Kindleの書籍を読むための専用端末「Kindle Paperwhite」の11世代は、旧世代や他のモデルと比べて何が違うのかを、本記事で詳しく比較し解説します。
以下の疑問を抱えている方は参考にしてください!
kindle paperwhite 11世代と10世代の違いを比較
kindle paperwhite 11世代 | kindle paperwhite 10世代 | kindle paperwhite 7世代 | |
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価格 | 広告あり:16,980円 広告なし:18,980円 シグニチャーエディション:21,980円 | 取扱なし | 取扱なし |
ディスプレイサイズ | 6.8インチ | 6インチ | 6インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
内蔵ストレージ | 8GB/16GB シグニチャーエディションは32GB | 8GB/32GB | 4GB/32GB |
充電端子 | USB-C | micro USB | USB-B |
ワイヤレス充電対応 | ※シグニチャーエディションのみあり | なし | なし |
重量 | 205g | 182g | 205g |
フロントライト | LED 17個 暖色対応 ※シグニチャーエディションのみ自動調光機能あり | LED 5個 | LED 5個 |
防水機能 | あり | あり | なし |
Kindle Paperwhite 11・10世代と、旧モデルの7世代とも比べてどのくらいKindle Paperwhiteが進化しているのかを比較してみました。
大きく変わったのはディスプレイサイズと、フロントライト周りでしょう。目に優しい暖色に対応し少しディスプレイが大きくなったことで、Kindle Paperwhiteのメリットである読みやすさが向上しています。
内蔵ストレージは通常版が16GBまでになっていますが、旧モデルの32GBの容量は書籍を保存するだけの用途であるKindleには少々大きすぎるので丁度いいと言えるでしょう。
kindle paperwhite 11世代は10世代から何が変わった?
最新世代のKindle Paperwhiteの11世代は、10世代に比べて何が具体的に変わっているのかをまとめました。
バッテリーが最大10週間も持つようになった
フル充電で毎日30分ほどの使用の場合、10世代は6週間でしたが、11世代は約10週間もバッテリーが持つようになりました。
2ヶ月に一回くらいの頻度で充電すればいいので、かなり取り回しが良くなっています。
ページ切り替え速度が早くなった
Kindle Paperwhiteの液晶パネルは「E Link」という特殊な構造上、ページの切り替えに癖がありますが、そのスピードが早くなったことで快適度が向上しています。
もともとE Linkはもっさりしていたのでそこだけが難点だったのですが、世代が変わったことでもっさり感が解消されています。
画面が大きくなり読みやすくなった
10世代は6インチですが、11世代は6.8インチと少し大きなったことで表示領域が拡大し、文字の読みやすさが格段に上がりました。
サイズ的には小説より大きく、コミックスよりは小さいちょうどいいサイズなので、持ち運びや長時間持つことに支障が出ない絶妙なサイズになっています。
USB Type-Cに変更された
今やほとんどのデバイスがUSB-Cに対応している中、10世代までのKindle Paperwhiteはmicro-USBであることが難点でした。
11世代ではUSB-Cに対応したので、Kindle Paperwhite用にケーブルを用意しなくても他のデバイスと共有でき、更に充電時間も約2.5時間で完了するスピード充電に対応。
先述した通り少しの充電で最大10週間も持つタフさも手に入れました。
フロントライトが暖色に対応した
一般的なフロントライトは白い光が普通ですが、Kindle Paperwhite11世代は少し黄色がかった暖色に対応しました。
これにより長時間読書をする時の目への負担が軽減されるので、紙媒体と遜色ない感覚で読書をできるようになっています。
kindle paperwhite 11世代の上位版「シグニチャー エディション」とは?
Kindle Paperwhiteのシグニチャーエディションとは、上位モデルのKindle Paperwhiteですが、普通のモデルと比べて何が違うのかをまとめました。
kindle paperwhite 11世代 | kindle paperwhite 11世代 シグニチャーエディション | |
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価格 | 広告あり:16,980円 広告なし:18,980円 | 21,980円 |
ディスプレイサイズ | 6.8インチ | 6.8インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi |
内蔵ストレージ | 8GB/16GB | 32GB |
充電端子 | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電対応 | なし | あり 充電器は別売り |
重量 | 205g | 207g |
フロントライト | LED 17個 暖色対応 | LED 17個 暖色対応 自動調光機能 |
防水機能 | あり | あり |
ワイヤレス充電に対応
別売りの専用ドッグを購入する必要がありますが、コードレスで充電をできる機能が搭載されています。
約2時間でフル充電になるので、有線で充電するよりも早く充電できるところも強みです。
内蔵ストレージが32GBに増加
標準モデルは8GB/16GBの選択式ですが、シグニチャーエディションは32GBと大容量のストレージを備えています。
漫画を多く読む方はデータが多くなりがちなので、容量が大きいシグニチャーエディションがおすすめです。
周囲の明るさに合わせてライトを調整してくれる
標準モデルにも手動でライトの強度を調整できますが、シグニチャーエディションは自動で周囲の明るさに合わせて調整してくれます。
いちいち設定画面を開かなくてもいいので読書の快適度が断然変わります。
kindle paperwhite 11世代がおすすめな人
Kindleはスマホやタブレットなどでも読めますが、あえてKindle用にKindle Paperwhite 11世代を用意するメリットを解説します。
目への優しさを重視する人
紙媒体と同じような見た目を再現できるのがKindle Paperwhite 11世代の大きな特徴です。普通のタブレットなどでは液晶の構造から違うので真似できない要素です。
文字や漫画を拡大してもボヤケたりせず、暖色にも対応しているのでかなり見やすくなっており、長時間の読書でも目に優しい作りになっています。
サクサクと読み進めたい人
Kindle専用端末というメリットを活かして、サクッと読書を始められて手軽に持ち運びやすいサイズなのがKindle Paperwhite 11世代の良いところです。
過去のモデルに比べてスペックアップしているので、ページ送りがスムーズなKindle Paperwhite 11世代は快適度が上がっています。
漫画や雑誌を多く保存したい人
漫画や雑誌などのイラストデータは容量が大きいので、漫画をシリーズまとめ買いして一気読みしたいという方にはKindle Paperwhite 11世代のシグニチャーエディションが活躍します。
32GBの容量は小説だけを保存するにはオーバースペックですが、漫画などを保存する場合は最適な容量です。
kindle paperwhiteと他モデルとの違いは?
kindle paperwhite 11世代 | kindle | kindle Oasis | |
---|---|---|---|
価格 | 広告あり:16,980円 広告なし:18,980円 シグニチャーエディション:21,980円 | 広告あり:12,980円 広告なし:14,980円 | 広告あり8GB:29,980円 広告なし8GB:31,980円 広告あり32GB:32,980円 広告なし32GB:34,980円 無料4G付き:40,980円 |
ディスプレイサイズ | 6.8インチ | 6インチ | 7インチ |
解像度 | 300ppi | 300ppi | 300ppi |
内蔵ストレージ | 8GB/16GB シグニチャーエディションは32GB | 16GB | 8GB/32GB |
充電端子 | USB-C | USB-C | USB-C |
ワイヤレス充電対応 | ※シグニチャーエディションのみあり | なし | あり |
重量 | 205g | 174g | 188g |
フロントライト | LED 17個 暖色対応 ※シグニチャーエディションのみ自動調光機能あり | LED 5個 | LED 25個 暖色対応 自動調光機能 |
防水機能 | あり | なし | あり |
その他機能 | 物理ボタン 無料4Gモデルあり |
Kindle端末には、標準モデルの「Kindle」、高級モデルの「Kindle Oasis」もあります。
標準モデルの「Kindle」は一番安いモデルで、軽くて持ち運びやすく16GBとちょうどいいストレージ容量が魅力ですが、それ以外の機能は搭載していません。
高級モデルの「Kindle Oasis」は、Kindle Paperwhiteの更に上位のモデルで、フロントライトがさらに高性能になった上に、物理ボタンを搭載し持ちやすい形状になっているのが大きな特徴です。
Kindle Paperwhite 11世代の立ち位置はコスパ重視モデルといった感じで、快適な読書をそこそこの価格で手に入られる人気モデルと言えるでしょう。
各Kindle端末の特徴を詳しく知りたい方は「Amazon Kindle端末おすすめ」も合わせて参考にしてください。
kindle paperwhite 11世代のまとめ
- Kindle Paperwhite 11世代はKindle端末の中でもコスパが良い
- 暖色対応なので目に優しい。シグニチャーエディションには更に調光機能も追加
- 紙媒体と遜色ない環境で読書をしたい人におすすめ
Kindle Paperwhite 11世代は、コスパ良くKindle専用端末を用意したい方にとってベストな選択肢と言えます。
紙媒体と変わらない使用感かつ、多くの書籍を保存できる容量を確保し、価格も2万円切りと求めやすい価格なのが魅力です。
タブレット端末では味わえない読みやすさをぜひこの機会に体験してみてください。