「ゲーミングPCとクリエイターPCの違いが分からない」「どっちを買えば正解?」といった疑問を抱えている方に向けて、丁寧に解説していきます。
上記の内容についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。
また、「クリエイターPCおすすめモデル」「初心者におすすめのゲーミングPCモデル」ではジャンル別や価格別におすすめモデルをまとめているので参考にしてみてください!
おすすめゲーミングPC
製品名 | 種類 | GPU | CPU | メモリ | SSD/HDD |
---|---|---|---|---|---|
RM5R-G60S | デスクトップ | GTX 1660 SUPER | Ryzen 5 4500 | 16GB SDRAM | 500GB NVMe SSD |
XA7C-R46T | デスクトップ | RTX 4060 Ti | Core i7-13700F | 16GB SDRAM | 1TB NVMe SSD |
XA7C-R47 | デスクトップ | RTX 4070 | Core i7-13700F | 16GB SDRAM | 1TB NVMe SSD |
おすすめクリエイターPC
製品名 | 種類 | GPU | CPU | メモリ | SSD/HDD |
---|---|---|---|---|---|
mouse K5 | ノート | MX550 | Core i7-10750H | 16GB SDRAM | 512GB NVMe SSD |
DAIV FX-A5G50 | デスクトップ | RTX 3050 | Ryzen 5 7600 | 16GB SDRAM | 500GB NVMe SSD |
DAIV FX-I7N2A | デスクトップ | RTX A2000 | Core i7-12700 | 32GB SDRAM | 512GB SSD / 2TB HDD |
ゲーミングPCとクリエイターPCの違いは?
クリエイターPCとゲーミングPCは基本的に同じパソコンです。
両者の大きな違いは、メモリ容量とGPUの有無や搭載されているシリーズの違いです。
パソコンを構成するパーツはどんな用途のパソコンでも基本的に同じで、最低でも「CPU」「メモリ」「電源」「記憶装置(HDD、SDD等)」「マザーボード」が必要になります。
ゲーミング用途やクリエイティブな分野で利用するパソコンは、これらに加えて「GPU(グラフィックボード)」を搭載されているモデルがほとんどです。
また、外観に関して、クリエイターPCはシンプルでクールなデザインのものが多いですが、ゲーミングPCはレインボーのイルミネーションを発する部品が多く採用されたりと、比較的派手なデザインが多い傾向です。
CPU
CPUは用途に限らず、パソコンにおいて最も重要なパーツの一つです。
ゲーミング用途に限定するなら、Core-i5~7で十分ですが、クリエイター用途になると非常に高負荷な作業もあるので、できる限りCPUの性能は高い方がよいでしょう。
具体的に例をあげると、Core-i7~9、Ryzen 7~9のいずれかの最新世代のものを搭載したモデルが理想です。
クリエイター用途ならマルチタスクに強いRyzenシリーズの方がやや優れています。
GPU
GPUはゲーミングPC、クリエイターPC双方で重要なパーツです。
クリエイター用途のPCのエントリーモデルには、GPUを搭載していないものもあり、簡単なお絵描きくらいなら問題ないですが、動画編集や3DCG制作、RAW現像など重めの作業には向いていません。
ゲーム向けのGPUである「GeForce」シリーズでも、クリエイター用途として十分使用できます。
3DCGやCADの作業がメインなら、OpenGLに最適化されている「Quadro」シリーズ搭載モデルを推奨します。
両者の違いについては下記の記事にて詳しく解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
メモリ
ゲーミングPCに搭載されているメモリは8~16GBのものが多く、クリエイターPCは16GB~64GBまで搭載されているものが多いです。
ゲームをプレイするより、クリエイター用途の方がより多くのメモリを必要とするので、クリエイターPCの方が初期容量が多くなっています。
簡単なお絵かきくらいならそこまでメモリは必要ないのですが、大きな解像度や複数レイヤーのイラストや、3DCG、動画編集の作業は非常にメモリを消費します。
ただし、ゲームの中には非常に多くのメモリを要求するタイトルはあります。
多めにメモリを搭載すればどのタイトルもさらに快適にプレイできますので、メモリは多いに越したことはありません。
ゲーミングPCとクリエイターPCの価格の違い
クリエイターPCとゲーミングPCの価格の違いについて解説します。
両者は基本的なパーツ構成は同じなので、パーツごとのスペックの差によって価格差が生じます。
初期スペックはクリエイターPCの方が高いことが多く、上級者向けモデルになるにつれてその差は顕著になっていきますので、基本的にクリエイターPCの方が高価です。
逆に、エントリーモデルに近づくにつれて、クリエイターPCの方が価格が安い傾向にあります。
理由としては、軽めのクリエイター作業はGPUがなくても可能なものがあるからです。
従って、目的や予算に応じたスペック選定が非常に重要になってきます。
ゲーミングPCとクリエイターPCはどっちがおすすめ?
結論としては、よほど用途を限定しない限りはゲーミングPCを選択するのがおすすめです。
理由としては、両者は基本的なパーツはほぼ同じで、ゲーミングPCでもほとんどのクリエイター作業を行うことが可能だからです。
ただし、3DCADなどGPUがQuadroシリーズ推奨ものもあるので、そういった用途がメインの方は素直にQuadroを搭載したクリエイターPCを選択した方がよいでしょう。
また、QuadroシリーズはGeForceシリーズと比べて、ゲーミング用途に向いていないので、そういう観点からもどちらも無難にこなせるゲーミングPCをおすすめします。
おすすめのゲーミングPCモデル
この項目では、筆者がおすすめするゲーミングPCを紹介します。
用途や予算に応じてピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
製品名 | 種類 | GPU | CPU | メモリ | SSD/HDD |
---|---|---|---|---|---|
RM5R-G60S | デスクトップ | GTX 1660 SUPER | Ryzen 5 3500 | 16GB SDRAM | 500GB NVMe SSD |
XA7C-R46T | デスクトップ | RTX 4060 Ti | Core i7-13700F | 16GB SDRAM | 1TB NVMe SSD |
XA7C-R47 | デスクトップ | RTX 4070 | Core i7-13700F | 16GB SDRAM | 1TB NVMe SSD |
ゲーミングPC初心者におすすめの格安スタンダードモデル
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
「GALLERIA RM5R-G60S」はドスパラで取り扱っているゲーミングPCの中で非常にコスパに優れたモデルのひとつです。
誰でも手の届きやすい価格にも関わらず、『フォートナイト』などを始めとした比較的軽めのゲームは問題なくプレイが可能です。
最新のAAAタイトルを4K最高設定でプレイするには流石にスペック不足ですが、普通にゲームを楽しむライト層には十分な一台です。
総じて、初めてゲーミングPCを購入する方に特におすすめのモデルです。
本格的にゲームを始めたい方向けのミドルスペックモデル
「XA7C-R46T」は、レイトレーシングに対応したグラフィックボードを搭載したミドルスペックゲーミングPCです。
高性能CPUとRTX 4060 Tiを搭載し、非常に高いゲーミング性能を有しています。
このくらいのスペックになると、ほとんどのゲームを最高設定+高fpsで遊ぶことができます。
本格的にパソコンでゲームを始めようと考えている方におすすめの一台です。
ワンランク上のゲーマーを目指せるハイスペックモデル
「XA7C-R47」はライトユーザーがワンランク上のゲーマーにステップアップするのに最適なハイスペックゲーミングPCです。
非常に高い水準でまとまったスペックにも関わらず、コストパフォーマンスに非常に優れています。
ゲーミングPCは最強スペックを求めると、正直コストパフォーマンスは悪くなるので、バランス的にはちょうどよいモデルと言えます。
4K画質+高fpsを維持することも可能なスペックなので、性能を100%引き出してゲームを堪能するには、4Kディスプレイをあわせて購入するのがおすすめです。
おすすめのクリエイターPCモデル
この項目では、筆者がおすすめするクリエイターPCを紹介します。
用途や予算に応じてピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
製品名 | 種類 | GPU | CPU | メモリ | SSD/HDD |
---|---|---|---|---|---|
mouse K5 | ノート | MX550 | Core i7-10750H | 16GB SDRAM | 512GB NVMe SSD |
DAIV FX-A5G50 | デスクトップ | RTX 3050 | Ryzen 5 7600 | 16GB SDRAM | 500GB NVMe SSD |
DAIV FX-I7N2A | デスクトップ | RTX A2000 | Core i7-12700 | 32GB SDRAM | 512GB SSD / 2TB HDD |
お絵描き用途におすすめな入門モデル
グラフィック :GeForce MX550
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB (NVMe)
モニター : 15.6インチ ノングレア
重量 : 約1.97kg
バッテリー駆動時間 : 約8時間
「mouse K5」は高性能なCPUであるCore i7と16GBのメモリを搭載しているので、クリエイター向けPCとして十分活躍できる一台です。
GPUは搭載しているものの、性能自体は控えめな性能なので、3DCG制作など高負荷な作業には向いておらず、どちらかというとお絵描きや簡単な動画編集といった軽めの作業に最適なと言えます。
重量が2kgを切るので、あまり持ち運びの負担にならない点も評価できます。
快適な作業環境を実現するミドルスペッククリエイターPC
グラフィック : RTX 3050
メモリ : 16GB
ストレージ : 500GB NVMe SSD
「DAIV FX-A5G50」はマルチに活躍するミドルスペックのクリエイターPCです。
イラスト、DTP、RAW現像や高画質動画編集など大抵の作業はストレスなく行えるスペックです。
全体的なスペックが高いのはもちろん、メインストレージの他に、2TBの大容量HDDを搭載しているので、容量が大きくなりがちな動画編集などの保存に最適です。
まさにプロ向けの最強クリエイターPC
グラフィック : RTX A2000
メモリ : 32GB SDRAM
ストレージ : 1TB SSD
「DAIV FX-I7N2A」は、超ハイスペックのプロ向けのクリエイターPCです。
GPUは、クリエイター用途に特化した「RTX A2000」を搭載している点がほかのDAIVシリーズとの大きな違いです。
「RTX A2000」はプロフェッショナルのワークステーション向けのGPUで、3D CADや写真加工・動画編集・RAW現像も楽々こなします。
言い換えれば、GeForceと比べてゲーミング用途はやや苦手なので、ゲーミングPCとの差別化はできています。
クリエイターPCとゲーミングPCの違いまとめ
クリエイターPCとゲーミングPCの違いについてまとめます。
- 両者の主な違いはメモリ容量や搭載されているGPUの種類
- ゲーミングPCでもほとんどのクリエイティブな作業は可能
- プロ向けのクリエイターPCはQuadroやRTX Aシリーズが搭載されている
- どちらか迷ったらゲーミングPCを買えば間違いない
クリエイターPCとゲーミングPCはどちらも基本的に違いはなく、大きな違いは初期に搭載されているメモリ容量とGPUの種類の違いです。
プロ向けのクリエイターPCは、メモリが大容量でGPUとしてQuadroやRTX Aシリーズ採用されています。
ゲーミングPCでもほとんどのクリエイティブな作業は行えるので、ゲーミングPCかクリエイターPCどちらを買えばいいか迷ったら、ゲーミングPCを購入すれば間違いはありません。
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