Amazonでは基本的に未開封・未詳の商品であれば原則として返品や返金の対応がされています。
しかし、開封してしまった商品についてはどのような対応を行っているのかなど以下の内容についても紹介します。
また、当サイトでは「Amazonセールの開催期間」についても詳しくまとめているので、気になった方は参考にしてみてください。
Amazonは開封済みでも返品が可能
結論から言えばAmazonでは開封した商品でも返品することが可能です。
しかし、開封した商品は原則として、商品代金の50%を支払わなくてはならない決まりとなっています。
Amazonは2014年3月以前は自己都合かつ開封済みであっても全額返金対応していましたが、現在は原則商品代の50%に規約が変更されているので、Amazonの利用を最近再開した人などは注意が必要です。
なお、基本的に未開封&未使用の状態で30日以内であれば、自己都合であってもすべての商品の返品と返金が可能な点に変更はありません。
- サイズが思っていたより大きかった
- 間違えて購入してしまった
- 商品のイメージが違った
- 必要なくなった
開封済みと判断されるケース
Amazonが開封済みと判断されるケースを紹介します。
- メーカーの梱包が開封されている(Amazonの段ボールは開けても問題ない)
- メーカーの梱包が破損している
- 商品に使用した形跡がある
- 商品タグが外されている
- 再梱包された形跡がある
基本的に上記の内容に該当すると開封済みとみなされてしまいますが、稀に初めから梱包に不備があったり、破損しているなど、ユーザーに落ち度がない場合でもAmazonは開封済みとみなしてしまうケースがあります。
開封済みでも全額返金してもらえるケース
開封済みでも自己都合でなければ全額返金をしてもらえる場合があります。
- 商品が作動しない、破損している
- 明らかな初期不良がある
- 注文した商品と違う商品が届いた
上記のように明らかに商品そのものに問題がある場合は開封済みでも全額返金してもらえるケースがあります。
いかなる理由であっても返金できないケース
自己都合でも未開封でもなくても返金してもらえないケース(対象)があります。
- 特注生産品
- 受注生産品
- 刻印、刻字入りの商品
- 食料品
- メーカーが初期不良と認めていないもの(液晶パネルのズレ、ドット抜け、使用後の外観の傷など)
- 車のタイヤやホイールセット
- Apple製品
特注品や受注品などオーダーメイドに近い特殊な商品は他のユーザーに販売することが不可能になってしまうため、Amazonにおいても返品することはできません。
また食料品など、賞味期限が決まっているものなども返品ができませんので、近しい消耗品関係もできない可能性が高いことを留意しておきましょう。
Amazonへの開封済み商品の返品手順
Amazonで開封済みの商品を返品する方法を解説します。
Amazonの注文履歴を開き、返品したい商品を選んでください。
この時点で返品が不可に指定されている商品は手続きを行うことができません。
返品希望商品の交換または返金を選択すれば次の手順に移ります。
専用のIDラベルが必要になるため、返品専用の商品情報が記載されたラベルをプリントします。
返送する商品を破損しないようになるべく緩衝材を入れるなどして丁寧に梱包してください。
割れ物・こわれもの物が含まれていることがわかるシールなどを貼れればなおよいでしょう。
コンビニや宅配事業所などに持ち込み、または集荷をしてもらい返送ラベルを貼り梱包した商品を返送します。
普通郵便など配送の追跡ができないサービスは紛失などのトラブルに発展する可能性がありますので、極力配送番号や伝票が残り追跡ができるサービスを利用しましょう。
Amazonの返品に関してよくある質問
Amazonでの返品についてよくある質問をまとめました。
- 開封とはどこまでが開封となるのでしょうか?
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メーカーが梱包したパッケージを開けてしまうと開封にあたります。
商品が届いた時の段ボールは開けても商品の開封には当たりません。
- 未開封ですが必要がなくなってしまいました。この場合返送するとどうなりますか?
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基本的には自己都合であっても未開封であれば全額返金、返品が可能ですが、商品によっては未開封でも不可な場合があるので買う前にカスタマーサービスや商品詳細を確認しましょう。
- 未開封商品の返品可能期限はありますか?
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Amazon.co.jpおよびAmazonマーケットプレイスの大半の出品者は、原則として商品到着から30日以内の返品・交換ができるようになっています。
- 配送料や返送料金は返金されますか?
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開封状態にかかわらず、配送料・手数料およびギフトラッピング料は返金されません。
- Amazonギフト券は返品できますか?
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交換・返品はしていません。
- 友人にAmazonで贈り物をしたいのですが、その際に商品に不具合があった場合は誰が返品手続きを取ればいいのでしょうか?
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基本的にプレゼントされた側の所有物となりますので、受け取った方のAmazonアカウントで返品・交換の手続きを済ませる必要があります。
Amazonの返品に関してまとめ
Amazonの返品に関してまとめます。
- 開封済みであっても返品は可能だが、商品代金の50%は負担しなければならない
- ユーザーに落ち度がなくても開封済みと判断されてしまうケースがある
- 開封済みでも全額返金されるケースもある
- 開封状態に関わらず返品・交換できない商品も存在する
Amazonは商品開封後でも返品は可能だが、商品の状態などで返済額が変わってきます。
基本的に未開封であれば自己都合であっても100%返金が可能になので、開封する前に自身の状況を確認してから返品するかどうかを判断することがおすすめです。
また、メーカーが梱包した商品パッケージが最初から破損している場合などは開封済みと捉えられてしまうこともあります。
したがって、できるだけ段ボールを開けた状態の写真を撮っておきAmazonカスタマーに相談した上で返品をした方がいいでしょう。
Amazonに返品する際はぜひ本記事を参考にしてください。