この記事では『オクトパストラベラー2』をPC版でプレイしたい方の「どのくらいのスペックが必要?」「コンソール版とどう違うの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・なるべく予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・4Kでプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・ストリーマーデビューしたい! → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定のゲーミングノートPCが欲しい!→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『オクトパストラベラー2』動作環境・推奨スペック
『オクトパストラベラー2』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『オクトパストラベラー2』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | AMD Ryzen 3 1200 / Intel Core i3-6100 |
メモリ | 8GB |
GPU | NVIDIA GeForce GT 750 / Radeon RX 460 |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『オクトパストラベラー2』をプレイした場合、720p解像度で画質も全て最低まで下げてようやく60fpsを確保できるレベルなので、快適にプレイできるとはいえません。
推奨スペック
CPU | AMD Ryzen 3 1200 / Intel Core i5-6400 |
メモリ | 8GB |
GPU | Nvidia GeForce GTX 1060 / AMD Radeon RX 470 |
公式推奨スペックであればフルHD最高画質設定で「60fps」を安定させてプレイ可能です。
かなり古めのゲーミングPCでも快適に動くくらいの低負荷なPCゲームなので、後述する現在販売されているようなゲーミングPCであれば、WQHDや4Kでの解像度で遊べます。
真の推奨スペック
CPU | Core i5 12400 / Ryzen 5 4500 |
メモリ | 16GB |
GPU | フルHD:Nvidia GeForce RTX 3050・GTX 1660Super / AMD Radeon RX5600 4K:Nvidia GeForce RTX 3060 / AMD Radeon RX6600 |
筆者が個人的に考える「60fps安定で最高画質の『オクトパストラベラー2』を遊ぶためのスペック」は上記のようになります。
『オクトパストラベラー2』はドットで表現されるゲームのため、かなり軽めのPCゲームです。
そのため、現在ゲーミングPCと言われるモデルで販売されているものであれば、エントリークラスでも十分快適にプレイできるので、ミドルクラスまでいくとWQHDや4Kのきめ細かい画質を手軽に体験できます。
フルHDであれば「ガレリア RM5R-G60S」。
4Kであれば「ガレリア XA7C-R46T」が最高画質設定でも余裕を持って遊べます。
グラボなしのPCで遊べる?→快適には遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンで『オクトパストラベラー2』は、快適に遊べません。
intel UHD700シリーズ以上の内蔵GPUがあれば、起動はしますが高画質で60fpsで遊べるほどのパワーが無いため、画質を下げてカクカクの映像でのプレイを強いられます。
『オクトパストラベラー2』はドットながら美麗なグラフィックを実現した「HD-2D」技術を採用しているため、3Dグラフィックの処理も関わってきます。
そのため、最低でも「GTX 750」クラスのグラフィックボードが必要で、これは内蔵GPUと比較するとどれも性能でかなわないほどのスペック差があるため、快適にプレイするためにはグラフィックボードは必要です。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『オクトパストラベラー2』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
予算を抑えたい方は格安入門モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
約12万円で『オクトパストラベラー2』を最高画質で快適に遊べる、コスパに優れたエントリークラスのゲーミングPCです。
普通にRPGをPCで遊びたい人にとっては十分すぎるスペックがあるので、『オクトパストラベラー2』用だけでなく、とりあえずゲームが普通に遊べるPCをなるべく安く手に入れたい方にもおすすめです。
また、スマホ対応PCゲームやエミュレーターが快適に動作するスペックでもあります。
4Kで遊びたい方は人気no.1モデルがおすすめ
約20万円で『オクトパストラベラー2』を4Kで快適に遊べるようになる、人気No.1モデルです。
フルHDでプレイする場合は、かなりスペックに余裕ができるので動画配信しながらのプレイも可能です。中量級ゲームまでであれば、動画配信でもカクつくといったことにはならないでしょう。
重量級ゲームでも画質を調整すれば快適にプレイできるので、あらゆるゲームでスペック不足で起動すらしないということにはなりません。
ストリーマーやヘビーゲーマーはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
ハイエンドゲーミングPCながら約30万前後と、価格が抑えられたコスパの高いモデルです。
『オクトパストラベラー2』だけをプレイする場合、かなりのオーバースペックとなりますが、いろんなPCゲームを4Kでプレイしたい方や、ストリーマーの方はこのくらいのスペックは必要になってきます。
4K環境を常に使用する場合は、メモリを最低でも32GB以上に増設する必要がありますが、メモリの問題さえ解決すれば人気配信者と同等の環境が得られるので、どんなゲームでもスペック不足に困ることはありません。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」「子供にいたずらされるので普段は収納しておきたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
『オクトパストラベラー2』においてのパフォーマンスは、最高設定で上限の120fpsが安定するので、165Hzのモニターを活かせます。
安定したゲーミング性能を持ったノートPCを探している方は、このモデルであればだいたいのPCゲームや、スマホ対応PCゲームも快適にプレイできるので最もおすすめできます。
いろんなPCゲームをインストールする場合はSSD増設が必須になりますが、外付けSSDなどを用意することで簡単に容量を増やせるので検討してみてください。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『オクトパストラベラー2』をプレイするならゲーミング環境がおすすめ
『オクトパストラベラー2』をプレイするためにはゲーミングPCを用意するのが最適です。
ここでは、ゲーム機と比べてPC版のメリットを紹介します。
SwitchやPS4より高解像度でプレイできる
『オクトパストラベラー2』は、最大4Kの解像度に対応しているゲームですが、「PS4」や「Nintendo Switch」版は4K出力がサポートされていません。
フルHD環境でしかプレイしない場合は関係ありませんが、4Kモニターを所持しているので画質を求めて4Kでプレイしたい方は、PC版かPS5版で4Kプレイが可能です。
また、PS5も4Kは可能ですが上限fpsが60までなので、RPGにおいて60超えの高fpsはあまり重要ではありませんが、120fps上限のPC版はfpsにおいてもゲーム機より環境が優れているといえます。
高品質な動画配信が可能
『オクトパストラベラー2』は負荷が低いゲームなので、ある程度のゲーミングPCであれば動画配信を手軽にできるメリットがあります。
動画配信機能はSwitchを除くゲーム機にもありますが、PCでの動画配信は配信レイアウトという点でPS4・5の動画配信機能より優れています。
特に3Dアバターを使用した配信は、3Dモデルを動かすためにスペックが必要となるため、高品質な配信をしたい方はゲーミングPCが理想です。
また、高音質なマイクやオーディオインターフェイスなどで、音響を徹底的に良くできるのもパソコンで動画配信するメリットです。
高画質プレイしたいならゲーミングモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高画質な映像を出力できても、その映像を描画できる対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
ここでは、色彩表現が鮮やかなIPSパネルを採用したゲーミングモニターを中心に、おすすめモデルを紹介します。
iiyama モニター ディスプレイ 23インチ
23インチ | 解像度:フルHD(1920×1080) | 応答速度:5ms(GtG) | リフレッシュレート:75Hz |
国産の老舗モニターブランドとして名高い「iiyama」のIPSモニターです。
D-Subミニ15ピン・ DVI-D24ピン(HDCP機能付)・HDMI端子に接続できるケーブル類は全て1.8mのものが付属しているので、購入してからすぐに接続できるのが嬉しいポイントです。
モニタースタンドは130mmの高さ調節と、横90℃とチルト24℃とピボット機能も搭載しているので、自分好みにモニターの角度や高さを変更できます。
画質も「iiyama」の質のいいIPSパネルで色彩が鮮やかなので文句なしです。『オクトパストラベラー2』をなるべく安く高画質でプレイしたい方におすすめです。
ASUS 4Kモニター TUF Gaming VG289Q1A
28インチ | 解像度:4K(3840×2160) | 応答速度:5ms(GtG) | リフレッシュレート:60Hz |
28インチと大きな画面で4K映像を楽しめるコスパに優れたゲーミングモニターです。
モニターのサイズが大きくなると、画素が荒くなりフルHDでは映像がにじんで見えてしまう事がありますが、画素が細かい4Kモニターではそういうことは起こりません。
IPSパネルなので、画素数が多い4Kと合わさり『オクトパストラベラー2』の「HD-2D」を思う存分堪能できるでしょう。
ASUS TUF Gaming VG28UQL1A
28インチ | 解像度:4K (3840×2160) | 応答速度:1ms(GtG) | リフレッシュレート:144Hz |
4K・IPSパネル・144Hzという条件で言えば定番なのがこの「ASUS TUF Gaming VG28UQL1A」です。
『オクトパストラベラー2』は4K解像度にも対応しているので、このモニターとゲーミングPCを用意すれば、最高の環境でプレイできます。
大きいサイズのモニターと、色彩表現の幅が広い4K対応IPSパネルは、『オクトパストラベラー2』の演出を更に迫力あるものにするでしょう。
リフレッシュレートも144Hzと高周波で、他のPCゲームでもハイスペックゲーミングPCと合わせれば高品質な環境でプレイが可能なので、モニターにも妥協したくないハードゲーマーにおすすめです。
『オクトパストラベラー2』おすすめゲーミングPCまとめ
この記事では『オクトパストラベラー2』におすすめなゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・なるべく予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・4Kでプレイしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・ストリーマーデビューしたい! → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定のゲーミングノートPCが欲しい!→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『オクトパストラベラー2』は「HD-2D」で美麗なドット絵ながらグラフィックを楽しめる作品なので、ゲーミングPCと質のいいモニターでプレイすることをおすすめします。
要求スペックもそこまで高くないので、本記事で紹介したモデルを参考に、『オクトパストラベラー2』を楽しめる環境を構築してみてください。
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。