『鉄拳8』は、バンダイナムコが制作する3D格闘ゲームです。本作は派手な演出と新しいシステムを取り入れており、最新のグラフィックで魅せることにも重点を置いた作品となっています。
この記事では『鉄拳8』をPC版で快適にプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という悩みを解消します。
以下の疑問を抱えている人は参考にしてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
・予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・最高画質で動画配信もしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kや動画配信もしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定したノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
NEXTGEAR JG-A5G60 |
12万円~ | なるべく安く『鉄拳8』をプレイできるゲーミングPC |
NEXTGEAR JG-A5G6T
|
17万円~ | 最高画質で『鉄拳8』を遊べるコスパの良いゲーミングPC |
NEXTGEAR JG-A7G7S | 25万円~ | 配信をしながら『鉄拳8』を遊ぶための完璧なPC |
NEXTGEAR J6-A7G60GN-A
|
16万円~ | どこでも『鉄拳8』を遊べる高性能な軽量ゲーミングノートPC |
『鉄拳8』動作環境・推奨スペック
『鉄拳8』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『鉄拳8』が快適に動作するかを紹介します。
必要スペック
CPU | AMD Ryzen 5 2600・Intel Core i5-6600 |
メモリ | 8GB |
GPU | Nvidia GeForce GTX 970・AMD Radeon RX 470 |
パフォーマンス | ・FPS(フレームレート/秒):60以上で安定 ・解像度:1920×1080 ・設定:LOW/OFF ・アンチエイリアシング:OFF |
公式サイトが発表している必要スペックは「最低限『鉄拳8』を遊ぶ為」のスペックでしかありません。
このスペックで『鉄拳8』をプレイする場合、画質を最低まで下げないと60fpsが出せないので、最新グラフィックによる迫力などを楽しめず、快適なプレイとは程遠い環境になってしまいます。
また、画質が低すぎるとそもそも対戦画面が見づらくなり、不利な戦いを強いられる原因にもなります。
推奨スペック
CPU | AMD Ryzen 5 3600・Intel Core i7-7700K |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 2060・AMD Radeon RX Vega 64 |
パフォーマンス | ・FPS(フレームレート/秒):60以上で安定 ・解像度:1920×1080 ・設定:HIGH ・アンチエイリアシング:2×、またはそれ以上 |
公式推奨スペックであれば高画質設定で60fpsを目指せます。
上記のスペックは、現在販売されているゲーミングPCの中に置き換えるとエントリークラスに近い性能なので、「RTX 4060搭載PC」でも十分快適に動きます。
もし『鉄拳8』を動画配信しながらプレイする予定の方は、もう少し上のスペックが必須になるので後述する真の推奨スペックを参考にしてください。
真の推奨スペック
CPU | Intel Core i5-12400・AMD Ryzen 5 5600X |
メモリ | 16GB |
GPU | Nvidia GeForce RTX 3060・AMD Radeon RX 6600 |
パフォーマンス | ・FPS(フレームレート/秒):60以上で安定 ・解像度:1920×1080~2560×1440 ・設定:HIGH ・アンチエイリアシング:最高設定 ・動画配信も可能 |
筆者が個人的に考える「安定して60fps張り付きで『鉄拳8』を遊べて、動画配信もできるスペック」は上記のようになります。
『鉄拳8』は、動画配信のネタとしても非常に人気が出るゲームなので、生放送をしながら『鉄拳8』をしたい!という方にはこの構成がベストです。
動画配信なんてしない、という方でも『ストリートファイター6』『ギルティギアストライヴ』などの最新格闘ゲームを安定して60fpsで遊べる性能があるので、このくらいのゲーミングPCを持っておいて損は絶対にしません。
本記事で紹介しているモデルの中では「RTX 4060 Ti搭載PC」あたりのスペックがあると、最高設定に上げても余裕があるので、かなり快適なプレイが可能です。
グラボなしのPCで遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『鉄拳8』のプレイは、不可能です。
理由は『鉄拳8』は最低でも「GTX 970」というグラボを要求しているゲームであり、「GTX 970」のスペックと同等の内蔵GPUは無いからです。
基本的に『鉄拳8』のような3Dグラフィックを駆使した格闘ゲームは、グラボがないとまともに遊べないと思っておきましょう。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『鉄拳8』おすすめゲーミングPC
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
予算を抑えたい方は格安入門モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB
ストレージ : 1TB NVMe SSD
エントリークラスながら、『鉄拳8』を安定して60fpsで遊べる格安ゲーミングPCです。
価格は約12万円とゲーミングPCの中では格安なので、ゲーミングPCがどういうものなのか体験したいという初心者の方にもおすすめです。
動画配信もしたいという方の場合は、状況によってはカクついてスペック不足になるので、後述するミドルスペック以上のモデルをおすすめします。
動画配信もしたい方は人気no.1モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4060 Ti
メモリ : 16GB
ストレージ : 1TB NVMe SSD
どんな格闘ゲームもド安定でプレイできて、他のPCゲームも動画配信しながら遊びたい!という方には、汎用性の高いミドルスペックモデルがおすすめです。
『鉄拳8』を最高画質でも安定して60fpsを維持でき、動画配信をしても快適に遊べるスペックがあるのでストリーマーとして活動する予定の方にもぴったりです。
このクラスになると、モニターの質にもこだわらないとスペックを活かしきれないため、モニターの購入費用も込みで考える必要がありますが、それに見合う環境が手に入るのでコスパよくゲームをするならこのクラスがベストでしょう。
4Kプレイや動画配信者はハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 SUPER
メモリ : 16GB
ストレージ : 1TB NVMe SSD
『鉄拳8』を始めとした格闘ゲームを4Kで遊ぶメリットはあまりありませんが、どんなゲームも最高の画質で遊べて、動画配信もしたい!というハードゲーマーの方にはハイエンドモデルがおすすめです。
高性能なパーツ構成なので、それらを最大限活かすにはメモリを32GB以上に増設(+14900円)する必要がありますが、動画配信や4Kを常用できる大きなメリットがあります。
『鉄拳8』を大きな画面で超高画質で遊びたい、配信のネタになるゲームをスペック不足が理由で諦めたくない、という方におすすめです。
ゲーミングノートPCならミドルスペック・軽量モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 32GB
ストレージ : 500GB NVMe SSD
液晶 : 16インチ 165Hz
重量 : 2.29kg
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」「子供にいたずらされるので普段は収納しておきたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
『鉄拳8』においてのパフォーマンスは、最高画質設定で60fpsを維持できるので、対戦においてスペックが原因で不利になることはありません。
安定したゲーミング性能を持ったノートPCを探している方は、このモデルであればだいたいのPCゲームや、スマホ対応PCゲームも快適にプレイできるので最もおすすめできます。
SSD容量は標準的な512GB搭載なのであまり心配はありませんが、足りない場合は外付けSSDなどを用意することで簡単に容量を増やせるので検討してみてください。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
『鉄拳8』をプレイするならゲーミングPC・モニターがおすすめ
『鉄拳8』をプレイするためにはゲーミングPC・モニターを用意するのが最適です。
ここでは、ゲーム用のデバイスを揃えるとどのようなメリットがあるかを解説します。
格闘ゲームは60fps維持が大前提
『鉄拳8』を始めとした格闘ゲームは、ゲーム全体の行動をF(フレーム)単位で構成していて、fpsは最大60になっています。
時間に換算すると1/60Fと1//60fpsは同じです。そのため、パソコンスペックが原因で60fpsを下回ると、その分ゲーム全体の動きがカクついて、本来見えたはずの相手の動きや、自分のコンボのタイミングなどがズレてしまいます。
これは格闘ゲームにおいて致命的に不利となる要因なので、60fpsを下回る環境は格闘ゲームを公平な条件で対戦できません。
そのため、『鉄拳8』を始めとした格闘ゲームは60fpsを維持できる環境が絶対条件と言えます。
強化された演出やグラフィックを楽しめる
『鉄拳8』は、これまでよりも爽快感を重視した作りにこだわっていて、グラフィックの強化と演出の派手さはシリーズ屈指の出来栄えになっています。
特に新たに実装されたヒートシステムにより、ヒート技を当てれば特殊な演出が入るので、ゲームの盛り上がりが観戦者からわかりやすく、大きいコンボが入るんだなとプレイヤーもわかりやすい作りになっています。
些細な部分かもしれませんが、『ストリートファイター6』のドライブシステムが未経験者からも好評だったように、対戦の一番目立つシーンをわかりやすくし、プレイヤーも大きなコンボを入れるタイミングがわかりやすい要素は大切です。
これらの演出をよりきれいな映像で体験することは、『鉄拳8』のモチベーションにもつながるので高画質な環境を提供できるゲーミングPCは必須と言えます。
動画配信をするならゲーミングPCは必須
動画配信のネタで需要が多い対戦ゲームというジャンルは『鉄拳8』にも当てはまります。
最近では大手ストリーマーの方たちが格闘ゲームを初心者の状態から始めて、楽しみながらどんどんと上達していく様子を見て、自分も始めてみようと思った方も多いのではないでしょうか。
『鉄拳8』をプレイしている配信者を見ると、大手ストリーマーの場合はプロの方が直接コーチしてくれていました。大手でない方でも、動画配信をすれば経験者からのアドバイスを貰えるチャンスがある、というメリットがあります。
ゲーミングPCは、そんな動画配信をするのにうってつけの性能を持っています。普通のPCでは実現できないゲーム環境が手に入るので、『鉄拳8』を動画配信しながら遊びたい方にもゲーミングPCは最適です。
高画質+高fpsでプレイしたいならゲーミングモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高画質な映像を出力できても、その映像を描画できる対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
ここでは、色彩表現が鮮やかなIPSパネルを採用したゲーミングモニターを中心に、おすすめモデルを紹介します。
Dell G2422HS 23.8インチ
23.8インチ | 解像度:フルHD(1920×1080) | 応答速度:1ms(GtG) | リフレッシュレート:165Hz |
大手PCメーカーDellが生産するゲーミングモデルで、2万円台ながらも機能が豊富で165Hzにも対応しているコスパ重視モデルです。
『鉄拳8』においてのメリットは、見やすさを重視するためのティアリング抑制機能が、AMD製とNVIDIA製グラボどちらにも対応しているところが魅力です。
これにより60fpsで動作する『鉄拳8』に高周波モニターを合わせた際に、垂直同期をオフにするとティアリングが発生する現象を抑えることができるので、目への負担が軽減されます。
搭載パネルがIPSなので、正確な色の表現が可能です。画質を重視したゲームモードもあり、RPGを高画質に楽しみたい方にも対応できるので、万能かつコスパが良いモデルです。
BenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 解像度:フルHD(1920×1080) | 応答速度:1ms(GtG) | リフレッシュレート:144Hz |
BenQの競技性の高いゲームに特化したZOWIEシリーズの人気モデルです。最速レベルの応答速度と、画面の見やすさを重視した作りになっています。
応答速度が1ms(GtG)の利点は、単純に中間色から中間色への色の切り替えが素早いので、普通のモニターよりも画面の切り替え速度が早いです。
これにより『鉄拳8』で重要となるヒット確認、相手の攻撃に対する反応速度を物理的に早めることができるので、対戦で有利に働きます。
「Color Vibrance」による自動カラー調整は、画面の見やすさに影響してきます。特に派手な演出が多い『鉄拳8』は、ヒートシステムを多用しているとエフェクトで見づらいので、プレイの快適度に直結します。
ASUS TUF Gaming VG28UQL1A
28インチ | 解像度:4K (3840×2160) | 応答速度:1ms(GtG) | リフレッシュレート:144Hz |
4K・IPSパネル・144Hzという条件で言えば定番なのがこの「ASUS TUF Gaming VG28UQL1A」です。
『鉄拳8』は4K解像度にも対応しているので、このモニターとゲーミングPCを用意すれば、最高の画質でプレイできます。
ティアリング抑制、暗所の見やすさ調整機能、ブルーライトカット、などの画面を見やすくし目への負担を軽減するゲーム用の機能はすべて搭載しています。
大きいサイズのモニターと、色彩表現の幅が広い4K対応IPSパネルは、『鉄拳8』の演出を更に迫力あるものにするでしょう。あらゆるPCゲームの画質にこだわるなら、高機能で丈夫な作りの「ASUS TUF Gaming VG28UQL1A」一択です。
『鉄拳8』おすすめゲーミングPCまとめ
この記事では『鉄拳8』におすすめなゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
・予算を抑えたい → 「とにかく安い入門モデル」
・最高画質で動画配信もしたい → 「中級者向けコスパ最高モデル」
・4Kや動画配信もしたい → 「上級者向けハイエンドモデル」
・安定したノートPC→ 「ミドルスペック&軽量ノート」
『鉄拳8』は3D格闘ゲームで一番人口が多いタイトルでもあるので、期待している方も多いと思います。
最新作のため、要求スペックも伴って上昇しているので、快適に『鉄拳8』を遊ぶためにもパソコンを新調して備えましょう!
今回紹介したモデルは、どれも環境ごとに快適にプレイすることができるものを紹介しているので、自信の予算や用途にあったゲーミングPC選びの参考にしてください!
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。 「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。