マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」から発売されている、『G-Tune H5』をレビューしていきます。
この記事では、
以上、店舗で実機に触ったインプレッションも交えながらレビューしていくので、『G-Tune H5』を購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
G-Tune H5のスペック
グラフィック : RTX 3070 Ti
メモリ : 32GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 240hz 15.6型
重量 : 2.23kg
バッテリー : 10時間
ゲーム | 初級 | 中級 | 上級 | 最高級 |
Apex Legends | 60fps | 144fps | 240fps | WQHD 144fps |
フォートナイト | 60fps | 144fps | 240fps | WQHD 144fps |
マインクラフト | 60fps | 144fps | 影MOD | 4K 60fps |
FF14 | 60fps | 144fps | WQHD 144fps | 4K 60fps |
製品名 | G-Tune H5 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-10870H プロセッサー |
GPU | GeForce RTX™ 3070 Laptop GPU / インテル® UHD グラフィックス |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 512GB (NVMe) |
HDD | なし |
パネル | 15.6型 フルHDノングレア 240Hz(LEDバックライト) |
無線 | インテル® Wi-Fi 6 AX201 (最大2.4Gbps/ IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n) + Bluetooth 5モジュール内蔵 |
最大動作時間 | 約11.5時間 |
本体重量 | 約2.23kg |
保証期間 | 1年間無償保証・24時間×365日電話サポート |
GPU
『G-Tune H5』のGPUにはNvidia製の「GeForce RTX 3070 Laptop GPU」が搭載されています。
ノート用に開発されたGPUでレイトレーシングにも対応しており、性能的にはデスクトップ用に引けを取ることはありません。
『Apex Legends』では144fps以上、『Fortnite』などのバトルロワイヤル系では200fps以上でプレイ可能です。
フルHD画質であればほとんどのゲームを快適にプレイすることができる性能です。
GPUについては詳しく知りたい方は「GPUとは何か」で詳しく解説しています。
CPU
『G-Tune H5』のCPUは「Intel Core i7-10870H」が搭載されています。
インテルターボブースト使用時には5.0GHzまで性能を上げることが可能で、動画編集やゲーム配信でもたつくことのない十分な性能を備えています。
CPUについて詳しく知りたい方は「CPUとは何か」について詳しく解説しています。
メモリ
『G-Tune H5』は16GBから64GBまでメモリをカスタマイズできます。
普通にゲームをする分には16GBで十分ですが、動画編集やゲーム配信も視野に入れている方は32GBを選んだ方がよいでしょう。
メモリに関しては後からでも交換できるので、とりあえず16GBで様子を見るのもありです。
メモリについて詳しく知りたい方は「メモリとは何か」の記事も参考にしてみてください。
パネル
『G-Tune H5』は15.6型 フルHDノングレアの240Hzパネルを搭載しています。
240HzはノートPCとしてのリフレッシュレートの最高峰で、これ以上は知覚が難しいほど滑らかな描写が可能です。
ゲームでもコンマ秒単位での差が勝敗をわけることもありますので、パネルが高リフレッシュレートであることは大きなメリットといえます。
ストレージ
『G-Tune H5』のストレージはNVMe SSDを512GB~2TBまでカスタマイズ可能です。
SSDのなかでも高性能なNVMe SSDを使用し、PC起動やゲームのロードで時間がかかることはありません。
ノートPCは後からストレージの交換が難しいので、多くのゲームをインストールしたい方はあらかじめ1TB以上を選んだ方がよいでしょう。
バッテリー
『G-Tune H5』は約11.5時間というロングライフのバッテリーを搭載しています。
マウスの秋葉原ダイレクトショップにて実際のバッテリーの持続時間を確認したところ、ほぼカタログ通りの駆動時間とのことでした。
バッテリーの駆動時間は高負荷と低負荷の両方を調べて平均を取っているということなので、ゲームをしていると極端に短くなるということはなさそうです。
G-Tune H5のベンチマーク性能
ゲーム | 初級 | 中級 | 上級 | 最高級 |
Apex Legends | 60fps | 144fps | 240fps | WQHD 144fps |
フォートナイト | 60fps | 144fps | 240fps | WQHD 144fps |
マインクラフト | 60fps | 144fps | 影MOD | 4K 60fps |
FF14 | 60fps | 144fps | WQHD 144fps | 4K 60fps |
ここでは『G-Tune H5』がどれぐらいの性能を持っているか紹介します。
今回はマウス秋葉原ダイレクトショップの実機にてファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークでの結果を記載します。
写真撮影NGだったのですが、12000以上のスコアを記録し、【非常に快適】となりました。
このベンチマークテストを元に推測した各ゲームでのFPS値が上の図となります。
『Apex Legends』は144fpsは確実に超えることが可能です。一方、240fpsは冷却が間に合わず狙うのは難しいようです。
このベンチマークは戦闘しない時間も含めた平均フレームレートです。人が密集しているところや、エフェクトが激しい場面ではもちろん重くなり、この平均fpsは維持できません。
また、それぞれゲーム別で計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
G-Tune H5の性能レビュー
『Apex Legends』や『Fortnite』のようなバトルロワイヤルゲームで、低画質であれば144fpsは問題なく狙える性能があります。
ゲームや画質によっては240fps出すことも可能なので、パネル性能を余すことなく使い切れます。
また動画編集やゲーム配信をしたいという方でもCPUの性能が高めなので、快適に作業をすることができます。
G-TuneH5の特徴
- マウスのゲーミングノートのフラッグシップ機
- メカニカルキーボード搭載
- 240hzパネル
マウスのゲーミングノートPCのフラッグシップ機
『G-Tune H5』はマウスのゲーミングノートのフラッグシップ機です。
GPUはノート用の「RTX 3070」を搭載し、ほとんどのゲームを快適にプレイすることができます。
CPUは第10世代の「Core™ i7-10870H プロセッサー」を搭載することでゲームプレイだけではなく、高い処理能力を求められるゲーム実況でも快適なパフォーマンスを発揮します。
これはゲーミングノートの中でもかなり高性能の部類に入ります。
ゲーミングのサブ機としてのみならず、メインとしても十分に活用できるスペックを備えています。
全キー同時押し対応のメカニカルキーボード
ノートPCながらメカニカルキーボードを搭載していることも特徴の一つです。
ノートPCへのメカニカルキーボードの搭載は難しかったのですが、15.6インチのサイズでそれを実現しました。
一般的なメンブレン式と異なり、クリック感のある正確なゲームプレイが可能です。
実際にキーを触ってみた感じとしては適度なストロークがあり、カシャカシャとした軽快な打鍵音も心地良いと感じました。
キーピッチも十分に確保されているので、押し間違えは少なくなりそうです。
またタッチバッド部分も軽い力でクリックでき、マウスのトラックも非常にスムーズでした。
240hzディスプレイ
デスクトップだと別に購入しなければならないモニターもノートには最初からついてきます。
『G-Tune H5』最大の特徴である240Hzに対応したモニターは、あえてゲーミングモニターを買い足さなくていいという意味で大きなメリットです。
G-Tune H5と他製品との比較
製品名 | G-Tune H5 | G-Tune E5-165 | G-Tune P5-144 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル® Core™ i7-10870H プロセッサー | インテル® Core™ i7-10870H プロセッサー | インテル® Core™ i7-10750H プロセッサー |
グラフィックス | GeForce RTX™ 3070 Laptop GPU / インテル® UHD グラフィックス | GeForce RTX™ 3060 Laptop GPU / インテル® UHD グラフィックス | GeForce® GTX 1650 Ti / インテル® UHD グラフィックス |
メモリ | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) | 16GB (8GB×2 / デュアルチャネル) |
M.2 SSD | 512GB (NVMe) | 512GB (NVMe対応) | 512GB (NVMe対応) |
パネル | 15.6型 フルHDノングレア 240Hz | 15.6型 WQHDノングレア 165Hz | 15.6型 フルHDノングレア 144Hz |
重量 | 約2.23kg | 約 1.73kg | 約 2.01kg |
動作時間 | 約 11.5時間 | 約 7.5時間 | 約 8.5時間 |
価格 | 199.800円~ | 169,800円~ | 149,800円~ |
商品ページ | G-Tune H5 | G-Tune E5-165 | G-Tune P5-144 |
PC本体の価格は、パーツの価格帯や在庫数によって大きく変動します。
『G-Tune H5』を他のG-TuneモデルのゲーミングノートPCと比較してみました。
G-Tune E5-165
グラフィック : RTX 3060
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 165Hz 15.6型
重量 : 1.72kg
バッテリー : 5.5時間
G-Tune H5と比較するとGPUがRTX 3060とワンランク下のものになっていますが、十分にゲームを楽しめる性能を備えています。
H5はパネルがフルHDだったのに対し、より高精細なWQHD(2,560×1,440)となっているので、クオリティの高い映像を楽しむことができます。
またWQHDでは画質の向上に伴ってフレームレートを上げにくくなるので、165fpsあたりがちょうどいいぐらいです。
ゲームを綺麗な映像で楽しみたい方にはこちらもおすすめの選択となります。
G-Tune P5-144
グラフィック : GTX 1650 Ti
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144hz 15.6インチ
重量 : 2.01kg
バッテリー : 8.5時間
CPUの若干のダウングレードに加え、GPUが2世代ほど前のものを搭載しています。
ライトなゲームを気軽に楽しむ分には問題ありませんが、Apexなどを快適にプレイしたいとなると少々厳しい面が出てくるでしょう。
サブ機として出先で軽くゲームがしたいという方にはおすすめします。
G-Tuneの評判・特徴
G-Tuneの評価
コスパ | 他ショップと比べても最上位のコスパ |
サポート | 24時間×365日電話サポート |
品質 | 「国内工場」かつ「手作り」での生産 |
出荷日 | 注文から翌営業日~一週間のモデルが多い |
保証 | 1年間の無償保証期間 |
送料/手数料 | 3,300円 |
「G-Tune」は他のゲーミングPCブランドと比べて性能が高め、かつ丁寧な品質で有名です。
ゲーミングPCはすべて国内工場の日本製なので、耐久性は折り紙付きです。
「G-Tune」のゲーミングPCは、他社ショップと比べて値段を下げるか、ストレージを増やすなどして必ずお得なモデルになるよう調整されています。
数あるBTOショップの中でもカスタマイズ性は非常に高く、メモリや電源はもちろん、PCケースまで自由に変更可能です。
購入後のサポートにも熱心で、24時間365日、電話によるアフターサポートを受け付けています。
初心者からすれば手厚いサポートに安心して買えるゲーミングPCの一つです。
「G-Tune」の他のゲーミングPCについて知りたい方は以下の記事からおすすめのゲーミングPCを参考にしてください。
G-Tune H5のレビューまとめ
グラフィック : RTX 3070 Ti
メモリ : 32GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 240hz 15.6型
重量 : 2.23kg
バッテリー : 10時間
『G-Tune H5』はこういう人におすすめです。
- 持ち運びに便利なノートでゲームがしたい
- Apexやフォートナイトなどを高FPSでプレイしたい
- 動画編集やゲーム配信もやりたい
『G-Tune H5』はサブ機としてもメインのゲーミングPCとしても安心して使える超高スペックなノートPCです。
特に初めてゲーミングPCを買う方にはパネルもキーボードも買い足す必要がないので、購入後すぐにゲームを楽しむことができます。
さらに高リフレッシュレートのパネルとメカニカルキーボードを搭載することで、デスクトップPCに匹敵するゲーム環境をオールインワンで整えることが可能です。
またゲーム配信も同時にしたい方にもCPUの性能が十分なので、もたつくことなくスムーズに配信できます。
キーボードもゲーミングノートPCのフラッグシップ機にふさわしい性能を持っているので、買って後悔することはないといえるでしょう。
こちらの記事にて、当サイトが厳選したおすすめゲーミングPCを紹介しています。ぜひチェックしてください。