者向けのハイエンドゲーミングPCまで幅広く紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RM5R-G60S |
11万円~ | 一番安く快適に『黒い砂漠』をプレイできるゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R46T |
20万円~ | リマスターモードをフルHD144fpsで遊べるコスパの良いゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R47T |
27万円~ | ウルトラモードで『黒い砂漠』を楽しめるハイエンドゲーミングPC |
ガレリア RL5C-R35 |
12万円~ | 144Hzに対応した高性能な軽量ノートPC |
『黒い砂漠』はまだまだ人気の高いMMORPGです。
「フレームレートを上げてプレイしたい」「更に画質上げてプレイしたい」という方は、ぜひ高性能なゲーミングPCを購入して快適なMMOライフを送りましょう!
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。