この記事では『Battlefield 2042』をプレイしたい方の、「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消する記事です。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにしておすすめのゲーミングPCだけを知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・必要スペック以上 → 「とにかく安い入門モデル」
・推奨スペック → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・真の推奨スペック→ 「上級者向けハイエンドモデル」
・最も有利な環境でプレイしたい→「RTX 3090搭載・最高級モデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『Battlefield 2042』動作環境・推奨スペック
『Battlefield 2042』の公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『Battlefield 2042』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | AMD Ryzen 5 3600, Core i5 6600K |
メモリ | 8GB |
GPU | AMD Radeon RX 560,Nvidia GeForce GTX 1050 Ti |
『Battlefield 2042』の必要スペックである「GTX 1050 Ti」は、ゲームが動作する最低限の環境です。
他の人気ゲームと比較すると、『Apex Legends』の必要スペックは「GT 640」、『オーバーウォッチ』は「GTX 460」、『機動戦士ガンダムオンライン』が「GTS 450」です。
ジャンルは違いますが重いPCゲームとして知られる『ファイナルファンタジー15』の必要スペックが一つ下の「GTX 1050」です。
『Battlefield 2042』の必要スペックをこれらのPCゲームと比較すると、『Battlefield 2042』が要求するPCスペック水準は非常に高めだということがわかります。
残念ながら、このレベルのスペックで『Battlefield 2042』を楽しみきることはできません。どうしてもこれ以上予算が出せないという人は「安いゲーミングPC」からコスパの良いPCゲームを楽しみましょう。
推奨スペック
CPU | AMD Ryzen 7 2700X, Intel Core i7 4790 |
メモリ | 16GB |
GPU | AMD Radeon RX 6600 XT, Nvidia GeForce RTX 3060 |
通常、推奨スペック水準のパソコンでPCゲームをプレイすると、「フルHD 30fps」もしくは「フルHD 60fps弱」で遊ぶことができます。
ただし、『Battlefield 2042』のようなFPSを「推奨スペック」通りのPCで遊ぶメリットはほぼありません。
FPSで安定したフレームレートで対人戦を有利に戦うためには「30fps」や「60fps」では撃ち合いで勝つことが難しく、推奨スペック以上のパソコンを目指すのが王道です。
白兵戦で勝ちたいなら更に上のスペックを目指しましょう。
「『Battlefield 2042』を100fps弱で遊べるゲーミングPC」を目指すならこの水準です
真の推奨スペック
CPU | Core i7-10700K/Ryzen 7 3700X |
メモリ | 16GB |
GPU | RTX 3080 |
必要スペックや推奨スペックから予想される「高フレームレートで安定して『Battlefield 2042』を遊ぶためのスペック」はこのくらいになるかと思われます。
「最新の本格FPSやTPSを快適に遊びたいならこれくらいの水準は欲しい」というラインです。
『Battlefield 2042』はいまだかつて無い最大128人という大規模な戦闘を実現しながら、シリーズ恒例の建物の破壊表現や風景に力を入れている作品のため、妥協をしないでハイエンドPCをおすすめします。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません。
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『Battlefield 2042』のプレイはまず不可能です。
最新のFPSゲームをプレイする上でグラフィックボード未搭載のパソコンではゲームになりません。
また『Battlefield 2042』は最大64人vs.64人でプレイするゲームですが、Battlefieldシリーズでは一人の力が大きいこともあります。
そのためグラフィックボードが搭載されていないパソコンで遊ぶとまともに動くことすら出来ず、味方に大変な迷惑がかかります。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
『Battlefield 2042』とは何か
『Battlefield 2042』はPC、PS5、X|S、PS4、XB1で提供されるFPSゲームです。
今までのシリーズでは最大32人vs.32人でしたが、本作では最大64人vs.64人という非常に広大なマップで大規模な戦闘が行われます。(PS4、XB1は最大32人vs.32人まで)
旗取り式のコンクエスト、攻め守りに分かれるブレークスルーが含まれている「All-Out Warfare」モード、「Hazard Zone」モード、そして「バトルフィールド・ポータル」モードと別れており、かつてない大規模FPS対戦ゲームとなっています。
また新たに天候要素も加えられ、竜巻や砂嵐巻き起こるマップで戦闘を行うようになるため非常にエキサイティングなプレイができることでしょう。
『Battlefield 2042』の『All-Out Warfare』のルール
『Battlefield 2042』は今現在3つのモードが予定されていますが、そのうちの一つは「All-Out Warfare」モードがあり、従来どおりのコンクエストやブレークスルーのルールがあるようです。
コンクエストはシリーズ恒例で、マップ中の重要地点の制圧をしていくいわば旗取りゲームです。長い間重要地点を制圧し続けた方が勝ちというシンプルながら非常に奥が深いルールで愛され続けています。
ブレークスルーは後から採用されたものの人気なルールで、攻め側と守り側で別れて、重要拠点の防衛戦をテーマにしています。前作の『Battlefield V』の硫黄島ブレークスルーは再現度の高さや面白さで、このルールの象徴的な舞台となっています。
『バトルフィールド・ポータル』はお祭り感あふれる超強力なモード
「バトルフィールド・ポータル」はコミュニティサーバーであり、個人で建てられるレンタルサーバーのようなものです。
前作の「BattlefieldⅤ」でも使用武器、登場する兵器、ルールやマップを変えられましたが、今作はかつて無いほど強力な設定のコミュニティサーバーを作ることが出来ます。
ビルダーと呼ばれるエディタを操作して非常に細かい設定を行うことができるため、「ナイフvs.除細動器」、「第一次世界大戦戦闘機vs.現代最新ステルス機」、「1942年に現代戦車」が出るなんてことも可能なようです。
動画内でも非常にネタ感あふれる映像のため必見です。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『Battlefield 2042』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
FPS初心者にはとにかく安い入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1650
メモリ : 16GB DDR4 SDRAM
ストレージ : 500GB NVMe SSD
できる限り安く『Battlefield 2042』をプレイできるゲーミングPCが欲しい人にはこちらのモデルがおすすめです。
短所としては、『Battlefield 2042』は非常に大規模なゲームであるため、高画質で思う存分楽しめるというわけには行かないでしょう。
手頃に最新FPSを体験したい!という方にはぴったりのゲーミングPCです。
推奨スペックで遊びたい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
グラフィック : GeForce RTX 3060 Ti
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
『Battlefield 2042』を安定した環境でプレイしたい方にはこちらのモデルがおすすめです。
このゲーミングPCなら『Battlefield 2042』を高画質で腰を据えてプレイできることでしょう。
グラフィックも高フレームレートも両立できるハイエンドPCとして、このモデルならどんなFPSでも楽々プレイできます。
ただし、『Battlefield 2042』に限っては次世代フラッグシップゲームだけあって、この最新モデルでさえ実戦では「100fps張り付き」も困難です。特に戦闘中は60fps~80fpsがせいぜいです。
動画ではウルトラ設定ですが、低設定に下げても大幅なフレームレート向上は望めません。
今後最適化が進むにつれてフレームレートが出やすくなる可能性はあるので、現時点では無理でも、このPCで144fpsを出せる日が来るのを待つか、もっとグレードの高いPCを買うか選びましょう。
最高の環境を目指す上級者にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
「最高のゲーミング環境」を求めるならこのモデルがおすすめです。
圧倒的なゲーミング性能で、絶対にPCやデバイスに言い訳をしたくないガチ勢が使うゲーミングPCです。
ほとんどのゲームにとってオーバースペックなPCですが、『Battlefield 2042』は非常に重いゲームであり、100fps~144fpsで最高のゲーミング環境を揃えたいFPSプレイヤーにはおすすめです。
BF2042で144fps以上を出せる最強ゲーミングPCがおすすめ
[PC-GALLERIA_ZA9C-R39-12core]
「GALLERIA ZA9C-R39」は第11世代Core-i9と「RTX 3090」という、CPUとGPUそれぞれ最強の組み合わせのモデルです。
ストレージも大容量の1TBかつ高速なGen4 NVMe SSDを採用しており、隙のない構成になっています。
近年のFPSはできるだけ軽めを意識してきたトレンドに真っ向から反する、『BF2042』という『サイバーパンク2077』級に重いFPSにとって不足のない最強ゲーミングPCとなっています。
ウルトラ設定で144fpsを大きく超える戦場を楽しみたいガチプレイヤーにおすすすめです。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 3070
メモリ : 16GB
ストレージ : 1TB NVMe SSD
モニター : 240Hz 15.6インチ
重量 : 2.0kg
バッテリー : 8.8 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
ガレリアのノートPCはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『Battlefield 2042』をプレイするならハイエンドPC環境がおすすめ
『Battlefield 2042』をプレイするためにはハイエンドなゲーミングPCを用意するのが最も有利です。
FPSで勝つためには高いフレームレートを出せるゲーミングPCが必須だからです。
『Battlefield 2042』のプラットフォームはPCがおすすめな理由
『Battlefield 2042』は様々なプラットフォームでプレイ出来ますが、PC版をおすすめします。
単純にPS5が品薄で手に入らないということも要因に上げられますが、レイトレーシング機能が期待できるからです。
レイトレーシングとは画像を作る工程であるレンダリングの手法になりますが、光の屈折や反射をグラフィックで処理することは困難でした。
RTXシリーズからはリアルタイムで処理することができるため、光の表現が非常に高い風景を再現することが出来ます。
コミュニティサーバーが超強化されたため、記念写真を撮ることもあるかもしれません。そんな時レイトレーシングがあればきれいな写真が取れることでしょう。
レイトレーシングとは?
「レイトレーシング」をONにすると自然と水に光が反射し、近くで見ると陰影のクオリティが段違いにアップします。
詳しいレイトレの仕組みは「レイトレーシングとは何か」で解説しています。
フレームレートが高いほどエイムが有利
FPSゲームはフレームレートが高く出すことができる「ゲーミングPC」が圧倒的に有利です。
特に様々な敵が入り乱れる『Battlefield 2042』においては視認性や描画の滑らかさが重要であり、フレームレートの数値は最も大事な要素です。
近距離から超遠距離まで、人も兵器も入り乱れる激しい戦闘が繰り広げられるので、フレームレートは大幅に変動します。
その際にできる限り高いフレームレートを維持できれば滑らかな描画で敵の移動する方向の予測がしやすくなり、対面での勝負に勝ちやすくなります。
どんなFPSでもそうですが、反応速度やエイムが重要なインファイトにおいては高いフレームレートは必須ともいえます。
高フレームレートでプレイしたいならゲーミングモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高フレームレートを出せても、その映像を描画できる高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
以下のボタンからAmazonのゲーミングモニターの売れ筋ランキングがチェックできるので、気になった方は参考にしてみてください。
\ Amazon売れ筋モデル /
『Battlefield 2042』を遊ぶのにおすすめしたいゲーミングモニターを紹介します。
BenQ XL2546K
24.5インチ | 0.5ms | 240Hz |
『Battlefield 2042』も競技的にプレイするなら240hzモニターが必須になる可能性が高いです。
使用するモデルは、サイズ24インチ前後、応答速度が1ms前後で、240hz対応しているフルHDのゲーミングモニターであればどれでも構いませんが、「BenQ XL2546K」の応答速度は0.5msと非常に優秀です。
さまざまなジャンルのプロゲーマーだけでなく、デバイスを言い訳したくないガチプレイヤーの多くが240Hz対応モニターを採用しています。
以下の記事では他にも厳選した240hz対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
BenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 1ms | 144Hz |
「60Hzモニター」と「144Hzモニター」の差は明確です。
FPSをプレイするなら144Hzモニターを使えというのが定説です
もっとお金をかけて「240Hzモニター」を使うにこしたことはないのですが、最低条件は「144Hz」です。
ここをクリアしていれば『Battlefield 2042』で極端に不利になることはないので、いわば「eスポーツ入門用モニター」です。
以下の記事では格安モデルから「4K 144fps」まで、さまざまな144hz対応ゲーミングモニターを紹介していますので参考にしてください。
『Battlefield 2042』おすすめゲーミングPCまとめ
格安ゲーミングPCからガチ勢もしくは配信者向けのハイエンドゲーミングPCまで幅広く紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・必要スペック以上 → 「とにかく安い入門モデル」
・推奨スペック → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・真の推奨スペック→ 「上級者向けハイエンドモデル」
・最も有利な環境でプレイしたい→「RTX 3090搭載・最高級モデル」
・ゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。