『零 月蝕の仮面』はWii版のみで遊べるタイトルでしたが、とうとうマルチプラットフォームでリマスターされ、高画質になって帰ってきました!
この記事では『零 月蝕の仮面』をPC版で快適にプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・色んなゲームも安定してプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kで動画配信もしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定したノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『零 月蝕の仮面』動作環境・推奨スペック
『零 月蝕の仮面』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『零 月蝕の仮面』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Intel Core i5 4460 以上 |
メモリ | 4GB |
GPU | 1280×720解像度、30~60fps:NVIDIA GeForce GTX 660 以上, AMD Radeon R7 370 以上 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『零 月蝕の仮面』をプレイする場合、解像度と画質を下げないと30fps以上が出せないので、快適なプレイとは程遠い環境になってしまいます。
推奨スペック
CPU | Intel Core i7 4770 以上 |
メモリ | 8GB |
GPU | フルHD60fps:NVIDIA GeForce GTX 960 以上, AMD Radeon RX 570 以上 |
公式推奨スペックであればフルHD標準画質で60fps前後を目指せます。
しかし、複数の敵と遭遇した場合などの状況によっては60fpsを下回る場面も出てくるので、『零 月蝕の仮面』をどんな状況でも快適にプレイできるとはいえません。
また、高解像度のプレイも目指しやすい低負荷なゲームなので、『零 月蝕の仮面』を高画質でプレイしたい方はもう少し上のスペックを目指すことをおすすめします。
真の推奨スペック
CPU | Intel Core i5-12400 / AMD Ryzen 5 5600X |
メモリ | 16GB |
GPU | フルHD60fps:Nvidia GeForce GTX 1650 / AMD Radeon RX 6400 4K60fps:Nvidia GeForce RTX 3050 / AMD Radeon RX 5600 |
筆者が個人的に考える「フルHD・4Kそれぞれ安定して『零 月蝕の仮面』を遊べるスペック」は上記のようになります。
『零 月蝕の仮面』はWiiで動作していたゲームのリマスター作品なので、現在のゲーミングPCで動かす場合、かなり軽い部類です。
そのため、4K解像度でも遊べる余裕があるスペックを目指しやすくなっているので、ゲーミングPCで『零 月蝕の仮面』をプレイする場合、どうせなら4KやWQHDで最高画質でのプレイをおすすめします。
本記事で紹介しているモデルの中では「ガレリア RM5R-G60S」あたりのエントリークラスでも4Kで快適にプレイできます。
「ガレリア XA7C-R46T」の性能だと、快適に4Kで遊びつつ動画配信もする余裕があります。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『零 月蝕の仮面』のプレイは、不可能です。
理由は『零 月蝕の仮面』は最低でも「GTX 960」というグラボを要求しているゲームであり、「GTX 960」のスペックと同等の内蔵GPUは無いからです。
基本的に『零 月蝕の仮面』のような3Dグラフィックを駆使したアクションゲームは、グラボがないとまともに遊べないと思っておきましょう。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『零 月蝕の仮面』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
予算を抑えたい方は格安入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
約12万円とゲーミングPCの中でも価格が安めで、『零 月蝕の仮面』を4Kでも安定してプレイできる性能を持ったエントリーモデルです。
4Kでプレイする場合は対応モニターが必要ですが、演出に力が入っている『零 月蝕の仮面』を4Kでプレイすれば迫力がより一層増し、没入感が圧倒的に変わります。
『零 濡鴉ノ巫女』も同等のスペックで動作するので、零シリーズをなるべく安くPCでプレイしたい方におすすめです。
ホラーゲーム全般を4Kで遊びたい方は人気no.1モデルがおすすめ
『零 月蝕の仮面』以外のホラーゲームも高解像度の4Kでプレイしたい方には、ミドルスペックモデルがおすすめです。
『零 月蝕の仮面』を4K60fpsド安定でプレイできる性能があるので、余ったマシンパワーを動画配信にも回す余裕があります。
動画配信のネタに『零 月蝕の仮面』をプレイしたい方や、いろんなホラーゲームを高画質でプレイをしたい方はこのくらいのスペックがあると安心です。
動画配信者はハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
『零 月蝕の仮面』を4Kでプレイしながら高品質な動画配信を行いたい方は、ハイエンドPCがおすすめです。
自分のアバターを表示したり高画質で高音質な動画配信には、プレイするゲームに加えて配信ツール分のスペックが必要なので、大手配信者の方々は最低でもこのモデルくらいのゲーミングPCを使用しています。
スペック的には重量級のPCゲームも4K60fpsでプレイできるパワーがあるので、4KでプレイできないPCゲームはアリません。
動画配信や重めのゲームを4Kで安定プレイさせるにはメモリを32GB以上に増設する必要がありますが、メモリ自体の価格は高くないのでオプション変更か、別途メモリを購入することをおすすめします。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」「子供にいたずらされるので普段は収納しておきたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
『零 月蝕の仮面』においてのパフォーマンスは、4Kでも安定して60fpsでできるパワーがあるので、フルHDでも快適に動作します。
安定したゲーミング性能を持ったノートPCを探している方は、このモデルであればだいたいのPCゲームや、スマホ対応PCゲームも快適にプレイできるので最もおすすめできます。
いろんなPCゲームをインストールする場合はSSD増設が必須になりますが、外付けSSDなどを用意することで簡単に容量を増やせるので検討してみてください。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『零 月蝕の仮面』をプレイするならゲーミングPC・モニター環境がおすすめ
『零 月蝕の仮面』をプレイするためにはゲーミングPC・モニターを用意するのが最適です。
ここでは、ゲーム用のデバイスを揃えるとどのようなメリットがあるかを解説します。
MODで色々遊べるのはPC版の特権
『零 月蝕の仮面』は、前作の『零 濡鴉ノ巫女』でMODが盛んだったことを考えると、MOD配布がある可能性が非常に高いです。
考えられるMODの種類には、「衣服変更MOD」「カメラの制限解除MOD」「各種チート機能MOD」が挙げられます。
これにより、本来ならキャラクターを下から覗くと制限がかかって透明になってしまう機能を外したり、好きな見た目でプレイして自由にスクショを撮る、といった遊び方が可能になります。
プレイステーションなどのゲーム機ではMODは使用できないため、MODで遊べるのはPC版の特権です。
ゲーミングPCなら高画質環境でプレイできる
ハイスペックなパーツで構成されたゲーミングPCは、『零 月蝕の仮面』を4Kなどの高解像度でプレイするのに非常に適しています。
グラボを積んでいない日常利用のための普通のPCや、グラボを積んでても型落ちの古いPCでは、『零 月蝕の仮面』をプレイするためにはスペックが足りなかったり、4Kの負荷に耐えられません。
本記事で紹介しているような「ガレリア RM5R-G60S」クラスの格安ゲーミングPCでも4Kでプレイできるので、『零 月蝕の仮面』を最高の画質で遊んでみたい方にも、ゲーミングPCはおすすめです。
4Kでプレイする場合は、モニターも対応したモデルでなければ実現できないため、後述するおすすめモニターも参考にしてください。
高画質でプレイしたいならIPSゲーミングモニターがおすすめ
いくら良いゲーミングPCで高画質な映像を出力できても、その映像を描画できる対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
ここでは、色彩表現が鮮やかなIPSパネルを採用したゲーミングモニターを中心に、おすすめモデルを紹介します。
iiyama モニター ディスプレイ 23インチ
23インチ | 解像度:フルHD(1920×1080) | 応答速度:5ms(GtG) | リフレッシュレート:75Hz |
国産の老舗モニターブランドとして名高い「iiyama」のIPSモニターです。
D-Subミニ15ピン・ DVI-D24ピン(HDCP機能付)・HDMI端子に接続できるケーブル類は全て1.8mのものが付属しているので、購入してからすぐに接続できるのが嬉しいポイントです。
モニタースタンドは130mmの高さ調節と、横90℃とチルト24℃とピボット機能(縦向きにもできる)も搭載しているので、自分好みにモニターの角度や高さを変更できます。
画質も「iiyama」の質のいいIPSパネルで色彩が鮮やかなので文句なしです。『零 月蝕の仮面』をなるべく安く高画質でプレイしたい方におすすめです。
ASUS 4Kモニター TUF Gaming VG289Q1A
28インチ | 解像度:4K(3840×1440) | 応答速度:2ms | リフレッシュレート:75Hz |
28インチと大きな画面で、4K映像を楽しめるコスパに優れたゲーミングモニターです。
モニターのサイズが大きくなると、画素が荒くなりフルHDでは映像がにじんで見えてしまう事がありますが、画素が細かい4Kモニターではそういうことは起こりません。
IPSパネルなので、きめ細やかな4Kと合わさり『零 月蝕の仮面』の本来の映像美を表現できるでしょう。
ASUS TUF Gaming VG28UQL1A
28インチ | 解像度:4K (3840×2160) | 応答速度:1ms(GtG) | リフレッシュレート:144Hz |
4K・IPSパネル・144Hzという条件で言えば定番なのがこの「ASUS TUF Gaming VG28UQL1A」です。
『零 月蝕の仮面』は4K解像度にも対応しているので、このモニターとゲーミングPCを用意すれば、最高の環境でプレイできます。
大きいサイズのモニターと、色彩表現の幅が広い4K対応IPSパネルは、『零 月蝕の仮面』の演出を更に迫力あるものにするでしょう。
リフレッシュレートも144Hzと高周波で、他のPCゲームでもハイスペックゲーミングPCと合わせれば高品質な環境でプレイが可能なので、モニターにも妥協したくないハードゲーマーにおすすめです。
『零 月蝕の仮面』おすすめゲーミングPCまとめ
この記事では『零 月蝕の仮面』におすすめなゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・色んなゲームも安定してプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kで動画配信もしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定したノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『零 月蝕の仮面』は軽めのゲームでありながら、キャラクターが良く作り込まれているので、高解像度でのプレイがしやすいタイトルです。
4Kでのプレイには、4K対応モニターを用意する必要がありますが、フルHDとは大きく違う画質の良さは、迫力と没入感を大きく増すので非常におすすめです。
今回紹介したモデルは、どれも環境ごとに快適にプレイすることができるものを紹介しているので、自信の予算や用途にあったゲーミングPC選びの参考にしてください!
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。