XserverクラウドPCの評判まとめ ビジネス用途で主にどんなメリットがあるのかも解説！

レンタルサーバーの大手Xserverは、クラウドPCサービスも展開しているのをご存知でしょうか？

クラウドPCは、インターネット回線があればいつでもアクセスできる仮想PCなので、主にビジネスシーンで活躍するサービスです。

本記事では、クラウドPCとは一体何なのか？どういうメリットやデメリットがあるのか？などを解説します。

XserverクラウドPCとは？

XserverクラウドPCとは、ネット上に仮想PCを構築してユーザーに提供するサービスです。

似たようなサービスにレンタルサーバーがありますが、レンタルサーバーと違うところは「PCと同じ作業が可能なところ」です。

PC上で動作するアプリを自由に操作できるので、感覚的にはリモートコントロールでPCを操作しているのと変わりません。

XserverクラウドPCでは、仮想PCのスペックをプランごとに用意しているので、自分が求めているスペックのPCを選んでどこでもアクセスできる作業用PCとして活用することができます。

XserverクラウドPCでできること

XserverクラウドPCを利用してできることを紹介します。

ビジネスシーンや、24時間稼働のPCというメリットを生かした用途が主な活用法になります。

どこでも使えるテレワーク用のPCが欲しい方

場所・デバイスを問わず、仕事用のPCとしてクラウドPCが利用できる点がまず主な用途として挙げられます。

「会社用のPCにしかデータがない！」などの面倒なトラブルにもならないので、円滑に仕事を行うためのPCがいつでもどこでもアクセスできるというのは大きなメリットです。

FXの自動売買などに24時間起動できるPCが欲しい方

FXなどの自動売買ツールは、常時PCを稼働しておかなければならないので、専用のPCが必要になってきます。

そのためには、サブPCを用意することになるのですが、サブPC用の予算やスペースなど必要なものが出てきます。

XserverクラウドPCであれば、そのような煩わしいことを無くしてスマートにFX用のPCを用意でき、どこでもアクセスできる利便性も兼ねています。

新たにPCをわざわざ用意しなくても良い

期間制の従業員のためにPCを用意する必要が出てきたときなどに、XserverクラウドPCは活用できます。

共用PCの空きがなくて、新しい従業員のためにPCを用意したいけど予算を抑えたいという場面はよくあることです。

PCを新しく購入するよりも格段に安く済ませられて、リモートでも使えるXserverクラウドPCは適任でしょう。

XserverクラウドPCの料金プラン

以下ではXserverクラウドPCの料金プランについて解説していきます。

XserverクラウドPCの料金比較

–	お試しプラン	エントリープラン	スタンダードプラン	ビジネスプラン	ハイエンドプラン
料金（月額）	2,860円	3,590円	5,680円	8,390円	18,840円
メモリ	2GB	3GB	16GB	10GB	16GB
CPU	2コア	3コア	4コア	8コア	16コア
NVMe SSD	100GB	200GB	300GB	500GB	1,000GB

上記は12ヶ月契約時の各プランの比較表です。

スタンダードプランあたりが一般的なビジネス用途で使うのに必要なスペックを備えているので、基本的にスタンダード以上を契約することになると思います。

また、最低契約期間は3ヶ月以上なのも留意しておきましょう。

3ヶ月の短期間の契約でも月額は数百円しか変わらないので、手軽に必要な期間分だけで契約しても問題ありません。

料金プランの違い

料金プランで変わるのはPCのマシンスペックです。

オフィスツールを起動して社内のサーバーとやりとりしながら作業する程度であれば、スタンダード以上のプランで十分スペックは足ります。

もし文書作成くらいしか作業をしないのであれば、お試し・エントリープランでも良いでしょう。

XserverクラウドPCの良い評判・メリット

XserverクラウドPCを使用した際の良い評判や、メリットを紹介します。

結論から言うと、新時代のビジネススタイルとしてかなり有用なサービスであることが伺えます。

圧倒的な処理性能速度

最新モデルのパーツを使っているクラウドPCなので、同じようなスペックのパソコンよりも素早い処理が可能で、ストレージの読み書き速度が最速クラスのNVMe SSDを使用しているので、データの閲覧もサクサクです。

リモートで操作する関係上、どうしても操作に多少ラグは生じるので、少しでもレスポンスが良いクラウドPCを使用できるというのは非常に大きなメリットです。

Microsoft officeも利用できる

ビジネス用のパッケージ「Microsoft Office Professional Plus 2021」が利用可能なので、オフィスソフト込みでPCを新たに用意しなくて良いところもかなりコスパが良い点です。

特に、外出先でオフィスツールがインストールされていないデバイスを持っていなくても、携帯端末からオフィスツールを活用できるのは非常に大きなメリットです。

いつでもスケールアップができる

お試しプランで契約したけどスペック不足を感じるので、上位のプランに変更したいという場合でも、ワンクリックですぐに対応してくれます。

プランを変更しても、データ移動などの作業は一切必要ないので手軽に変更できます。

XserverクラウドPCの悪い評判・デメリット

XserverクラウドPCを利用する上で、ここはイマイチ、使いづらいかもという点を紹介します。

最適な回線環境が必要

クラウドPCを利用できる条件はインターネット回線であり、更に安定した通信環境が必要になってきます。

回線の質が悪いホテルのLAN回線だったり、電波が悪いWi-Fi回線で使用する場合は、かなり動作がもたついたり切断されてしまうので、最適な回線環境は必須になってしまいます。

支払い方法は現状少なめ

支払い方法	対応サービス
クレジットカード	VISA Mastercard JCB American Express
後払い	Paidy（ペイディ）

支払い方法が少なめなのが少々利用しづらいという声があります。

クレジットカード情報をあまり入力したくない人は、PayPayやPayPalなどをよく利用している人が多いと思いますが、XserverクラウドPCを使用するときばかりは我慢する必要があります。

XserverクラウドPCに関するよくある質問

クラウドPCってなに？

インターネット上に構築された仮想PCのことです。

インターネット回線があればどこからでも操作ができるところが一番大きな特徴です。

レンタルサーバーと何が違うの？

レンタルサーバーと仕組み自体は一緒ですが、役割が違います。

レンタルサーバーはゲームやサイトのサーバーとして利用することがほとんどですが、クラウドPCはビジネス用のPCが主な用途です。

契約プランで何が変わる？

CPU・メモリ・SSDの容量のマシンスペックが変わります。

機能やサービスなどが変わることはありません。

解約したあとはPCのデータなどはどうなる？

一定期間が経過したあとにそのPCのアカウントはデータごと凍結され使用できなくなります。

クラウドPCでゲームはできる？

ゲーミングPCクラスのスペックは用意されていないので、ゲームをクラウド上で遊ぶことのできる「Xbox Game Pass」「Ge Force NOW」などのサービスがおすすめです。

XserverクラウドPCの評判まとめ

XserverクラウドPCは、ビジネスシーンでよくある「従業員用に一時的にPCが必要になった」時に真価を発揮するサービスです。

24時間稼働させてどこからでもアクセスできるPCとしても利用できるので、工夫次第で使い方がたくさんあります。

リースでレンタルするPCと違って、常にスペックやパーツが最新式のPCを使えるので、型落ちになる心配がないのも嬉しいですね。