『Ark(アーク)』は2015年のアーリーアクセスから人気が高い、オープンワールド恐竜サバイバルアクションゲームです。
当時は最適化が問題で、かなりのハイエンドモデルでも動作が安定しませんでしたが、現在は主流のゲーミングノートPCでも遊べるくらいにはなってきました。
この記事では『ARK(アーク)』をゲーミングノートPCでプレイしたい方の「結局どのゲーミングノートPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
ノートPCではなくデスクトップのおすすめが知りたい!という方は「『ARK(アーク)』おすすめゲーミングPC」を参考にしてみてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングノートPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RL5R-G165 |
10万円 | 一番安く『Ark(アーク)』をプレイできるゲーミングノートPC |
ガレリア XL7C-R45 |
16万円 | 標準画質の『Ark(アーク)』を30~60fpsで遊べるノートPC |
ガレリア XL7C-R46 |
18万円 | 標準~高画質設定で楽しめるノートPC |
G-Tune P6-I7G60BK-A |
22万円 | マルチプレイのホストも快適なハイエンドモデル |
『ARK(アーク)』動作環境・推奨スペック
『ARK(アーク)』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『ARK(アーク)』が快適に動作するかを紹介します。
要求スペック
CPU | Intel Core i5-2400/AMD FX-8320 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GTX 670 2GB/AMD Radeon HD 7870 2GB |
上記は公式サイトが発表している要求スペックですが、このスペックでは正直快適にプレイできるとは言えません。
『ARK(アーク)』を始めとしたオープンワールドゲームは、かなりスペックに負荷がかかります。特にメモリは最低限16GBは必要で、VRAM(グラボのビデオメモリ)は4GB以上無いとゲームがクラッシュする可能性があります。
マルチプレイのホスト時には、CPUの性能もかなり重要になってくるので、6コア12スレッド以上のCPUを搭載したモデルは用意しましょう。どんな場面でも快適に遊びたいのであればもっとスペックに余裕を持つことが大切です。
ゲーミングノートPCで遊ぶための真の推奨スペック
CPU | Core i5-13400 / Ryzen 7 5800X |
メモリ | 32GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3060Ti / RTX 4060 |
ストレージ容量 | 150GB以上(DLC全部込みは300GB以上) |
筆者が個人的に考える「60fpsで安定して『ARK(アーク)』を最高画質で遊ぶためのスペック」は、これくらいの構成になります。
現在主流の「Core i5-13400」「Ryzen 7 5800X」などの8コア16スレッド以上のCPUと、ミドルクラス以上の「RTX 30670」か「RTX 4060Ti」であれば、標準画質で60fpsを維持して遊ぶことができるでしょう。
また、要求空き容量がかなり大きいことでも『Ark(アーク)』は有名で、デフォルトのバージョンでも150GB近くは容量をバカ食いします。そのためなるべく1TB以上のSSDを搭載したゲーミングPCが理想です。
本記事で紹介しているモデルの中では、RTX4060+Core i7-13700Hを搭載した「G-Tune P6-I7G60BK-A」や「GALLERIA XL7C-R46」であれば、『ARK(アーク)』での快適な戦闘や、建築などを楽しむことが可能です。
グラボなしの普通のノートPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンで『ARK(アーク)』をプレイすることは、できません。
理由は、筆者の経験上最低でも『ARK(アーク)』は「GTX 1650」あたりのグラボが必要であると感じており、「GTX 1650」と同等の内蔵GPUは無いからです。
特に『ARK(アーク)』においてグラボのメモリ(VRAM)は非常に重要です。グレードが低いグラボでプレイした場合、マップの読み込みが満足に行えずクラッシュする可能性が高いので、普通に遊ぼうと思うのであればグラボは必須と言えるでしょう。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングノートPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングノートPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚いので入門者にはぴったりです。
今日本でゲーミングノートPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『ARK(アーク)』おすすめゲーミングノートPC
『ARK(アーク)』は数あるオープンワールドゲームの中でも重めのゲームであり、大量のオブジェクトが密集した時や多数の恐竜との戦闘時の「重い場面」での負荷はゲーミングノートPCの性能は必須レベルです。
この記事で紹介しているゲーミングノートPCなら、設定別に快適に遊べるモデルが揃っているので、好きなモデルを選んでください。
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RL5R-G165 |
10万円 | 一番安く『Ark(アーク)』をプレイできるゲーミングノートPC |
ガレリア XL7C-R45 |
16万円 | 標準画質の『Ark(アーク)』を30~60fpsで遊べるノートPC |
ガレリア XL7C-R46 |
18万円 | 標準~高画質設定で楽しめるノートPC |
G-Tune P6-I7G60BK-A |
22万円 | マルチプレイのホストも快適なハイエンドモデル |
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
予算を抑えたい方はエントリーモデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.1kg
バッテリー : 8.9 時間
『ARK(アーク)』を画質を重視しなければプレイできて、なるべく価格が安いゲーミングノートPCが欲しい!という方には約11万円で購入できるこちらのモデルがおすすめです。
高画質設定でプレイするにはスペック不足ですが、低設定であれば30~60fpsあたりでプレイ可能です。他のオープンワールド系のゲームでも画質を調整すればとりあえずは遊べるでしょう。
『ARK(アーク)』は負荷が高めのゲームなので、『マインクラフト』などの軽めのオープンワールドゲームであれば、高画質設定でのプレイも目指せます。
\ そこまで画質にこだわらずに予算を抑えたい!/
標準画質設定で遊びたい方向け
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「GALLERIA XL7C-R45」は最新世代の「RTX 4050」が搭載されたゲーミングノートPCです。最新世代ではありますがエントリークラスなので、標準画質なら大体のゲームが遊べます。
搭載されているCPUはかなり高性能な13世代のCore i7なので、CPUがボトルネックになってパフォーマンスが落ちるということはないため、末永く使用できます。
このモデルであれば標準画質設定の『Ark(アーク)』を30~60fps維持できるので、『ARK(アーク)』を普通の画質で遊びたい方はこのくらいのスペックのゲーミングノートPCがおすすめです。
\ 標準画質で遊べるラインをクリア! /
標準画質+60fps安定で遊びたい方向け
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.1kg
バッテリー : 6.1 時間
「GALLERIA XL7C-R46」はゲーミングノートの中でも高めの性能を持ったゲーミングノートPCです。
「RTX 4060」という最新シリーズのミドルクラスGPUを搭載し、CPUはトップクラスの性能を持つ「Core i7-13700」なので負荷が100%になって固まってしまうということにはなりません。
『ARK(アーク)』を標準画質で60fpsを安定させたいのであれば、構成パーツが高水準なこのモデル以上がベストでしょう。
また、他のPCゲームを遊ぶ場合でも、要求スペックをクリアできる性能があるので、ゲームを高画質設定で遊びたいいけどスペックが足りないという状況にはなりにくいです。
\ 色んなPCゲームを遊び尽くせる! /
マルチプレイ時のホストが安定するメモリ32GBモデル
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
ディスプレイ: 165Hz 16.0インチ
『ARK(アーク)』を最高画質で遊びつつ動画配信もしてみたい!という方には、こちらのmouseが提供するゲーミングブランドG-TuneのゲーミングノートPCがおすすめです。
標準でメモリ32GBと最新世代の「Core i7-13700H」を搭載しているので、メモリ消費が激しい『Ark(アーク)』を始めとしたオープンワールド系ゲームが安定し、CPU負荷が高いマルチプレイ時のホストも快適になります。
SSD容量も1TBあるので、インストール時の空き容量の要求が激しい『Ark(アーク)』でもそこそこ余裕ができます。
このクラスのモデルであれば、どんなオープンワールド系のゲームでもスペックに困ることはなく、ホストとしてサーバーを建てて友達とのマルチプレイもしやすくなるでしょう。
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他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
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『ARK(アーク)』をノートPCでプレイするならゲーミングモデルがおすすめな理由
『ARK(アーク)』は様々なPCパーツに他のPCゲームよりも高めのスペックを要求するので、ゲーム体験を最大限に引き出すにはゲーミングノートPCを用意するのが最適です。
ここでは、『ARK(アーク)』のためにゲーミングノートPCを用意するメリットを紹介します。
また、『ARK(アーク)』をデスクトップPCでプレイしたい方は「『ARK(アーク)』おすすめゲーミングPC」もチェックしてみてください。
拠点での画質やオブジェクト処理の負荷に耐えられる
『ARK(アーク)』は、たくさんの恐竜を仲間にしたり、細かい建築パーツを駆使してオリジナルの拠点を作ることが魅力的なゲームです。
こうしたコンテンツを駆使して壮大な拠点を築き上げるのが非常に楽しいのですが、拠点に多く配置されたブロックや恐竜は、規模が大きくなるに比例してかなり負荷が高くなります。
物理演算などにはCPU、テクスチャの読み込み量にグラボのVRAM、ゲーム全体の処理にメモリを要求されるので、必然的にゲーミングPCであることが大前提になってきます。
基本的に『Ark(アーク)』のような3Dグラフィックを使用したオープンワールドゲームを、不自由なく遊ぶためには「G-Tune P6-I7G60BK-A」のようなゲーミングノートPCのスペックが必要と言えるゲームです。
カクカクした画面ではテイムもままならない
『ARK(アーク)』は恐竜をテイム(手懐ける)することで生活を便利にしていくゲームなので、戦闘をしつつ麻酔弾で眠らせるというアクションは避けて通れません。
素早く空を飛ぶ恐竜や、攻撃力が高い恐竜をテイムするには、罠を仕掛けたりすることで安全に行なえますが、空を飛びながら麻酔弾を打たなければならないなどの状況があります。
もしスペックが足りずにカクカクした環境でプレイした場合、恐竜を追い続けることが難しくなり、満足に麻酔弾を打ち込めず、最悪の場合恐竜の描写に耐えられなくてゲームがクラッシュすることもあります。
そのため、『ARK(アーク)』クラスのグラフィック負荷があるゲームで、fpsを安全にプレイできるレベルで保ち遊ぶためには、ゲーミングモデルのノートPCは必須と言えるでしょう。
MODやDLCを入れて遊ぶなら通常プレイよりスペックが必要
『Ark(アーク)』はかなりMODが盛んなゲームなので、自分好みの改造をして遊ぶことが可能です。
利便性アップ、恐竜追加、見た目変更など、多種多様なMODが作成されており、一生遊べるゲームと言えるでしょう。また、DLCを購入することで新たなワールドや世界観が異なる『Ark(アーク)』も遊べます。
しかし、これらのコンテンツを遊ぶためには、バニラ状態よりもストレージ容量や要求スペックが上がるので、パソコンのスペックには余裕を持つことが必要です。
ゲーミングモデルであるノートPCであれば、標準でゲーム用グラボを搭載しメモリも16GB以上あるので、高性能なパーツ構成と相まって、MODの負荷にも耐えられるでしょう。
『ARK(アーク)』おすすめゲーミングノートPCに関するよくある質問
- 推奨スペックと同じPCなのに重いんだけど?
-
『Ark(アーク)』の推奨スペック表記は、だいぶ昔の基準で記載されているのでかなりあてになりません。
そのため、数多くのDLCやMODをプレイすることも視野に含めると、現在主流のミドルスペックくらいは確保しないと快適に遊べないので注意しましょう。
- デスクトップとノートはどっちがいい?
-
「性能」や「コスパ」を重視するならデスクトップPCがおすすめ、「コンパクトさ」や「持ち運びやすさ」を重視するならノートPCがおすすめです。
デスクトップPCを置くスペースがない!外出先でも遊びたい!という方にはノートPCのほうがおすすめです。
- グラボがなくても『ARK(アーク)』はできますか?
-
遊べません。
『ARK(アーク)』は3Dグラフィック処理の負荷が高いゲームなので、グラボの性能は必須です。
高性能なグラボが搭載されたゲーミングPCを購入することをおすすめします。
- メルカリやヤフオクなどで中古のゲーミングノートPCを購入しても大丈夫ですか?
-
フリマアプリなどのサイトで購入するのはおすすめしません。
パーツの劣化などですぐに故障する可能性があり、安物買いの銭失いになることがほとんどです。
中古専門PCショップであれば、しっかりとPCを初期化してくれたり、故障しても修理サービスを行っているので、どうしても中古PCで予算を抑えたい方は「中古パソコンのおすすめショップ」を参考にしてみてください。
- 高性能なゲーミングノートPCを使うメリットは何ですか?
-
高性能であればあるほど、『Ark(アーク)』の画質を上げつつ、滑らかな描写が可能になります。
また、マルチプレイ時の快適度はホストのパソコンのスペックに依存するので、性能がいいに越したことはありません。
『ARK(アーク)』を本格的に楽しみたいヘビーユーザー層であればあるほど、重い負荷にも耐えられる高性能なPCにすることが重要です。
『ARK(アーク)』おすすめゲーミングノートPCまとめ
この記事では、家庭用ゲーム機以上の性能で遊べる「ゲーミングノートPC」を紹介してきました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RL5R-G165 |
10万円 | 一番安く『Ark(アーク)』をプレイできるゲーミングノートPC |
ガレリア XL7C-R45 |
16万円 | 標準画質の『Ark(アーク)』を30~60fpsで遊べるノートPC |
ガレリア XL7C-R46 |
18万円 | 標準~高画質設定で楽しめるノートPC |
G-Tune P6-I7G60BK-A |
22万円 | マルチプレイのホストも快適なハイエンドモデル |
『ARK(アーク)』は、かなり昔からあるオープンワールドサバイバルゲームですが、グラフィックへの負荷は今でも十分高いので、できるだけ高性能なパソコンで楽しみたいゲームです。
今回紹介したモデルは、どれも各画質設定別に快適に動作するものをピックアップしているので、予算や用途に合わせてゲーミングPC選びの参考にしてください!
この中でしっくりくるゲーミングノートPCが見つからなければ、格安モデルから超高性能モデルまで揃えた「おすすめゲーミングノートPC」なども参考にしてください。
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。