この記事では『DEAD OR ALIVE Xtreme Venus Vacation(以下DOAXVV)』をPC版でプレイしたい方の「どのくらいのスペックが必要?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・フルHD最高画質で楽しめる! → 「とにかく安い入門モデル」
・4K最高画質で楽しめる! → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・MODを入れてコアに楽しみたい! → 「上級者向けハイエンドモデル」
・スタンダードなゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『DOAXVV』動作環境・推奨スペック
『DOAXVV』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『DOAXVV』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | Intel Core i3-3220 |
メモリ | 2GB |
GPU | NVIDIA GeForce GT 630 2GB / Intel Graphics 2500 |
公式サイトが発表している最低必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
『DOAXVV』の解像度を最低(960×540)まで下げてようやく30fps出るかどうかです。
この環境で『DOAXVV』をプレイしても、画面は小さくカクカクした画質の低いキャラクターを眺める事になり、あまり楽しめないことは確実です。
推奨スペック
CPU | Intel Core i7-2600 / Intel Core i3-3225 |
メモリ | 2GB |
GPU | フルHD:Nvidia GeForce GTX 1050 / AMD RADEON R7 370 2GB 4K:Nvidia GeForce GTX 1080Ti |
公式推奨スペックであれば「60fps」で遊べます。
しかしこれはあくまでも『DOAXVV』だけを起動して遊んだ場合の推奨スペックです。ブラウザや他のゲームなどと同時起動して遊ぶ場合は、もう少しスペックに余裕があると安心できます。
また、4Kの最高画質で遊びたい場合も、CPUやメモリにも余裕が必要です。
真の推奨スペック
CPU | Core i5-12400K / Ryzen 5 3600X |
メモリ | 16GB |
GPU | フルHD:Nvidia GeForce RTX 3050・GTX 1660Super / AMD Radeon RX5600 4K:Nvidia GeForce RTX 3060 / AMD Radeon RX5700 |
筆者が個人的に考える「最高画質+60fpsで安定して『DOAXVV』を遊ぶためのスペック」は最低限これくらいは必要になります。
『DOAXVV』では特にグラフィックボードの性能によって得られる効果が大きく、コーエーテクモが誇る「やわらかエンジン2.0」を最高品質で楽しむためにはグラフィックボードの力が必要になります。
スペックが足りないPCでは「やわらかエンジンLite」に品質を下げなければいけないため、『DOAXVV』を100%楽しむためには「やわらかエンジン2.0」の推奨スペックを満たす「ガレリア RM5R-G60S」以上のスペックがおすすめです。
4Kの解像度で楽しむためには「ガレリア XA7C-R46T」クラスのゲーミングPCがあると、不自由すること無く映像美を楽しめます。
グラボなしのPCで遊べる?→快適には遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでは『DOAXVV』を快適に遊ぶことは出来ません。
内蔵GPUでもプレイできますが、画質設定と解像度を下げないとカクカクになり、「やわらかエンジン」で表現される動きや質感を堪能できません。
『DOAXVV』は魅力的なキャラクターを鑑賞するのがメインコンテンツのため、低画質でカクカクの映像では非常にもったいないです。
そのため、『DOAXVV』を楽しむためには、グラフィックボードは必須と言えます。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『DOAXVV』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
フルHD最高画質で遊びたい方は入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
約12万円と格安ながら『DOAXVV』を、フルHD最高画質でも60fpsを維持できるコスパ重視モデルです。
フルHDでの推奨スペックを上回るため、「やわらかエンジン」の品質を損なうこと無くお気に入りのキャラを鑑賞することが出来ます。
4Kでプレイすると30fpsを下回りカクカクするので、4K環境を求める場合は更に上のスペックのゲーミングPCがおすすめです。
4Kで遊びたい方は人気no.1モデルがおすすめ
価格は約20万円とミドルクラスの価格帯ですが、性能はアッパーミドルと言える構成なので非常にコスパが良いモデルです。
「Core i7 13700F」と「RTX 3070」の組み合わせは、『DOAXVV』を4Kでプレイしても安定して60fpsを維持することが可能です。
重めのゲームでも安定してWQHDくらいであれば快適にプレイでき、ストレージも1TBとたっぷりあるので、汎用性が高く人気があります。
あらゆるゲームで4Kを目指す方にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
最新世代のグラボである「RTX 4070Ti」を搭載した、ハードゲーマー向けのゲーミングPCです。MODを入れて遊ぶ場合でも十分最大限の画質で遊ぶことが可能です。
ここまで高スペックだと『DOAXVV』だけを遊ぶのであればかなりのオーバースペックですが、あらゆるゲームを4K60fps以上の環境で遊びたい場合は、このくらいのスペックが必要です。
『DOAXVV』を4Kで遊ぶ場合はメモリ16GBでも十分足りますが、重めのゲームを4Kでプレイしたり、動画配信もする予定の方は32~64GBはメモリを増設しないと動作が不安定になるので注意しましょう。
かなりの高スペックながら約30万円と価格が抑えられているので、ハイエンドモデルの中では非常にコスパに優れているモデルです。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」「子供にいたずらされるので普段は収納しておきたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
性能は『DOAXVV』を安定してフルHD60fpsで遊べます。スペックにまだ余裕があるので、4Kモニターをお持ちの場合は、外部出力端子から接続することで4Kでも楽しめます。
『DOAXVV』のような重めのソーシャルゲームや、スマホ対応のPCゲームあたりを快適にプレイできる丁度いいスペックなので、持ち運べるノートPCの利点を大きく活かせます。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『DOAXVV』をプレイするならゲーミングPC・IPSモニター環境がおすすめ
『DOAXVV』をプレイするためには、ゲーミングPCとIPSパネルを採用したモニターを用意するのが最適です。
ここでは、ゲーミング環境にすると『DOAXVV』をプレイする上でどのようなメリットがあるのかを紹介します。
「やわらかエンジン2.0」を楽しむならゲーミングPCがおすすめ
『DOAXVV』に搭載されている「やわらかエンジン」は、『デッド・オア・アライブ・ラストラウンド(DOALR)』から実装されたコーエーテクモがこだわり抜いたグラフィックエンジンです。
何と言っても胸と尻の揺れ方に非常にこだわっており、肌の質感や水に濡れた際の衣服の透け具合、汚れや傷の表現なども非常に細かく描写される高水準な技術です。
『DOALR』が発売された2015年時点ですでに完成形と言っていいほどの出来だった「やわらかエンジン」は、より高画質な表現が可能になった「やわらかエンジン2.0」を『DOAXVV』に実装することで、更に表現が豊かになりました。
この「やわらかエンジン2.0」を100%堪能するためには、最低でもゲーミングPCに搭載されているようなグラフィックボードが必要です。
「ガレリア XA7C-R46T」クラスのゲーミングPCであれば、4Kの最高画質で『DOAXVV』と「やわらかエンジン2.0」の質感を100%楽しむことが可能なので、ゲーミングPCを用意することは『DOAXVV』を楽しむためには必須と言えます。
MODを導入しても負荷に耐えられる
『DOAXVV』には、非公式ではありますがMODが存在します。
内容は「自分好みの衣装を着せる」「服を透けさせたり脱衣させる」といったものがあり、自己責任とはなりますがテクスチャーをいじることが出来ます。
これらのMODは、導入することでPCへの負荷が上がりますが、現在販売されているゲーミングPCくらいのスペックであれば十分耐えられる程度の作りとなっています。
テクスチャーMODはデータ容量も多く、読み込む時間も必要になってきますが、SSDを標準搭載しているゲーミングPCであれば、ロード時間もさほど長くならずに快適にプレイが可能です。
『DOAXVV』のキャラクターを100%堪能するならIPSモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高画質な映像を出力できても、その映像を描画できる対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
ここでは、色彩表現が鮮やかなIPSパネルを採用したゲーミングモニターを中心に、おすすめモデルを紹介します。
iiyama モニター ディスプレイ
23インチ | 解像度:フルHD(1920×1080) | 応答速度:5ms(GtG) | リフレッシュレート:75Hz |
国産の老舗モニターブランドとして名高い「iiyama」のIPSモニターです。
D-Subミニ15ピン・ DVI-D24ピン(HDCP機能付)・HDMI端子に接続できるケーブル類は全て1.8mのものが付属しているので、購入してからすぐに接続できるのが嬉しいポイントです。
モニタースタンドは130mmの高さ調節と、横90℃とチルト24℃とピボット機能も搭載しているので、自分好みにモニターの角度や高さを変更できます。
画質も「iiyama」の質のいいIPSパネルで色彩が鮮やかなので文句なしです。『DOAXVV』をなるべく安く高画質でプレイしたい方におすすめです。
ASUS 4Kモニター TUF Gaming VG289Q1A
28インチ | 解像度:4K(3840×2160) | 応答速度:5ms(GtG) | リフレッシュレート:60Hz |
28インチと大きな画面で4K映像を楽しめるコスパに優れたゲーミングモニターです。
モニターのサイズが大きくなると、画素が荒くなりフルHDでは映像がにじんで見えてしまう事がありますが、画素が細かい4Kモニターではそういうことは起こりません。
特に『DOAXVV』の「やわらかエンジン」は、肌の質感や水で濡れた表現などにこだわっており、そのきめ細やかな表現は4K画質でこそ本領を発揮します。
IPSパネルなので、画素数が多い4Kと合わさり『DOAXVV』の魅力的なキャラクターを思う存分堪能できるでしょう。
『DOAXVV』おすすめゲーミングPCまとめ
この記事では『DOAXVV』におすすめなゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・フルHD最高画質で楽しめる! → 「とにかく安い入門モデル」
・4K最高画質で楽しめる! → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・MODを入れてコアに楽しみたい! → 「上級者向けハイエンドモデル」
・スタンダードなゲーミングノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『DOAXVV』はビーチバレーというミニゲームが付属した、キャラクターを着せ替えて撮影したり鑑賞するゲームです。
そのため、画質を極限まで高めることで初めて楽しみを実感できるゲームとも言えます。
今回紹介したモデルは、どれも各解像度ごとに最高の画質で遊べるものばかり揃っているので、自身の予算と求める環境に合わせて選んでみてください。
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。