これから新しくゲーミングPCを購入するにあたって、入れるべきおすすめのソフトは何なのか?どんな設定をすれば快適になるのか? そういった疑問に対して回答していますので、ぜひ参考にしてください。
もしまだゲーミングPCを購入していない方でPC選びに悩んでいる方は「ゲーミングPCのおすすめ初心者向けに解説!」記事を参考にしてみてください。
ゲーミングPCを買ったら入れるべきソフト
ゲーマーなら絶対にインストールしたいソフトをピックアップして紹介します。
ゲームをプレイするにあたって便利になるソフトばかりなので参考にしてください。
Google Chrome
Google Chromeは世界で一番のシェアを誇るブラウザです。
多くの拡張機能や、Googleアカウントを用いた各種サイトへの手軽な会員登録が行え、サイトごとのIDとパスワードも記憶してくれるので非常に便利です。
Google自体のサービスにはビジネスにも利用可能なオンラインで共有できるドキュメントやスプレッドシートもあり、それはゲーム大会や攻略データのやり取りにも応用できるのでインストールしておいて損はしません。
ウェブブラウザに関しては「おすすめウェブブラウザ5選」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
セキュリティソフト
まずはじめによくわからない無料版のセキュリティソフトは入れないほうが良いです。
無料版程度の機能であれば、Windowsに標準搭載されたWindows Defenderで充分で、マイナーなセキュリティソフトの場合はマルウェア(ウイルス)の可能性が高いからです。
特にゲームの購入や課金などでクレジットカードやネットバンキングを利用するのであれば、有料版のセキュリティソフトを入れることをおすすめします。
有名なセキュリティソフトで評判も良いものは「ESETインターネットセキュリティ」と「ウイルスバスタークラウド」あたりです。
それぞれの特徴を簡単に上記の比較リストで挙げているので参考にしてください。
また、更にセキュリティを強化したいのであればVPNを利用するのもおすすめです。
「VPN大百科」では初心者でもわかりやすく、「VPNとはなにか?」を解説している記事を用意しているので参考にしてみてください。
GeForce Experience
- 低負荷
- 最大20分までさかのぼれるように常時録画可能
- 盛り上がったシーンを自動録画するハイライト録画機能(対応タイトルのみ)
- ゲームを一時停止して好きな角度から撮影できる(対応タイトルのみ)
- スクリーンショットしたデータはゲームごとにファイル分けしてくれる(対応タイトルのみ)
- ストリーム配信機能
GeForce製のグラフィックボードを搭載しているのであれば「GeForce Experience」は真っ先に入れるべきおすすめのソフトです。
GeForce Experienceは、上記のポイントで挙げているように多種多様な機能を使うことができます。
その中でもShadowPlayを利用した「インスタントリプレイ」は「さっき録画しておけばみんなに自慢できたのに!」といったシーンをさかのぼって動画データとして保存できるので非常に便利です。
スクリーンショット機能も多機能で「NVIDIA Ansel」モードに対応した3Dゲームで使用すれば好きなアングルから撮影でき、簡単なフィルターもかけられるので臨場感あふれるスクリーンショットが可能です。
GEFORCE EXPERIENCEの優れた機能のひとつであるShadowPlayに関しては、「ShadowPlay(シャドウプレイ)の使い方」で解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Steamクライアント
PCゲームのオンライン販売で一番シェアがあるサイトのクライアントです。
PC用のゲームインストールディスクが存在するものは昨今ではほぼなくなり、今はこのようなゲームダウンロード販売サイトでダウンロードデータとしてインストールするものが主流です。
Steamでは一番大きなウィンターセールなど、季節や大型連休に応じた一定の時期にセールを行っているので、セール時期に様々なゲームを探すのも一つの楽しみです。
Steamの導入の仕方に関しては「Steamの始め方をわかりやすく解説」の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
Discord
- チャット機能
- オリジナルスタンプや絵文字を作成可能
- 高品質な通話
- 画面共有が可能
- 目的に応じたグループを作成可能
- PC・携帯端末それぞれ同じアカウントで使用可能
ゲーマーの中で一番使用されているコミュニケーションツールとして使用されているのが「Discord」です。
大きなゲーム大会でもこのDiscordを使用して運営進行しているため、その機能の高さと信頼性がうかがえます。
また、ゲームシーンだけでなく、ビジネスツールとしても使われることがあります。
ストリーマーならOBS StudioやStreamLabsなどの配信ツール
スペックの高いゲームPCを購入したら、ストリーム配信を行いたい方もいるでしょう。
その際に必要となるのが配信ツールなのですが、その中でも使用率が高いのが「OBS Studio」と「StreamLabs」です。
OBS Studioはどのような配信サイトにも対応し汎用性が高く、拡張機能でカスタマイズすれば好みのスタイルで配信が可能なので人気があります。
StreamLabsは「Twitch」「Youtube」「Facebook」での配信に限定されますが、そのかわりに非常にわかりやすく通知アラートや配信用のスキンなどが豊富でコメントビューアも付属しているので、ストリーマー初心者でも扱いやすい配信ツールです。
ID・パスワードの管理ソフト
ID・パスワード管理ソフトはいくつかありますが、その中でもポピュラーなものをピックアップします。
- Google Chrome標準機能
- nortonパスワードマネージャー
- Bitwarden
Google Chromeには各ウェブサイトのログインID・パスワードを記憶し、自動入力やセキュリティ度が高いパスワードの自動生成を行える機能があるので、その機能で十分と思うのであればGoogle Chromeでパスワード管理すると良いでしょう。
無料管理ソフトとしてはセキュリティソフトでも有名なnortonパスワードマネージャーがおすすめです。
nortonのセキュリティを生かしたパスワード漏洩防止機能や、自動入力とパスワード自動生成機能など基本的な機能を備えており、ワンタッチでログインできる快適さがありながら無料なので「Google Play」での評価を見ても評判が良いです。
PC・スマホどちらもあるのでモバイル端末でもログイン管理ができます。
FPSカウンター
FPSカウンターとはゲーム画面のコマ表示数といえるfps数を表示するツールで、いくつか種類があります。
- GeForce Experience
- Steam標準機能
- ゲーム内機能
今使っているゲームPCは、どのくらいのfpsが出せるのか気になると思います。
それによって何Hzのモニターを買えばいいかの指標となるため、一度メインでプレイするゲームでfpsを測ると良いでしょう。
いくつもfpsカウンター機能を同時起動する必要はないので、いずれか一つ好みで選びましょう。
GeForce Experienceのカウンターを使うなら「Alt+R」。Steamの標準機能を使うなら設定からONに変更。ゲーム内にカウンターがあるのであればオプションで起動可能です。
その他におすすめのFPSカウンターは「ゲーム画面にfps(フレームレート)を表示させる方法」の記事内で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
ゲーミングPCを買ったら行うべき設定
便利ソフトをインストールする以外にも、PC自体の設定やアカウント登録なども行うと快適になるものがあります。
Googleアカウントを作成する
公式ページからグーグルアカウントを作成すると、先述したGoogle Chromeブラウザを始めとしたGoogleのサービスを利用することができます。
スマホなどですでにGoogleアカウントを作成している場合は、PCでもログインして使用可能でブックマークなども引き継げます。
個人での利用やビジネス用途にも使えるものまで豊富なサービスがあり、オンラインゲームやMicrosoftのアカウント登録にもGmailは使用できるので非常に便利です。
また、当記事で紹介している「ID・パスワード管理ソフト」でGoogleアカウントを管理するとさらにセキュリティ強度が増すのでおすすめです。
パソコンの設定を確認・変更する
ゲーミングPCを購入したのにパフォーマンスがいまいち高くないと感じた場合、以下の項目を見直すことで改善する可能性があるので予め知っておくと良いです。
電源設定を変更する
通常はある程度パワーをセーブした設定ですが、電源の設定を変更することでゲーミングPC本来の力を発揮できるようになります。
設定変更の仕方を当サイトの「144Hz対応モニターなのに144Hzが出ない原因は?」で解説している「Windowsの電源設定を変更する」から抜粋して解説します。
バックグラウンドアプリの停止
表示はされてなくても裏で動いているアプリが多いと、PCのパフォーマンスが下がることもあります。
それらの設定を切る方法は、知っておいたほうが後々役に立つので解説します。
普段から使わないアプリがあるのであれば、それらをオフにしましょう。
ただし、ここで注意したいのは自分でもよくわからないアプリや「Windowsセキュリティ」はPCの安全性に関わる部分なのでむやみにオフにしないようにしましょう。
Skypeやオフィスソフトあたりの、普段から使わなそうなアプリをオフにするくらいで済ますのが無難です。
バックグラウンドアプリの停止②
デスクトップの右下にある「^」の形をしたマークを押すことでも、バックグラウンドアプリを表示できます。
そこから各アプリのアイコンを右クリックして「EXIT」や「終了する」など、アプリによって表記は異なりますがそれらを選択し停止させることが可能です。
この停止の方法は、新しくインストールされるアプリのデフォルト設定は、☓(閉じるボタン)でウインドウを閉じても裏で動くような設定のアプリが多いため、頻度が多くなると思います。
あまり使わないのにいちいち常駐されると鬱陶しい場合は、そのアプリ自体の設定で名称は異なりますが「閉じるボタンで最小化」を「閉じるボタンで終了する」に設定変更すると良いでしょう。
ゲーミングデバイスを用意する
せっかくゲーミングPCを用意してゲームを楽しむのだから、デバイスも高性能なゲーミングデバイスを使用したいです。
ゲーム用の「ゲーミングデバイス」を用意すると、プレイするゲームがより快適になったり、他プレイヤーに差を着けれるようになったりとメリットだらけです。
この項目では主なゲーミングデバイスを紹介するので参考にしてください。
ゲーミングモニター
ゲーミングPC本来の性能を引き出して高fpsでプレイするなら、高リフレッシュレートに対応したゲーミングモニターが必須です。
せっかくゲーミングPCを使用しているのに60Hzのモニターを使用している場合、60fpsまでしか出せずヌルヌルとした環境とは言えなくなります。
理想としては144Hz以上の周波数を持ったゲーミングモニターを使用するのがおすすめです。
ゲーミングモニターに関しては「おすすめの144hz対応ゲーミングモニター3選」にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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ゲーミングキーボード
FPSなどのシューティングゲームではキーを激しく操作する場面が多くなり、それに伴いキーボードも求められるスペックが上がっていきます。
一般的な「メンブレン式」キーボードとゲーミングキーボードの違いは「メカニカルキー」を搭載しているかどうかです。
メカニカルキーは反応速度や押し心地などすべてにおいてメンブレンキーを上回ります。
そのためゲームを快適にプレイするのであれば、ゲーミングキーボードの購入を検討するのが良いでしょう。
「FPSにおすすめなゲーミングキーボード10選」記事が購入の手助けになりますので、ぜひ参考にしてください。
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ゲーミングマウス
ゲーミングキーボード同様に、ゲーミングマウスもゲームをするにあたって重要なデバイスです。
普通のマウスだと正確にマウスポインタや視点移動が行えず、対戦ゲームなどで不利になったり快適な操作ができません。
ゲーミングマウスであれば豊富なボタン数と、正確なマウスポインタや視点操作が行えるのでゲームだけでなく、普段使いも快適になるのでゲーミングマウスの購入もおすすめします。
FPSやTPSでは、ゲーミングモニターと同じか、それ以上に「FPS向けゲーミングマウス」が重要です。
「FPSにおすすめなゲーミングマウス」では必ずお気に入りのマウスが見つかるように、複数の特性の違う人気マウスを詳しく解説しています。
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ゲーミングヘッドセット
FPSなどで敵の足音や銃声などで位置を把握したり、Discordでのボイスチャットや、ゲームをプレイ中に味方と連携を取りたい場合はヘッドセットの有無で大きくプレイの幅が変わります。
ゲーミングヘッドセットとして販売されているモデルは、立体的に音を聞き取れるように調整されたスピーカードライバーを搭載し、マイクは周囲の雑音が入りにくく声が聞き取りやすいものが多いです。
音楽鑑賞にも優れる高性能モデルもあるのでSpotifyなどでBGMを楽しむ方にもおすすめです。
ゲーミングヘッドセットに関しては「FPSにおすすめなゲーミングヘッドセット10選」で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
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ゲーミングPCを買ったら入れるべきソフトに関するよくある質問
- 新しいPCにクリーンアップソフトを入れたほうがいいですか?
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必要ありません。
Windowsの標準機能でクリーンアップはできますし、無料で配布されているクリーンアップソフトはマルウェア(ウイルスみたいなもの)の可能性が高いのでおすすめしません。
- セキュリティソフトは無料版でもインストールしたほうがいいですか?
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おすすめしません。
Windows DefenderというWindows標準搭載のセキュリティソフトでもある程度ガードしてくれるので、無料版を使うくらいならWindows Defenderで良いと思います。
有料版を使う場合は「セキュリティソフト」の項目でおすすめソフトを紹介しているので参考にしてください。
- ID・パスワード管理ソフトってセキュリティは大丈夫なの?
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有名でない怪しいソフトを除き、セキュリティは安全です。
nortonパスワードマネージャーあたりの有名なソフトであればセキュリティに安心できます。
生体認証などで管理ソフトにログインすることも可能なので、突破される可能性はほぼゼロと思って良いでしょう。
- もともと体験版のセキュリティソフトがインストールされているのですが、期限が切れてもそのまま使用して良いですか?
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問題ありませんが、あまり意味がないので有料版にアップグレードすることをおすすめします。
また、新しく別のセキュリティソフトを購入してインストールする場合は、もともとインストールされているセキュリティソフトと競合する可能性があるので、アンインストールしておきましょう。
- Steam以外にもゲームダウンロードサイトってあるの?
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たくさんあります。
詳しくは「PCゲームの始め方」で各プラットフォームを紹介しているので参考にしてください。
毎週無料のゲームを配布している「Epic Games」などがおすすめです。
ゲーミングPCを買ったら入れるべきソフトまとめ
- Windows OSとの連携もできるGoogleアカウントの作成はかなりおすすめ
- セキュリティソフトを入れる場合は有料版を必ず使用することを推奨
- パスワード管理が面倒な場合はGoogleの機能か、管理ソフトを使用すると快適で安心
- 高性能なゲーミングPCのパワーを100%発揮するにはゲーミングデバイスも必要
新しくゲーミングPCを安全に快適な使用するために必要とされるものが多くあり、その中でも必須と言えるのがGoogleアカウントです。
何をするにもGoogleアカウントは様々なサービスに対応しているので、快適なPCライフを送れる事は間違いありません。
Microsoftとの連携もできるので、PCを買い替えた際のOS権限の移行をできた事が筆者の経験の中で一番便利と感じた部分でした。
他にもやれることはたくさんあるので、今回の記事を参考にゲーミングPCを快適に使用できる環境を整えてみてください。