ドスパラのゲーミングPCブランド「GALLERIA」から発売されている、『GALLERIA ZA7C-R38』をレビューしていきます。
この記事では、
上記の項目を解説しながらレビューしていくので、『GALLERIA ZA7C-R38』を購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
GALLERIA ZA7C-R38のスペック
ゲーム | 初級 | 中級 | 上級 | 最高級 |
Apex Legends | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
フォートナイト | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
マインクラフト | 60fps | 144fps | 影MOD | 4K 60fps |
FF14 | 60fps | 144fps | WQHD 144fps | 4K 60fps |
製品名 | GALLERIA ZA7C-R38 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | Intel Core i7-11700K |
GPU | GeForce RTX 3080 |
メモリ | 16GB |
M.2 SSD | 1TB(NVMe) |
HDD | なし |
無線 | なし |
電源 | 850W 静音電源【80PLUS® GOLD】 |
本体重量 | 約14kg |
保証期間 | 1年間無償保証 |
GPU
『GALLERIA ZA7C-R38』のGPUにはNvidia製の「GeForce RTX 3080」が搭載されています。
「GeForce RTX 3080」は、RTX30シリーズの中でも上位モデルに位置するGPUです。多くの人気ゲームを最高画質で楽しめるほどのスペックを持ち、レイトレーシング対応のゲームを4Kで快適にプレイすることも可能です。
GPUについては詳しく知りたい方は「GPUとは何か」で詳しく解説しています。
CPU
『GALLERIA ZA7C-R38』のCPUは「Intel Core i7-11700K」が搭載されています。
「Intel Core i7-11700K」は第11世代のCore プロセッサーであり、最新モデルということもあってcorei7の中でもスペックは最上位に位置します。ゲームをプレイするだけでなく、同時に配信をしても問題ないほどのスペックを持っています。
CPUについて詳しく知りたい方は「CPUとは何か」について詳しく解説しています。
ストレージ
『GALLERIA ZA7C-R38』のストレージは1TB (NVMe)SSDが搭載されています。
NVMeの規格を採用したSSDのため、従来のものよりも処理能力が高く、ゲームのロード時間の大幅な短縮が見込めます。
標準だと1TBのSSDが搭載されていますが、様々なゲームをプレイしたい方や動画編集なども行いたい方にはカスタマイズしてSSDを増設するか、HDDを追加することおすすめします。なお、SSDは最大2TBまで、HDDは最大8TBまでの増設が可能です。
SSDとHDDの具体的な違いについては「SSDとHDDの違いを解説」のページで解説しています。
電源
スタンダード | ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ | チタン | |
---|---|---|---|---|---|---|
マーク | ||||||
電力変換効率 | 80% | 82~85% | 85~88% | 87~90% | 89~92% | 90~94% |
『GALLERIA ZA7C-R38』の電源は「850W(80PLUS GOLD)」が搭載されています。
「80PLUS」とは、電源の電力変換効率の指標で、スタンダードからチタンまでの6段階で表されます。
『GALLERIA ZA7C-R38』で使用されている電源は「80PLUS GOLD」の基準を満たしており、高スペックなゲームをプレイしていても熱くなりにくく安定した動作が期待できるほか、変換効率の高さから省電力にもなります。
電源ついて詳しく知りたい方は「PC電源とは何か」で詳しく解説しています。
GALLERIA ZA7C-R38のベンチマーク性能
ここでは『GALLERIA ZA7C-R38』のGPUやCPUの性能や、実際にゲームで稼働できるフレームレートをグラフやテーブルで比較していきます。
GPUやCPUは記載されているスコアが高ければ高いほど高性能です。
GALLERIA ZA7C-R38のGPU性能
GPU | 3DMARKスコア | TGP(総消費電力) | 希望小売価格 |
---|---|---|---|
RTX 3090 | 19930 | 350W | 1499ドル |
RTX 3080 Ti | 19573 | 350W | 1199ドル |
RTX 3080 | 17704 | 320W | 699ドル |
RTX 3070 Ti | 14825 | 290W | 599ドル |
RTX 3070 | 13748 | 220W | 499ドル |
RTX 3060 Ti | 11856 | 200W | 399ドル |
RTX 3060 | 8833 | 170W | 329ドル |
GTX 1660 Ti | 6821 | 120W | 279ドル |
GTX 1660 SUPER | 6103 | 125W | 229ドル |
GTX 1660 | 5771 | 120W | 219ドル |
GTX1650 | 3620 | 75W | 149ドル |
GTX 1050 Ti | 2356 | 75W | 139ドル |
GALLERIA ZA7C-R38のCPU性能
CPU | PASSMARKスコア | TDP(熱設計電力) |
---|---|---|
AMD Ryzen 9 3900XT | 32924 | 105W |
AMD Ryzen 7 5800X | 28494 | 105W |
Intel Core i9-11900K | 25579 | 125W |
Intel Core i7-11700K | 25088 | 125W |
Intel Core i9-10900K | 23932 | 125W |
AMD Ryzen 7 3700X | 22788 | 65W |
Intel Core i7-10700K | 19464 | 125W |
Intel Core i9-9900K | 18834 | 65W |
Intel Core i5-11500 | 17909 | 65W |
Intel Core i7-9700K | 14550 | 95W |
AMD Ryzen 5 2600X | 14079 | 95W |
Intel Core i5-9600K | 10819 | 95W |
GALLERIA ZA7C-R38のゲーム性能
by:GPUCheck
このベンチマークは戦闘しない時間も含めた平均フレームレートです。人が密集しているところや、エフェクトが激しい場面ではもちろん重くなり、この平均fpsは維持できません。
また、それぞれゲーム別で計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
ゲーム | 初級 | 中級 | 上級 | 最高級 |
Apex Legends | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
フォートナイト | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
マインクラフト | 60fps | 144fps | 影MOD | 4K 60fps |
FF14 | 60fps | 144fps | WQHD 144fps | 4K 60fps |
GALLERIA ZA7C-R38の性能レビュー
『Apex Legends』や『フォートナイト』のようなバトルロワイヤルゲームでも、フルHDなら最高設定で240fps以上を安定して出すことが可能なスペックを誇ります。
また、CPU、GPUともにハイスペックなモデルを搭載した本製品は、4Kでも60fps以上を安定させてプレイすることが可能です。4Kで人気タイトルを遊びたいという方にはぜひともおすすめしたい一台といえます。
ハイスペックな本製品ならゲーム配信も動画編集も快適にできます。標準で16GB搭載されているメモリも、最大128GBまでカスタマイズすることが可能なので、重くなってしまうのが心配な方にも安心です。
GALLERIA ZA7C-R38の特徴
『GALLERIA ZA7C-R38』の特徴を解説していきます。
GALLERIAモデルはシリーズによってPCケースの外観や機能性が異なります。
ハイクラスなCPUとGPU
CPUはIntelの第11世代「Core i7-11700K」を、GPUはRTX30シリーズでも上位のモデルである「RTX 3080」を搭載しています。
どちらもゲーミング性能が高いパーツでまさしくこのモデルの価格に見合っていて、コストパフォーマンスに長けています。
高スペックながら比較的お手ごろな価格なので、特に初めてハイスペックのモデルを買う方におすすめできるハイスペックの入門的なモデルとなっています。
シンプルかつ重厚感のあるデザイン
黒を基調としたPCケースは、どんな部屋にもマッチするデザインとなっています。
また、PC上部のコンソールパネルには、電源のスイッチやUSBポートが配置されており、傾斜が付いているためスイッチを押しやすいように45°の傾斜がついています。
安心の「リジッドカードサポート」
本製品は、「リジッドカードサポート」と呼ばれる部品でグラフィックカードを上下に固定された状態で配送されるため、配送中の接触不良などの事故を未然に防いでくれます。
冷却性能の高いPCケース
ケース内部には140mmの大型冷却ファンが搭載されており、両側面と天板には排気穴があるので抜群の冷却性能を持ち、静音性にも優れているため、長時間のプレイにも安心です。
GALLERIA ZA7C-R38と他製品との比較
製品名 | GALLERIA ZA7C-R38 | GALLERIA XA7C-R38 | GALLERIA ZA7R-R38 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | インテル Core i7-11700K | AMD Ryzen 7 3700X | AMD Ryzen 7 5800X |
グラフィックス | GeForce RTX™ 3080 | GeForce RTX™ 3080 | GeForce RTX™ 3080 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
M.2 SSD | 1TB (NVMe) | 1TB (NVMe) | 1TB (NVMe) |
ハードディスク | なし | なし | なし |
重量 | 約14kg | 約14kg | 約14kg |
価格 | 309,980円(税込) | 279,980円(税込) | 319,980円(税込) |
商品ページ | GALLERIA ZA7C-R38 | GALLERIA XA7C-R38 | GALLERIA ZA7R-R38 |
PC本体の価格は、パーツの価格帯や在庫数によって大きく変動します。
『GALLERIA ZA7C-R38』を他のGALLERIAモデルと比較してみました。
「GALLERIA XA7C-R38」はGPUの構成は一緒で、CPUがAMD製の「Ryzen 7 3700X」を搭載しているという違いがあります。
CPUは『GALLERIA ZA7C-R38』に搭載されているものと比べると性能が若干低い分、価格も3万円ほど安くなっています。4Kでゲームをプレイしたいというより、フルHDで200fps以上が安定して出る環境でプレイできれば良いという方にはおすすめです。
「GALLERIA ZA7R-R38」は、CPUにAMD製の「Ryzen 7 5800X」を採用しており、スペックは「Core i7-11700K」に近いです。『GALLERIA ZA7C-R38』と同様のスペックで、Ryzenを使用したモデルを探している方におすすめです。
他の2モデルと比べると、『GALLERIA ZA7C-R38』はCPUのスペックが高く、より高画質で高いパフォーマンスが求められるゲームをプレイするのに適したモデルといえます。
CPU、GPUともにハイスペックでバランスがとれているため、どちらかがボトルネックとなって最大限のパフォーマンスを発揮できなくなる心配がありません。
自分が遊ぶゲームや用途に合わせて、価格やスペックを選択するのがおすすめです。
ガレリアの評判・特徴
ガレリアの評価
コスパ | 他ショップと比べても最上位のコスパ |
サポート | 24時間×365日電話サポート |
品質 | 「国内工場」かつ「手作り」での生産 |
出荷日 | 注文から翌営業日~一週間のモデルが多い |
保証 | 1年間の無償保証期間 |
送料/手数料 | 3,300円 |
「ガレリア」は他のゲーミングPCブランドと比べてコストパフォーマンスの高さで有名です。
ゲーミングPCはすべて国内工場かつ日本製で、出荷スピードは随一です。
「ガレリア」のゲーミングPCは他社が(セール以外では)対抗できないほど性能と値段を両立させているため、「初めてのゲーミングPC」におすすめしたいブランドです。
PCが安いからといって使用パーツまで謎ブランドの安物ということはなく、ほとんどパーツは製造元が公開されているので安心です。
「ガレリア」の他のゲーミングPCについて知りたい方は以下の記事からおすすめのゲーミングPCを参考にしてください。
GALLERIA ZA7C-R38のレビューまとめ
『GALLERIA ZA7C-R38』はこういう人におすすめです。
- FPSで240fpsを維持してプレイしたい
- 人気タイトルを4K+60fpsで安定してプレイできる環境がほしい
- ゲーム実況や配信もしてみたい
『GALLERIA ZA7C-R38』は、バランスのとれたハイスペックのゲーミングPCの定番モデルです。
FPSやバトロワで240fpsでランク上位を目指そうとしている方や、4Kの美しいグラフィックで人気AAAタイトルをプレイしてみたいという方には最適の一台です。
なお、ゲーム配信や動画編集をしたいと考えている方は、メモリを32GB以上に増設することをおすすめします。
とりあえず最高スペックでゲームをプレイしたいという方なら、『GALLERIA ZA7C-R38』を買えば後悔することはないはずです。
こちらの記事にて、当サイトが厳選したおすすめゲーミングPCを紹介しています。ぜひチェックしてください。