社会人になると、Officeソフトを使った資料作成やテレワークなどでパソコンを使う場面が増えていきます。
この記事では、パソコンの必要性を知るため、仕事でパソコンを使う場面と失敗しない選び方を紹介します。
より詳しく用途別や種類別にノートパソコンについて知りたいという方は「初心者におすすめのノートパソコンモデル」を参考にしてみてください!
手っ取り早くおすすめのノートPCが見たい方は以下のテーブルを参考にしてみてください。
\仕事の資料作りや事務作業に最適/
社会人にノートパソコンはいらない?→持っていると便利
- ノートパソコンを使用した方が効率的に作業ができる
- ノートパソコンは自由に持ち運びが可能
会社の業務のために、オフィスソフトを使用して文書作成や表計算ソフトを使った資料作りはタブレットでも可能ですが、キーボードとマウスが使用できるパソコンで行ったほうがスピーディーになり効率的です。
またその中でもノートPCは自由に持ち運べて、場所を選ばず手軽に作業や仕事の打ち合わせを行えるので、社会人の方にノートPCは必要であると言えます。
すでにPCを持っている方でも、仕事用にノートPCを用意すればさらに便利な環境を構築でき、様々なメリットもあるためおすすめです。
当サイトの記事で「パソコンを二台持つメリット」を紹介しているので合わせてご覧ください。
社会人におすすめのノートパソコンの選び方
仕事用にパソコンを選ぶ際に、何を基準にすれば良いかを紹介します。
オフィスソフトがインストールされているか
別売りでオフィスソフトを購入しても良いですが、標準でオフィスソフトが搭載されているPCの方が安上がりな場合が多いです。
オフィスソフト内臓型のノートPCはビジネス向けに優れているモデルも多いため、なるべくオフィスソフト内臓型のものを選びましょう。
OS
「Windows OS」を選べば間違いないですが、音楽やグラフィックデザインなどのクリエイティブな作業に特化するのであれば、「Mac OS」を選択すれば仕事の効率化ができます。
また、プログラムの知識があり予算をできるだけ抑えたいという方は、「Linux」を選ぶという手もあります。
CPU
intel製のCPUであれば、「Core i5」第9世代以上の性能であれば問題なく作業ができるでしょう。
AMD製のCPUはマルチタスクに優れるCPUです。「Ryzen 5 3500」あたりの性能であればビジネス向けとしては十分な性能が確保できます。
クリエイティブな作業をするのであれば、上記の性能よりもできるだけランクが上のCPUを使用したほうが無難です。
メモリ
メモリはOSの動作とブラウザ起動するだけでメモリを3~4GB使用することが多いため、最低でも8GB必要です。
そこからビジネスに使用するツールに合わせてメモリが大きいものを選ぶ必要があります。
ポスター並みの大解像度でイラストを描いたり、3Dモデル制作をするなどの高負荷な作業をする場合は、メモリを32G積んだほうが作業が捗ります。
ストレージ
ストレージはとりあえず500GB以上と、外付けSSDなどを別途購入すれば問題ないでしょう。
画像や動画などのデータを大量に保存する必要がある場合は、外付けSSDなどに保存すればメインPCのストレージが画像や動画などで埋め尽くされません。
データにアクセスする場合は、外付けドライブのフォルダを見れば良いので、管理もしやすくなります。
また、データだけコンパクトに持ち運ぶためにUSB記憶デバイスもあるとベストです。
重量や駆動時間
ノートPCを出先へ持ち運んだりする際は、重量やバッテリーの駆動時間が重要です。
スペックが上がると重量が上がり、バッテリー駆動時間も短くなっていくので、自身の求めるスペックとこれらの取り回しの良さを比較して決めましょう。
\仕事の資料作りや事務作業に最適/
OSはどれがおすすめ?
ここでは、数あるOSの中からどれを選べばいいか分からない方に向けて、
- Windows
- Mac OS
- Chrome OS
- Linux
上記のOSの特徴を紹介していきます。
Windows
一番のシェアを誇るOSなので一番無難な選択肢です。
様々なデータへの互換性に優れ、「Windows」搭載モデルのパソコンは大変多いので選択肢の幅もあります。
普段使いとの併用もしやすいため一番おすすめできるOSです。
Mac OS
標準で動画編集ソフトや、音楽制作ソフトが搭載されていてクリエイティブな作業に優れたOSです。
UIが直感的な操作で行えるため操作性も高く、アイフォンでiOSの操作に慣れている方はすんなり馴染めると思います。
また、他社のOSを同時に起動できる「Boot Camp(ブートキャンプ)」機能があり、「Windows」と併用することも出来ます。
自身が持っているデバイスが「Apple」製の物が多く、クリエイティブな作業をビジネスにしている方におすすめできます。
Chrome OS
「Google」社が提供するOSで、搭載型PCの値段が安くカジュアルに使いやすさを重視した作りになっています。
ウェブ上でアプリケーションを実行する技術を使用しているので、スペックをあまり必要としないOSのため軽いのが特徴です。また、Android製のアプリケーションをPCで実行できるのも強みです。
「Chrome OS」はテキストデータやスプレッドシートなどを「Google Chrome」で行う社会人の方や、学業で使用するのに向いています。
Linux
サーバー用OSとして主に使用されることが多いOSで、技術者レベルの知識がないと満足に扱うことが出来ません。
Windowsでの実行ファイル「.exe」もLinuxではそのままで動かないほど互換性が乏しいです。
利点としては無料でインストールでき、カスタマイズが豊富なところです。
知識がありシステム開発用PCとしての使用を目的とし、価格を抑えたいのであればおすすめできますが、主な用途は前述したとおりサーバー用なので候補からは外れるでしょう。
\仕事の資料作りや事務作業に最適/
社会人におすすめのノートパソコン
社会人におすすめのPCは、オフィスソフト搭載型かどうか、持ち運び安いか、CPUとメモリの性能が最重要です。
次に、ストレージの大きさやバッテリー駆動時間を見ましょう。
ここでは「ドスパラ・マウスコンピューター」などのBTOショップを中心に社会人におすすめのノートパソコンを7選紹介していきます。
【マルチタスク重視】mouse B5-A5A01IS-B
グラフィック : Radeon グラフィックス
メモリ : 8GB
ストレージ : 256GB NVMe SSD
モニター:15.6型
バッテリー駆動時間:約7.5時間
重量:約1.62kg
- 高性能なAMD製CPUでマルチタスクに優れる
- アルミ素材で重量が軽い
- ゲームには向かないが、動画編集などの作業は早め
AMD製のマルチタスクに優れたコスパ重視CPU「Ryzen 5 5500U」を搭載したモデルです。
アルミ素材を使用しスリムで重量も軽く、取り回しの良さが魅力です。
グラフィックボードがないのでゲームには向きませんが、エンコード作業などの処理能力には優れます。
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【GPU搭載】GALLERIA RL5R-G165
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.1kg
バッテリー : 8.9 時間
- グラボ搭載型のゲーミングノートPC
- ビジネス利用の中では高性能モデル
- ゲーム用途にも使える
「GTX 1650」を搭載し、グラフィック処理に優れたゲーミングノートPCです。
「ゲームは一切しない」という方でも、ゲーミングノートPCは普通のPCに比べての「高性能」なのが特徴なので、ゲームをしない方の利用でも一切困ることはありません。
性能が高いゆえにバッテリー駆動時間が短めですが、テレワークを主にするのであればそこまで気にはなりません。
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【Chrome OS搭載】HP Chromebook 14a
モニター | フルHD 14インチ IPSディスプレイ |
バッテリー駆動時間 | 11時間 |
重量 | 約1.33kg |
- 手軽にノートPCが始められるChrome OS搭載PC
- 小型で1kg程度なので取り回しが良い
- 高速通信Wi-Fi 6対応
「Chrome OS」はGoogle Chromeユーザーであれば、慣れ親しんだ操作ができるOSです。
このモデルは小型なので気軽にバックに持ち運んで、タブレット感覚で使用できるのが強みです。
Googleアカウントと手軽に連携して使用できるので、Googleドキュメントやスプレッドシートで業務を行っている方におすすめできます。
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【Mac OS搭載】Apple MacBook Pro
モニター | フルHD 13.3インチ Retinaディスプレイ |
バッテリー駆動時間 | 18時間 |
重量 | 約1.4kg |
- クリエイティブな作業に優れたMac OS搭載PC
- 様々なApple製品と連携できる
- あざやかな色彩を再現するRetinaディスプレイ搭載
画像編集や動画編集に優れたツールが標準搭載されている、Mac OS搭載型のノートPCです。
操作の仕方もiPhoneと同じ感覚で行えるので、iPhoneユーザーはすんなり覚えられると思います。
また、Apple製品と様々な連携が可能です。
iPhoneで撮影した資料などもこのMac Bookに手軽に落とし込め、編集作業も行えるのでクリエイティブな作業を行う方や、Apple製品ユーザーの方におすすめできます。
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社会人におすすめのノートパソコンに関するよくある質問
- デスクトップとノートパソコンはどっちが壊れやすい?
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使い方にもよりますが、持ち運びや外で使う機会が多い分ノートパソコンの方が壊れやすい傾向にあります。
また、ノートパソコンはパーツの交換が難しいため、ひとつのパーツが故障してしまうと簡単に修理できません。
ノートパソコンを使う際は、衝撃を与えないように注意して、十分に排熱できるよう気をつけましょう。
- ノートパソコンは何年で買い替えればいい?
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ノートパソコンは、5年を目安に買い替えると良いでしょう。
パソコンを買い替えるタイミングについて詳しく知りたい方は「パソコンを買い替えるタイミングはいつ?」を記事も参考にしてください。
- 社会人になったら私用のノートパソコンはいらない?
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「社会人にノートパソコンはいらない?」の項目でも解説したとおり、社会人の方にこそ私用のノートパソコンがあると便利です。
特に、Office搭載のモデルであればビジネス用途にも使えます。
Office搭載のパソコンについてより詳しく知りたい方は、「Office(オフィス)搭載のおすすめパソコン」の記事もあわせてお読みください。
- 買ってはいけないノートパソコンは?
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CPU性能が極端に低いモデルや、メモリが4GB以下のモデルは避けましょう。
また、いくら安いとしても中古のノートパソコンはパーツが劣化している可能性があるため、おすすめできません。
買ってはいけないノートパソコンについては、「買ってはいけないノートパソコンの特徴」の記事で詳しく解説しています。
- 買って良かったノートパソコンは?
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本記事で紹介しているモデルは、どれも社会人におすすめのノートパソコンです。
「社会人におすすめのノートパソコン」で紹介したモデルを選べば間違いありません。
初心者の方や他のモデルも気になる方は、「初心者におすすめのノートパソコンモデル」の記事もあわせてお読みください。
\仕事の資料作りや事務作業に最適/
社会人におすすめのノートパソコンまとめ
- 持ち運びやすさとオフィスソフト搭載型かどうかが最重要
- メモリとCPUが優れていれば作業が捗る
- 重いソフトを動かす場合はグラフィックボード搭載型
- クリエイティブな作業特化にするのであればMac OS
これらの点を踏まえてビジネス利用に合ったノートPCを選びましょう。
また、ゲーミングノートPCは高性能なパーツでビジネス利用にも使えるのでおすすめです。
\仕事の資料作りや事務作業に最適/
当記事では「おすすめのゲーミングノートPC」も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。