この記事では『ヴァロラント』をプレイしたい方の「結局どのPCを使えばいいの?」という疑問を解消します。
以下の悩みを抱えている人は参考にしてください。
ゲーミングノートパソコンで『ヴァロラント』をプレイしたいと考えている方は「VALORANTおすすめゲーミングノートPC」をチェックしてみてください。
「細かい説明は抜きにおすすめのゲーミングPCだけ知りたい!」という方は以下のリストからどうぞ!
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RM5R-G60S |
12万円~ | 144fps以上で快適にプレイできるゲーミングPC |
G-Tune DG-I5G60 |
18万円~ | すべてのデバイスが揃った最強コスパゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R46T |
20万円~ | 240fps完全安定のコスパ最高ゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R47T | 28万円~ | 最高設定でも240fps安定の最強ハイエンドゲーミングPC |
ガレリア XL7C-R45 |
16万円~ | PS5を上回る軽量ノートパソコン |
『VALORANT(ヴァロラント)』動作環境・推奨スペック
『ヴァロラント』公式サイト情報を元に、どの程度のスペックのPCであれば『ヴァロラント』が快適に動作するかを紹介します。
また、実際に『ヴァロラント』プレイヤーである筆者が選ぶ「真の推奨スペック」についても紹介しています。
– | 最小スペック(30fps) | 推奨スペック(60fps) | ハイエンドスペック(144fps以上) |
---|---|---|---|
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 | Intel i3-4150 | Intel Core i5-4460 3.2GHZ |
GPU | Intel HD 4000 | Geforce GT 730 | GTX 1050 Ti |
VALORANTに必要な最小スペック(30fps)
CPU | Intel Core 2 Duo E8400 |
メモリ | 4GB |
GPU | Intel HD 4000 |
公式サイトが発表している最小スペックは「30fpsで最低限ゲームを動かす為」のスペックでしかありません。
このスペックで『ヴァロラント』をプレイしても低いフレームレートのせいで敵の動きはカクカクで、まともにエイムすることもできず撃ち合いに勝つことはほぼ不可能です。
とにかく予算を抑えて『ヴァロラント』をプレイしたい方は格安ゲーミングPCの「RM5R-G60S」であれば、144fps出せるスペックを持っているのでおすすめです。
VALORANTに必要なスペック(60fps)
CPU | Intel i3-4150 |
メモリ | 4GB |
GPU | Geforce GT 730 |
「60fps」のプレイ環境は残念ながら、現在の『ヴァロラント』の環境と全く合っていません。
もちろんこの構成のゲーミングPCで『ヴァロラント』をプレイすること自体はできますが、ほとんどのカジュアルプレイヤーが最低でも144fps、ガチ勢は240fpsでプレイする中で、通用するわけがありません。
VALORANTの推奨スペック(144fps)
CPU | Intel Core i5-4460 3.2GHZ |
メモリ | 4GB |
GPU | GTX 1650 |
こちらが『ヴァロラント』を144fpsでプレイするための推奨スペックです。
『ヴァロラント』はかなり軽いゲームなので、この程度のスペックでも快適に遊ぶことができます。
もちろん144fpsでも十分にVALORANTで優位性を保つことができますが、どうしても240fpsの安定した快適環境と比べると差がでてしまいます。
少しでも勝ちたいという方は更に上のスペックを目指しましょう。
ここでは、超格安で144fpsで動かすことのできるゲーミングPCも紹介しているのでチェックしてみてください。
VALORANTの真の推奨スペック(240fps)
CPU | Ryzen 5 5600X |
メモリ | 16GB |
GPU | RTX 4060 Ti |
筆者が考える「240fps以上で安定して『ヴァロラント』を遊ぶための推奨スペック」はこれくらいです。
ただし、当然ながらグラフィック設定は最低まで下げる必要があります。
『ヴァロラント』でフレームレートを出すためにはCPUとGPUのバランスが非常に重要です。
どちらかのスペックが低すぎるとまったくフレームレートが出なくなってしまうので、「安物PC」だけは避けて、このレベルのスペックを目指してください。
現実的なことを考えると、ゲームがアップデートで重くなったり、プレイ中に他のアプリを起動したり、プレイを配信したりといった負荷もあるので、実際はこれより上のPCを買っておくと安心です。
240fps完全安定でプレイできるモデルの「XA7C-R46T」であれば、この先にアップデートにも安心してゲームがプレイできるスペックとなっています。
グラボなしの普通のPCで『VALORANT(ヴァロラント)』を遊べる?→遊べません
グラフィックボードを搭載してない(オンボード)パソコンでの『ヴァロラント』のプレイは、ほぼ不可能です。
ゲームが起動したとしても、画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げてようやく「15fps」出るレベルです。
FPSゲームにおいて15fpsはまともにプレイができないレベルです。更に解像度を下げると画質が一気に荒くなり、敵も見づらくなってしまいます。
また『ヴァロラント』はチームでプレイするゲームなため、グラフィックボードが搭載されていないパソコンで遊ぶと味方に大きな迷惑がかかってしまいます。
グラボなしPCについて詳しく知りたい方は「内蔵GPUとは何か」で解説しているので参考にしてください。
BTOショップ別特徴まとめ【ドスパラからパソコン工房まで】
メーカー | 値段 | 納品速度 | サポート | 使い勝手 | ゲーマー向け |
---|---|---|---|---|---|
ドスパラ | |||||
マウスコンピューター | |||||
パソコン工房 | |||||
フロンティア |
最近のBTOショップでは、販売されているPC自体の性能差はほとんど存在しません。
一日でも早くお目当てのゲーミングPCが欲しいなら「ドスパラ」。
どれほど時間がかかっても受注生産やセールで最安ゲーミングPCが欲しい人は「フロンティア」。
「マウスコンピューター」は24時間365日の電話サポートが手厚く、入門者にはぴったりです。
また、マウスコンピューターのセールは年間を通して行っているので、いつでもお得にパソコンを購入できます。
今、日本でゲーミングPCを買おうと思ったらこの記事で紹介しているPCモデルがトップクラスです。
また、お得にゲーミングPCがほしい方は「ドスパラのセール情報」「マウスコンピューターのセール情報」「フロンティアのセール情報」をまとめているので参考にしてみてください。
当サイトで紹介するゲーミングPCはすべてBTOショップ製です。
家電量販店でゲーミングPCを買うのはコスパが悪いのでやめましょう。
家電量販店のデメリットを詳しく知りたい方は「パソコン買うなら電気屋や家電量販店はNGな理由」を参考にしてください。
『VALORANT(ヴァロラント)』におすすめのゲーミングPC
『ヴァロラント』は非常に軽いゲームなので、ある程度はどんなゲーミングPCでも動作します。
しかし、普通のPCゲームと違ってGPU使用率が低めな一方CPU性能への依存が高いため、この記事で紹介されているようなボトルネックが発生しにくいモデルでプレイすることをおすすめします。
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RM5R-G60S |
12万円~ | 144fps以上で快適にプレイできるゲーミングPC |
G-Tune DG-I5G60 |
18万円~ | すべてのデバイスが揃った最強コスパゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R46T |
20万円~ | 240fps完全安定のコスパ最高ゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R47T | 28万円~ | 最高設定でも240fps安定の最強ハイエンドゲーミングPC |
ガレリア XL7C-R45 |
16万円~ | PS5を上回る軽量ノートパソコン |
BTOショップは様々ありますが、当サイトでは「ドスパラ」と「マウスコンピューター」を中心におすすめモデルを紹介しています。
ドスパラはとにかく納期が早いのが特徴で、マウスコンピューターは高品質な部分が特徴となっています。
ドスパラは最大60回までの分割払い、マウスコンピューターは最大36回までの手数料を無料で行えるので、一括でなくても長期的な支払いを行うことでPCを購入することが可能です。
FPS初心者には144fps以上出せる格安モデルがおすすめ
グラフィック : GTX 1660 SUPER
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 512GB NVMe SSD
「PCもモニターも持ってない、予算もそんなにない、でも『ヴァロラント』を遊びたい。どうすればいい?」と聞かれたら迷わず「RM5R-G60S」と144Hzモニターのセットをおすすめします。
本来なら初心者が「ゲーミングPCって何?」ということを知るために買う入門的なゲーミングPCですが、現代FPSの中で最も軽い『ヴァロラント』にとっては十分「ガチプレイヤーのためのPC」です。
総評すると、「とにかくVALORANTをプレイしてみたい」「ゲーミングPCがほしいけど予算が少し気になる」という方にとってはおすすめの格安ゲーミングPCです。
ゲーミングPCセットがほしい方マウス人気モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4060
メモリ : 16GB
ストレージ : 500GB Gen4
モニター : iiyama G-MASTER (165Hz)
マウス : Logicool G304
キーボード : Logicool G213r
ヘッドセット : Logicool G435BK
ゲーミングマウスパッド : Logicool G240f
ゲームパッド : Logicool F310r
「G-Tune DG-I5G60」はすべてのゲーミングデバイスがセットとなった、まさしくFPSをこれから始めるのに最強コスパを誇るゲーミングPCです。
付属してくるデバイスはLogicool製のゲーミングデバイスを中心に揃っており、モニターはiiyamaの165Hzゲーミングモニターなので、最初から他プレイヤーとの差を離せるクラスの最強環境を整えることができます。
マウスやキーボードなどはまずは付属のものを使って、あとからチューニングして自分の好きなデバイスを揃えることもできるため、まさしくゲーミングPC初心者におすすめなモデルとなっています。
240fps完全安定でプレイしたい中級者は人気no.1モデルがおすすめ
『ヴァロラント』を240fps安定でプレイしたいならこのゲーミングPCをおすすめします。
『ヴァロラント』は比較的に軽いゲームですが、それでもアビリティのエフェクトが重なったりした場合はどうしてもfpsが若干低下してしまいます。
ですがこのレベルのスペックであれば、CPUもGPUも高性能なので240fpsを安定してゲームがプレイできるモデルです。
もちろん『ヴァロラント』以外のFPSも余裕で最高設定高フレームレートで遊べるので、『ヴァロラント』専用機にはなりません。
「なんでもできる」が人気no.1モデルの理由なので、「『ヴァロラント』もやりたいし他のゲームもやりたい」という人には迷わずこのゲーミングPCをおすすめします。
360fpsを目指す上級者にはハイエンドゲーミングPCがおすすめ
グラフィック : RTX 4070 Ti SUPER
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB Gen4 SSD
『ヴァロラント』をプレイするだけならあまりにハイエンドなので、プロプレイヤーが使っているというよりはむしろ、ゲームしているところを配信するストリーマーが使っている印象のゲーミングPCです。
実際、動画編集や配信を快適にしたいならこのくらいのスペックがあると安心です。
じゃあ『ヴァロラント』をプレイするうえで意味はないのか?といえばそんなことはありません。
「144fps」や「240fps」をも超える「300ps安定」を実現するのがこのゲーミングPCです。
以下ではRTX 4070 Tiよりも前に発売された「RTX 3080」を搭載したゲーミングPCでデスマッチをプレイした動画です。
上記はグラフィック設定をすべて最高にしてプレイしていますが、「RTX 3080」ですら余裕で300fps前後を出せていることが確認できるため、「RTX 4070 Ti」ではさらに上の水準を狙うことができます。
『ヴァロラント』のアップデート次第では徐々に重くなっていくのは必然なので、「余裕を持ったスペックが欲しい」「240Hzモニターを最大限まで活かしたい」という方におすすめのゲーミングPCです。
ゲーミングノートパソコンならミドルスペック・144Hz対応モデルがおすすめ
グラフィック : RTX 4050
メモリ : 16GB
ストレージ : 512GB NVMe SSD
モニター : 144Hz 15.6インチ
重量 : 2.2kg
バッテリー : 6.4 時間
「場所を取りたくない」「手軽に持ち運びたい」という方はゲーミングノートPCも選択肢に入ってきます。
G-TuneのノートパソコンはゲーミングノートPC特有の「重くて持ち運びにくい」「グラボが古い」「モニターがしょぼい」なんて弱点を完全に克服しています。
このノートPCの最大の特徴は液晶が144Hzモニター対応しているところで、ノートPCでもガチ勢と同様の環境でプレイすることが可能となります。
モニターなどの周辺機器にかかる費用も大分削減できるので、その分カスタマイズでアップグレードなどにコストを割くことができるのも強みです。
『ヴァロラント』では、もちろん240fpsに到達できるので、ガチの大会やランク戦とは言わずとも、動きを確認したり練習するカジュアル戦ならノートPCでも気軽に練習できます。
『ヴァロラント』で快適な動作が保証されているゲーミングノートPCです。
他にも格安から超高性能まで、優秀なゲーミングノートPCを厳選して紹介しているので、ノートPC派の方は「おすすめゲーミングノートPC」を参考にしてください。
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『VALORANT(ヴァロラント)』のプロゲーマー・有名プレイヤーが使用しているPCスペック紹介
ここでは、実際に『ヴァロラント』のプロゲーマーが使用しているパソコンスペックを紹介するとともに、BTOショップで販売されている中でプロが使用しているものと近いスペックのモデルを紹介していきます。
Laz(ラズ)の使用PCスペック
ZETA DIVISONに所属している日本のプロプレイヤー。精密度の高いエイムが特徴的で、いかなる状況でもヘッドを狙って冷静に敵を対処する。
具体的な使用デバイスについては「Lazの使用デバイスまとめ」で詳しく紹介しています。
CPU | Intel Core-i9 10900K |
GPU | GeForce RTX 3090 |
メモリ | 不明 |
ストレージ | 不明 |
グラフィック : RTX 4090
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB NVMe M.2 SSD
Laz選手が使用するスペックは本人のブログにて回答を行っています。
また、パソコン工房ではZETA DIVISIONとのコラボモデルが発売されており、Laz選手は配信用やゲーミング用としてパソコン工房から新しいモデルを提供してもらっています。
『LEVEL-R77A-LC139KF-XLX-ZETA DIVISION』はまさしくゲーミングPCを超快適に行うためのゲーミングPCです。
Neth(ネス)の使用PCスペック
NethはCrazyRaccoon(CR)に所属しているプロプレイヤー。元々はCS:GOで活躍していたプロだったが、VALORANTでもその強さは変わらない日本でもトップクラスに位置する選手
具体的な使用デバイスについては「Nethの使用デバイスまとめ」で詳しく紹介しています。
CPU | Intel Core i7-11700 |
GPU | GeForce RTX 3090 |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 1TB SSD |
グラフィック : RTX 4080
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
CRではガレリアのゲーミングPCとのコラボモデルを発売しており、Neth選手は実際にコラボモデルを使用しています。
プロが最強クラスのスペックを使用しているのはいわずもがなですが、CRコラボPCは性能だけでなく、外観にもこだわっています。
ゲーマーなら誰もが一度は憧れる、赤く光る美しいLEDがPC内部に搭載されているので、インテリアとしも機能します。
性能+見た目どちらも重視している方にはCRコラボPCがおすすめです。
また、「ガレリア×CRコラボPCまとめ」では、より詳しくCRのコラボゲーミングPCを紹介しているので参考にしてみてください!
TenZ(テンズ)の使用PCスペック
VALORANT強豪チームの「Sentinels」に所属しているプロプレイヤー。NA最強クラスと呼声も高く、敵を正確にエイムしてヘッド1発で抜く姿を見ればファンになること間違いなし。
具体的な使用デバイスについては「Tenzの使用デバイスまとめ」で詳しく紹介しています。
CPU | RYZEN 9 5900X |
GPU | GeForce RTX 3090 |
メモリ | 32GB |
ストレージ | 1TB SSD |
グラフィック : RTX 4080
メモリ : 16GB SDRAM
ストレージ : 1TB NVMe SSD
RTX 4080はまさにゲーミングPCの中でもモンスタークラスのスペックで、このパソコンでできないことはないレベルです。
『ヴァロラント』においても、300fps張り付きが可能なレベルなので、300Hz駆動可能な最強モニターと組み合わせてプレイすることができます。
「プロゲーマーと同様の環境でプレイしたい・PC環境で言い訳をしたくない」というプレイヤーにおすすめのハイエンドモデルです。
GPU&グラフィック設定別フレームレート・ベンチマーク
このベンチマークは戦闘しない時間も含めた平均フレームレートです。アビリティが飛び交う激しい戦闘時にはもちろん重くなり、この平均fpsは維持できません。
また、それぞれ『ヴァロラント』内での計測時期も方法も異なり、検証は完全な同一環境で行われているわけではないので、あくまで目安としてください。
『VALORANT(ヴァロラント)』をプレイするなら高フレームレート環境がおすすめ
『ヴァロラント』をプレイするときは、どれくらいのフレームレートで遊びたいかを考えてゲーミングPCを選ぶことをおすすめします。
高いフレームレートを出すためには相応のゲーミングPCが必須だからです。
VALORANTではフレームレートが高いほど戦闘が有利になる
FPSゲームやTPSゲームはフレームレートが高く出すことができる「ゲーミングPC」が圧倒的に有利です。
特にエイム力が重視される『ヴァロラント』においては視認性や描画の滑らかさが重要であり、フレームレートの数値は最も大事な要素です。
上級者の多くは障害物に身を隠し、ワープしていきなり出てきたとしか思えないような動きで奇襲してくるので、ほんの一瞬の反射神経というのが超重要になってきます。
その際に高いフレームレートを維持できれば滑らかな描画で敵の移動する方向の予測がしやすくなり、対面での勝負に勝ちやすくなります。
高ランク帯などでは1発当てれたか当てれてないかで勝負が決まってしまうこともあるため、反応速度やエイムが重要なインファイトにおいては高いフレームレートは必須ともいえます。
60fpsでは144fps・240fps・360fpsのPCに対抗できない
『ヴァロラント』はできるだけ多くのPCでプレイできるようにかなり軽いゲームになっていますが、そのぶん、ゲーミングPCごとの「フレームレート格差」は激しいです。
画像で60fpsと240fpsを比較すると明確に違いが分かります。
60fpsではシステムの遅延が大きく、240fpsでは遅延が小さいです。この遅延が小さければ小さいほどプレイヤーの発見やマウスの操作の反映が早くなるという大きなメリットがあります。
『ヴァロラント』は非常に繊細な反応とエイムを要求するゲームなので、この差は完全に勝負を分けます。
低スペックPCのままでもゲームに参加するのは簡単ですが、上達するのはかなり難しいでしょう。
ハイスペックなゲーミングPCだと録画や配信ができる
『ヴァロラント』は自分の実力によって不利な状況を覆したり、良いAIMが出たときに録画したい瞬間が多々出てきます。
ですが、録画を行うのにもそこそこPCのリソースが割かれてしまうため、低スペックPCで録画を行うとフレームレートが落ちて普段のパフォーマンスが出せなくなります。
ある程度のスペックを用意したゲーミングPCであれば、録画をしても一切フレームレートが落ちることなくプレイすることができるため、常に良いシーンを撮影することが可能です。
また、TwitchやYouTubeで配信をしたい!と考えている方はより高いスペックのゲーミングPCが必要となってきます。
筆者は公式の推奨スペックギリギリのPCでプレイしていた時代に配信しながらVALORANTをプレイしたことがありますが、フレームレートがまったくでず画面はカクカクでまともに遊ぶことすらできませんでした。
配信環境はかなりの負荷がかかるので、これからストリーマーとして活動していきたい方はゲーミングPCの購入は必須です。
VARORANTを高フレームレートでプレイしたいならゲーミングモニターが必須
いくら良いゲーミングPCで高フレームレートを出せても、その映像を描画できる高リフレッシュレート対応ゲーミングモニターがなければ意味がありません。
以下のボタンからAmazonのゲーミングモニターの売れ筋ランキングがチェックできるので、気になった方は参考にしてみてください。
\ Amazon売れ筋モデル /
有名プレイヤーの使用デバイスを掲載しているProSettingsを元に、『ヴァロラント』のプロゲーマーが使っているモニターを紹介します。
【360Hz】Benq ZOWIE XL2566K
24.5インチ | 1ms | 360Hz |
360Hz対応モニターはトッププロの中でも限られた一部のプレイヤーだけが選ぶモニターです。
『ヴァロラント』で「Benq ZOWIE XL2566K」360Hz対応モニターを使うなら、最低でもRTX 3070のGPUを用意したいところです。
それ以下のゲーミングPCでも、『ヴァロラント』なら360fpsを出せるかもしれませんが、フレームレートの安定性を考えたら最新世代のGPUを使って遊んだほうがいいでしょう。
【240Hz】BenQ XL2546K
24.5インチ | 0.5ms | 240Hz |
240Hz対応ゲーミングモニターは『ヴァロラント』をガチでプレイするなら必須になりつつあるモニターです。
応答速度が1ms前後で、240Hz対応しているゲーミングモニターであればどれでも「プロクラス」です。
トッププロだけでなく、デバイスを言い訳したくないガチプレイヤーの多くが240Hz対応モニターを採用しています。
以下の記事では他にも厳選した240hz対応ゲーミングモニターを紹介しているので、モニター選びに迷った方は参考にしてください。
【144Hz】BenQ ZOWIE XL2411K
24インチ | 1ms | 144Hz |
「60Hzモニター」と「144Hzモニター」の差は明確です。
FPSをプレイするなら144Hzモニターを使えというのが定説です
本当はもっとお金をかけて「240Hzモニター」を使ったほうがいいのですが、最低条件は「144Hz」です。
ここをクリアしていれば『ヴァロラント』で極端に不利になることはないので、いわば「eスポーツ入門用モニター」です。
以下の記事では格安モデルから「4K 144fps」まで、さまざまな144hz対応ゲーミングモニターを紹介していますので参考にしてください。
FPSやTPSでは、ゲーミングモニターと同じか、それ以上に「FPS向けゲーミングマウス」が重要です。
「FPSにおすすめなゲーミングマウス」では必ずお気に入りのマウスが見つかるように、複数の特性の違う人気マウスを詳しく解説しています。
『VALORANT(ヴァロラント)』で240fpsでない原因は?
VALORANTで240fpsがでない原因はいくつかあります。
- そもそものスペックが足りてない
- GPUの性能だけ高くて、CPUの性能が弱い(ボトルネック)
- ゲーム内の設定で垂直同期をオンにしている
まず、そもそも240fpsを出すためには、ハイエンドなゲーミングPCでないとなかなか安定はしません。
また、GPUの性能は足りているのに240fps安定しない!という方は逆GPUの性能だけ高すぎてCPUのパワーが追いついていないのが原因かもしれません。(この状態を”ボトルネック”と指します)
最後にゲーム内の設定で「垂直同期(Vsync)」がオンになっている場合はオフにしてみてください。
垂直同期がオンになっているとモニターのリフレッシュレートとfpsが同期されてしまうので、60Hzや144Hzのモニターを利用している方は特に注意してください。
『VALORANT(ヴァロラント)』おすすめゲーミングPC購入時によくある質問
- デスクトップとノートはどっちがいい?
-
「性能」や「コスパ」を重視するならデスクトップPCがおすすめ、「コンパクトさ」や「持ち運びやすさ」を重視するならノートPCがおすすめです。
- グラボなしで遊べる?
-
画面の解像度やビデオ設定をすべて最低まで下げてようやくカクカク動くかどうかというレベルなので、基本的には遊べません。
- 『ヴァロラント』は家庭用ゲーム機でプレイできますか?
-
家庭用版も開発中とのことですが、現在はPC版でしかリリースされていません。
- 『ヴァロラント』を軽くするにはどうすればいいですか?
-
もともと極端に軽いゲームなので、設定を変えるよりPCを変えるのが一番です。
- 『ヴァロラント』のインストール容量が明らかにおかしいのですが
-
インストール容量が2TBなど表記されている場合はバグです。
実際には数十GBしか使用されていないので、表記が気になる方は再インストールを行ってみてください。
- 実際の『ヴァロラント』のインストール容量はどれぐらいですか?
-
2023年時点では「28.4GB」使用しています。
今後のアップデートにつれて容量はどんどん増えていくため、50GB以上の空き容量は確保しておきましょう。
- VALORANTにおすすめのゲーミングデバイスはありますか?
-
ゲーミングデバイスは個々によって好みが別れますが、ゲーミングデバイス選びに迷ったらプロと同じデバイスを使用すれば問題有りません。
プロが使用するデバイスは競技向けに適しているので、『ヴァロラント』をプレイするための性能を発揮しています。
当サイトでは、
- 「VALORANTおすすめゲーミングマウス」
- 「VALORANTおすすめゲーミングマウスパッド」
- 「VALORANTおすすめゲーミングキーボード」
- 「VALORANTおすすめゲーミングヘッドセット」
- 「VALORANTおすすめゲーミングモニター」
上記のゲーミングデバイスを紹介しているので、気になった方はチェックしてみてください。
- VALORANTをノートパソコンでプレイしたいのですが
-
「VALORANTにおすすめのゲーミングノートPC」では、ゲーミングノートに特化しておすすめモデルを紹介しているのでチェックしてみてください。
- AimLabでエイム練習したいのですが、VALORANT向けの設定にする方法が知りたい
-
「AimLabでVALORANT向けの設定をする方法」にておすすめタスクやクロスヘアの設定など詳しく紹介しています。
- 144Hzや240Hzの効果って実感できる?
-
144Hzに関してはもはやFPSをやる上では必須な環境と断言しても良いほど大きく変わります。
240Hzは144Hzに比べて大きな変化がないものの、反応速度が大事な『ヴァロラント』においては大きく効果があります。
いきなり240Hzを買うのも有りですが、まずは144Hzで慣れてからしばらくして240Hzをモデルを購入するのもおすすめです。
『VALORANT(ヴァロラント)』おすすめゲーミングPCまとめ
144fps、240fps、360fpsと、『ヴァロラント』を遊びたいあらゆる人に向けてゲーミングPCを紹介しました。
以下、記事で紹介したモデルのおさらいです。
モデル名 | 価格帯 | こんな人におすすめ! |
---|---|---|
ガレリア RM5R-G60S |
12万円~ | 144fps以上で快適にプレイできるゲーミングPC |
G-Tune DG-I5G60 |
18万円~ | すべてのデバイスが揃った最強コスパゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R46T |
20万円~ | 240fps完全安定のコスパ最高ゲーミングPC |
ガレリア XA7C-R47T | 28万円~ | 最高設定でも240fps安定の最強ハイエンドゲーミングPC |
ガレリア XL7C-R45 |
16万円~ | PS5を上回る軽量ノートパソコン |
もしこの中に求めているゲーミングPCがなければ、低価格モデルを紹介する「おすすめの安いゲーミングPC」やノートPCを厳選した「おすすめゲーミングノートPC」などからも探してみてください。
こちらの記事では、当サイトが厳選した「初心者向けのおすすめゲーミングPC」を総合的に紹介しています。
「ゲーミングPCの基礎知識」「おすすめBTOショップ」についても解説していますのでこの記事で欲しいゲーミングPCが見つからなかった方はあわせてご確認ください。