G-Tune HP-Aレビュー ゲームだけでなく動画編集や3D処理にも優れたハイエンドPC

マウスコンピューターのゲーミングPCブランド「G-Tune」から発売されている、『G-Tune HP-A』をレビューしていきます。

この記事では、

上記の項目を解説しながらレビューしていくので、『G-Tune HP-A』を購入しようか迷っている方はぜひ参考にしてください。

G-Tune HP-Aのスペック

関連記事 「G-Tune HP-A」レビュー

ゲーム	初級	中級	上級	最高級
Apex Legends	60fps	144fps	240fps	WQHD 144fps
フォートナイト	60fps	144fps	240fps	WQHD 144fps
マインクラフト	60fps	144fps	影MOD	4K 60fps
FF14	60fps	144fps	WQHD 144fps	4K 60fps

製品名	G-Tune HP-A
OS	Windows 10 Home 64ビット
CPU	AMD Ryzen™ 9 3900XT プロセッサー
GPU	GeForce RTX™ 3080
メモリ	32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD	1TB (NVMe)
HDD	4TB
無線	なし
電源	800W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® TITANIUM】
本体重量	約18.2kg
保証期間	1年間無償保証・24時間×365日電話サポート

GPU

『G-Tune HP-A』のGPUにはNvidia製の「GeForce RTX 3080」が搭載されています。

「RTX 3080」はレイトレーシング対応RTX30シリーズのハイエンドGPUです。

『Apex Legends』や『Fortnite』といったバトロワゲームの激しい戦闘中でも240fpsを出せるので、快適な環境でゲームをプレイできます。

GPUについては詳しく知りたい方は「GPUとは何か」で詳しく解説しています。

CPU

『G-Tune HP-A』のCPUは「AMD Ryzen 9 3900XT プロセッサー」が搭載されています。

ハイグレードRyzen 9シリーズの第3世代CPUなので、優秀なマルチタスク処理を生かして動画編集のエンコードもサクサク処理が進み、ゲーム配信もカクつくことなく快適に行うことができるCPUです。

CPUについて詳しく知りたい方は「CPUとは何か」について詳しく解説しています。

ストレージ

『G-Tune HP-A』のストレージは1TB (NVMe)SSDと4TBのHDDが搭載されています。

NVMe SSDは中でも高性能なSSDで、PCの起動やゲームのローディング時間がかなり高速になります。

4TBのHDDも搭載されているので、長時間の動画ファイルやゲームを大量に保存する方でも安心です。

SSDとHDDの具体的な違いについては「SSDとHDDの違いを解説」のページで解説しています。

電源

	スタンダード	ブロンズ	シルバー	ゴールド	プラチナ	チタン
マーク
電力変換効率	80%	82～85%	85～88%	87~90%	89～92%	90～94%

『G-Tune HP-A』の電源は「800W（80PLUS TITANIUM）」が搭載されています。

80PLUS認証は電源の電力変換効率の性能を表す指標です。
スタンダード→チタンというグレード順に変換効率が良く(=省電力)なります。

『G-Tune HP-A』の電源は最高グレードの「TITANIUM」なので、長時間ゲームを稼働させていても発熱を抑えることができるので心配ありません。

電源ついて詳しく知りたい方は「PC電源とは何か 」で詳しく解説しています。

G-Tune HP-Aのベンチマーク性能

ここでは『G-Tune HP-A』のGPUやCPUの性能や、実際にゲームで稼働できるフレームレートをグラフやテーブルで比較していきます。

GPUやCPUは記載されているスコアが高ければ高いほど高性能です。

G-Tune HP-AのGPU性能

GPU	3DMARKスコア	TGP(総消費電力)	希望小売価格
RTX 3090	19930	350W	1499ドル
RTX 3080 Ti	19573	350W	1199ドル
RTX 3080	17704	320W	699ドル
RTX 3070 Ti	14825	290W	599ドル
RTX 3070	13748	220W	499ドル
RTX 3060 Ti	11856	200W	399ドル
RTX 3060	8833	170W	329ドル
GTX 1660 Ti	6821	120W	279ドル
GTX 1660 SUPER	6103	125W	229ドル
GTX 1660	5771	120W	219ドル
GTX1650	3620	75W	149ドル
GTX 1050 Ti	2356	75W	139ドル

G-Tune HP-AのCPU性能

CPU	PASSMARKスコア	TDP(熱設計電力)
AMD Ryzen 9 3900XT	32924	105W
AMD Ryzen 7 5800X	28494	105W
Intel Core i9-11900K	25579	125W
Intel Core i7-11700K	25088	125W
Intel Core i9-10900K	23932	125W
AMD Ryzen 7 3700X	22788	65W
Intel Core i7-10700K	19464	125W
Intel Core i9-9900K	18834	65W
Intel Core i5-11500	17909	65W
Intel Core i7-9700K	14550	95W
AMD Ryzen 5 2600X	14079	95W
Intel Core i5-9600K	10819	95W

G-Tune HP-Aのゲーム性能

ゲーム	初級	中級	上級	最高級
Apex Legends	60fps	144fps	240fps	WQHD 144fps
フォートナイト	60fps	144fps	240fps	WQHD 144fps
マインクラフト	60fps	144fps	影MOD	4K 60fps
FF14	60fps	144fps	WQHD 144fps	4K 60fps

この評価表は戦闘しない時間も含めた結果です。人が密集しているところや、エフェクトが激しい場面ではもちろん重くなり、この平均fpsは維持できません。
また、それぞれゲーム別で計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。

G-Tune HP-Aの性能レビュー

「RTX 3080」は最新のゲームを快適にプレイできる高性能なグラフィックボードです。
ゲームがPS6の時代になってもゲームプレイに困ることはないでしょう。

『Apex Legends』や『Fortnite』のようなバトルロワイヤルゲームも240fpsでプレイできる性能を持っているので、FPSやTPSをガチでやりたい方の大きな武器になります。

MMOタイトルの中では現状最高に重い部類とされる『黒い砂漠』のウルトラモードで、4K・60fpsでプレイ可能なほどのパワーを持ったPCです。

CPUもハイクラスの性能なので、3Dモデル作成や動画編集、ゲーム配信をする際にもストレスなく作業することができます。

ゲームだけでなく、快適にクリエイティブな作業を行いたい方にもおすすめのPCです。

G-Tune HP-Aの特徴

『G-Tune HP-A』の特徴を解説していきます。

G-TuneモデルはシリーズによってPCケースの外観や機能性が異なります。

バランスの良いハイクラスなGPUとCPU

GPUはRTX30シリーズでも性能の高い「RTX 3080」が搭載、CPUはハイグレードRyzen 9シリーズの第3世代「AMD Ryzen 9 3900XT」が搭載されています。

ゲーミング性能とマルチタスク処理が高いパーツでまさしくこのモデルの価格に見合っていて、コストパフォーマンスに長けています。

ゲームだけでなく動画編集、3Dモデル作成まで快適に楽しめるハイエンドなパーツの組み合わせです。

ゲーマーのために設計された外観（PCケース）

機能性を追求するために、『G-Tune HP-A』のPCケースはシンプルなデザインとなっています。

ストレージと電源を専用のスペースに配置することにより、徹底的にグラフィックボード周りのエアフローを最適化しています。

この専用スペースはパーツ交換する際に、サイドパネルを外してすぐにアクセスしやすい位置にあるため作業がしやすくなっています。

また、BTOオプションで強化ガラスサイドパネルに変更することでPC本体のアクセスも簡単に行なえます。

デザイン性も上がるので、まるでパソコンがインテリアの様に、映えるデスクトップパソコンへと進化すること間違いありません。

水冷式CPUファンを標準搭載

水冷式CPUファンがカスタマイズなしに標準で搭載されています。

水冷式CPUファンのメリットは、冷却性能と静音性が高いことです。

これによりファンの音やCPUの温度を気にせずPCを使用できます。

水洗い可能なダストフィルター

底面にある大型吸気口のフィルターは、「スライド式ダストフィルター」が採用されています。

このフィルターは、

などのメリットがあります。

フィルターにはホコリが溜まったりすると、エアダスターで吹いたりブラシで掃くだけではなかなかフィルターが綺麗にならないので、PC初心者にも親切な設計です。

G-Tune HP-Aと他製品との比較

製品名	G-Tune HP-A	G-Tune EP-Z-CM	G-Tune EP-Z
OS	Windows 10 Home 64ビット (DSP)	Windows 10 Home 64ビット (DSP)	Windows 10 Home 64ビット (DSP)
CPU	AMD Ryzen™ 9 3900XT プロセッサー	インテル® Core™ i9-10900K プロセッサー	インテル® Core™ i9-11900K プロセッサー
グラフィックス	GeForce RTX™ 3080	GeForce RTX™ 3080	GeForce RTX™ 3080
メモリ	32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)	32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)	32GB (16GB×2 / デュアルチャネル)
M.2 SSD	1TB (NVMe)	1TB (NVMe)	1TB (NVMe)
ハードディスク	4TB	4TB	4TB
電源	800W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® TITANIUM】	1200W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® GOLD】	1200W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS® GOLD】
CPUクーラー	水冷	水冷	水冷
重量	約18.2kg	約18.5kg	約18.5kg
価格	340,780円（税込）	351,780円（税込）	373,780円（税込）
商品ページ	G-Tune HP-A	G-Tune EP-Z-CM	G-Tune EP-Z

PC本体の価格は、パーツの価格帯や在庫数によって大きく変動します。

『G-Tune HP-A』を他のG-Tuneモデルと比較してみました。

「G-Tune EP-Z-CM」はGPUの構成は一緒で、CPUがintel製の「Core i9-10900K」を搭載しており、電源は大容量の1200W（80PLUS GOLD）になっています。『G-Tune HP-A』と比較すると、よりゲーム性能に寄せたCPUです。

「G-Tune EP-Z」は、CPUがゲーミング性能の高い第11世代のIntel製「Core i9-11900K」が搭載されています。最新のIntel製のCPUを使用してゲームをプレイしたい、という方には「G-Tune EP-Z」は最適のモデルです。

『G-Tune HP-A』が基本モデルのような形になっているので、自分が遊ぶゲームや用途に合わせて、価格やスペックを選択するのがおすすめです。

G-Tuneの評判・特徴

G-Tuneの評価

コスパ	他ショップと比べても最上位のコスパ
サポート	24時間×365日電話サポート
品質	「国内工場」かつ「手作り」での生産
出荷日	注文から翌営業日～一週間のモデルが多い
保証	1年間の無償保証期間
送料/手数料	3,300円

「G-Tune」は他のゲーミングPCブランドと比べて性能が高め、かつ丁寧な品質で有名です。
ゲーミングPCはすべて国内工場の日本製なので、耐久性は折り紙付きです。

「G-Tune」のゲーミングPCは、他社ショップと比べて値段を下げるか、ストレージを増やすなどして必ずお得なモデルになるよう調整されています。

数あるBTOショップの中でもカスタマイズ性は非常に高く、メモリや電源はもちろん、PCケースまで自由に変更可能です。

購入後のサポートにも熱心で、24時間365日、電話によるアフターサポートを受け付けています。
初心者からすれば手厚いサポートに安心して買えるゲーミングPCの一つです。

「G-Tune」の他のゲーミングPCについて知りたい方は以下の記事からおすすめのゲーミングPCを参考にしてください。

G-Tune HP-Aのレビューまとめ

関連記事 「G-Tune HP-A」レビュー

『G-Tune HP-A』はこういう人におすすめです。

『G-Tune HP-A』はPC中級者～上級者までの方におすすめできるスペックのゲーミングPCです。

「水冷式CPUファンに憧れている」「今のPCが最新ゲームでカクついてストレスがたまる」という方は『G-Tune HP-A』へ買い換えればPCライフが楽しくなることは間違いありません。

AMD製のCPUは動画や3D処理が優秀なので、ゲームだけでなく動画作成や3Dモデル作成をしたい方にもおすすめです。

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