ドスパラのゲーミングPCブランド「GALLERIA」から発売されている、『GALLERIA RM7C-R37』をレビューしていきます。
この記事では、
上記の項目を解説しながらレビューしていくので、『GALLERIA RM7C-R37』を購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。
GALLERIA RM7C-R37のスペック
グラフィック : RTX 3070
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
ゲーム | 初級 | 中級 | 上級 | 最高級 |
Apex Legends | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
フォートナイト | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
マインクラフト | 60fps | 144fps | 影MOD | 4K 60fps |
FF14 | 60fps | 144fps | WQHD 144fps | 4K 60fps |
製品名 | GALLERIA RM7C-R37 RTX3070 |
OS | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X |
GPU | GeForce RTX 3070 |
メモリ | 16GB(8GB×2) |
M.2 SSD | 1TB(NVMe) |
HDD | なし |
無線 | なし |
電源 | 650W 静音電源【80PLUS® BRONZE】 |
本体重量 | 約14kg |
保証期間 | 1年間無償保証 |
GPU
『GALLERIA RM7C-R37』のGPUにはNvidia製の「GeForce RTX 3070」が搭載されています。
「RTX 3060」はレイトレーシング対応RTX30シリーズのハイクラスなモデルに位置するGPUです。
『Apex Legends』をはじめとするバトロワゲームにおいて、戦闘中は特に負荷がかかりやすくfpsが落ちてしまいますが、「RTX 3070」なら、戦闘中でも安定して144fps以上を出すことが可能です。
GPUについては詳しく知りたい方は「GPUとは何か」で詳しく解説しています。
CPU
『GALLERIA RM7C-R37』のCPUは「AMD Ryzen 7 3700X」が搭載されています。
「Intel Core i7-10700K」に近いスペックを持ち、Ryzenシリーズでは弱いとされていたゲームにおけるパフォーマンスも改善されて、GPUの性能も十分に発揮することができます。
CPUについて詳しく知りたい方は「CPUとは何か」について詳しく解説しています。
ストレージ
『GALLERIA RM7C-R37』のストレージは1TB (NVMe)SSDが搭載されています。
NVMe SSDは中でも高性能なSSDで、PCの起動やゲームのローディング時間がかなり高速になります。
様々なゲームタイトルをSSDに入れたい方は、SSDの容量をカスタマイズで増やすのがおすすめです。
また、長時間の動画ファイルを大量に保存する方は、HDDを増設することをおすすめします。
SSDとHDDの具体的な違いについては「SSDとHDDの違いを解説」のページで解説しています。
電源
スタンダード | ブロンズ | シルバー | ゴールド | プラチナ | チタン | |
---|---|---|---|---|---|---|
マーク | ||||||
電力変換効率 | 80% | 82~85% | 85~88% | 87~90% | 89~92% | 90~94% |
『GALLERIA RM7C-R37』の電源は「650W(80PLUS BRONZE)」が搭載されています。
80PLUS認証は電源の電力変換効率の性能を表す指標です。
スタンダード→チタンというグレード順に変換効率が良く(=省電力)なります。
『GALLERIA RM7C-R37』の電源は平均的なグレードの「BRONZE」を搭載しています。
電源ついて詳しく知りたい方は「PC電源とは何か」で詳しく解説しています。
GALLERIA RM7C-R37のベンチマーク性能
ここでは『GALLERIA RM7C-R37』のGPUやCPUの性能や、実際にゲームで稼働できるフレームレートをグラフやテーブルで比較していきます。
GPUやCPUは記載されているスコアが高ければ高いほど高性能です。
GALLERIA RM7C-R37のGPU性能
GPU | 3DMARKスコア | TGP(総消費電力) | 希望小売価格 |
---|---|---|---|
RTX 3090 | 19930 | 350W | 1499ドル |
RTX 3080 Ti | 19573 | 350W | 1199ドル |
RTX 3080 | 17704 | 320W | 699ドル |
RTX 3070 Ti | 14825 | 290W | 599ドル |
RTX 3070 | 13748 | 220W | 499ドル |
RTX 3060 Ti | 11856 | 200W | 399ドル |
RTX 3060 | 8833 | 170W | 329ドル |
GTX 1660 Ti | 6821 | 120W | 279ドル |
GTX 1660 SUPER | 6103 | 125W | 229ドル |
GTX 1660 | 5771 | 120W | 219ドル |
GTX1650 | 3620 | 75W | 149ドル |
GTX 1050 Ti | 2356 | 75W | 139ドル |
GALLERIA RM7C-R37のCPU性能
CPU | PASSMARKスコア | TDP(熱設計電力) |
---|---|---|
AMD Ryzen 9 3900XT | 32924 | 105W |
AMD Ryzen 7 5800X | 28494 | 105W |
Intel Core i9-11900K | 25579 | 125W |
Intel Core i7-11700K | 25088 | 125W |
Intel Core i9-10900K | 23932 | 125W |
AMD Ryzen 7 3700X | 22788 | 65W |
Intel Core i7-10700K | 19464 | 125W |
Intel Core i9-9900K | 18834 | 65W |
Intel Core i5-11500 | 17909 | 65W |
Intel Core i7-9700K | 14550 | 95W |
AMD Ryzen 5 2600X | 14079 | 95W |
Intel Core i5-9600K | 10819 | 95W |
GALLERIA RM7C-R37のゲーム性能
by:GPUCheck
このベンチマークは戦闘しない時間も含めた平均フレームレートです。人が密集しているところや、エフェクトが激しい場面ではもちろん重くなり、この平均fpsは維持できません。
また、それぞれゲーム別で計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
ゲーム | 初級 | 中級 | 上級 | 最高級 |
Apex Legends | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
フォートナイト | 60fps | 144fps | 240fps | 4K 144fps |
マインクラフト | 60fps | 144fps | 影MOD | 4K 60fps |
FF14 | 60fps | 144fps | WQHD 144fps | 4K 60fps |
GALLERIA RM7C-R37の性能レビュー
『Apex Legends』や『フォートナイト』のようなバトルロイヤルゲームでも、最高設定+144hzモニターで問題なく遊べることができるハイクラスのGPUを搭載したモデルです。
ゲームタイトルによっては設定を下げることで240fps以上出すことが可能なので、240hzモニターを購入しても実力も存分に発揮できます。
CPUも第三世代Ryzenのハイクラスに位置する性能なので、ゲームをプレイしながらのゲーム配信も十分可能です。
設定次第では『Apex Legends』などの高負荷なゲームでも144Hzを維持しながらの配信が可能です。
GALLERIA RM7C-R37の特徴
『GALLERIA RM7C-R37』の特徴を解説していきます。
GALLERIAモデルはシリーズによってPCケースの外観や機能性が異なります。
万人にお勧めできるハイクラスなGPUとCPUの組み合わせ
GPUはRTX30シリーズでもハイクラスモデルである「RTX 3070」を、CPUはRyzenの第三世代「Ryzen 7 3700X」を搭載しています。
どちらもゲーミング性能が高いパーツでまさしくこのモデルの価格に見合っていて、コストパフォーマンスに長けています。
最新ゲームを快適にプレイでき、配信もなんなくこなしてしまうと、どんな方にもおすすめできるハイクラスCPUとハイクラスGPUのオールマイティなモデルです。
シンプルで高級感のあるデザイン
シンプルで落ち着いたデザインとなっており、どんなお部屋にも合わせられるデザインとなっています。
ケース全面に印字されたロゴにより高級感もあります。
電源スイッチやUSBポートなどはPC前面のコントロールパネルにまとめられています。
少し傾斜がついているため、ボタンを押しやすくケーブルの抜き差しも簡単で実用性が高いです。
計算されつくしたエアフロー設計
ゲーム中、PCの各パーツは非常に高温になるため優れたエアフロー設計は必要不可欠です。
静穏性と冷却性を両立させるため、ケース内部には140mmの大型冷却ファンが搭載されており、吸気排気を高度にコントロールしています。
気分や好みで自由に変えれるRGB-LEDライティング
筐体の前面にはRGB-LEDライトが搭載されており、専用のソフトウェアを使用することで気分や好み、お部屋の雰囲気に合わせてライティングのパターンを自由に変えることができます。
新システム「リジッドカードサポート」
RTX30シリーズは従来のGPUに比べて非常に大型で重いため、マザーボードが湾曲してしまう、GPUが落下するなどの心配があります。
『GALLERIA RM7C-R37』では「リジッドカードサポート」によりRTX 3070を固定することによりパーツの破損や落下などのリスクをなくしています。
GALLERIA RM7C-R37と他製品との比較
製品名 | GALLERIA RM7C-R37 | GALLERIA RM7C-R37 | GALLERIA XA5R-R37 |
OS | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット | Windows 10 Home 64ビット |
CPU | AMD Ryzen 7 3700X | インテル Core i7-11700 | AMD Ryzen 5 5600X |
グラフィックス | GeForce RTX™ 3070 | GeForce RTX™ 3070 | GeForce RTX™ 3070 |
メモリ | 16GB | 16GB | 16GB |
M.2 SSD | 1TB (NVMe) | 1TB (NVMe) | 1TB (NVMe) |
ハードディスク | なし | なし | なし |
重量 | 約14kg | 約14kg | 約14kg |
価格 | 249,980円(税込) | 259,980円(税込) | 244,979円(税込) |
商品ページ | GALLERIA RM7C-R37 | GALLERIA RM7C-R37 | GALLERIA XA5R-R37 |
PC本体の価格は、パーツの価格帯や在庫数によって大きく変動します。
『GALLERIA RM7C-R37』を他のGALLERIAモデルと比較してみました。
「GALLERIA RM7C-R37」はCPUにIntel製の「Core i7-11700」を搭載しています。「Core i7-11700」は『GALLERIA RM7C-R37』に搭載されているものよりも性能も価格もわずかながら上のもので、より高スペックなPCを探している方、IntelのCPUが好きな方におすすめのモデルです。
「GALLERIA XA5R-R37」はGCPUがAMD製の「Ryzen 5 5600X」を搭載しているという違いがあります。CPUは『GALLERIA RM7C-R37』に搭載されているものよりも性能も価格も若干下のものが搭載されており、配信などCPUに負荷が大きい作業をしない方、少しでもパソコン本体の価格を下げたい方におすすめのモデルです。
他の2モデルと比べると、中間グレードに位置するのが『GALLERIA RM7C-R37』です。
自分が遊ぶゲームや用途に合わせてスペックを選択するのがおすすめです。
ガレリアの評判・特徴
ガレリアの評価
コスパ | 他ショップと比べても最上位のコスパ |
サポート | 24時間×365日電話サポート |
品質 | 「国内工場」かつ「手作り」での生産 |
出荷日 | 注文から翌営業日~一週間のモデルが多い |
保証 | 1年間の無償保証期間 |
送料/手数料 | 3,300円 |
「ガレリア」は他のゲーミングPCブランドと比べてコストパフォーマンスの高さで有名です。
ゲーミングPCはすべて国内工場かつ日本製で、出荷スピードは随一です。
「ガレリア」のゲーミングPCは他社が(セール以外では)対抗できないほど性能と値段を両立させているため、「初めてのゲーミングPC」におすすめしたいブランドです。
PCが安いからといって使用パーツまで謎ブランドの安物ということはなく、ほとんどパーツは製造元が公開されているので安心です。
「ガレリア」の他のゲーミングPCについて知りたい方は以下の記事からおすすめのゲーミングPCを参考にしてください。
GALLERIA RM7C-R37のレビューまとめ
グラフィック : RTX 3070
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
『GALLERIA RM7C-R37』はこういう人におすすめです。
- 『Apex Legends』などのバトロワで144fpsを維持してプレイしたい
- FPSを240fps以上を維持してプレイしたい
- ゲーム実況や配信もしてみたい
『GALLERIA RM7C-R37』はすべての方におすすめできるハイスペックなゲーミングPCです。
『Apex Legends』などの高負荷なバトルロワイアルゲームを最高設定かつ144fps以上でプレイすることはもちろんのこと、設定を下げれば240fps以上でのプレイも可能です。
CPUもハイクラスモデルを搭載しているため、ゲーム配信や動画編集などのCPUに負荷がかかる作業も難なくこなしてくれます。
ゲームを快適にプレイでき、配信もできるハイスペックのゲーミングPCをお探しの方には『GALLERIA RM7C-R37』はぜひ検討すべき一台です。
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