この記事では、海外でLINEが利用できるのかについての回答のほか、以下の内容について解説していますのでぜひ参考にしてください。
どのVPNサービスを使えばいいかわからないという方は国内運営で初心者でも扱いやすい「MillenVPN」がおすすめです。
「海外からLINEを使うときにおすすめのVPNサービスを知りたい」という方は、「海外での利用におすすめのVPNサービス」をご覧ください。
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海外でもLINEは利用できるのか?
結論からいえば、海外であってもインターネットにさえ接続できればLINEは利用可能です。
海外でLINEを利用するとなると、多くの場合は現地の各施設が提供しているWi-Fiを利用するか、データローミング機能を利用するかのいずれかになります。
離れた国同士でのやりとりでも、時差は関係なく、リアルタイムで通話やチャットが行えます。
なお、中国やロシアなど、一部の国ではネット規制によりLINEやTwitterなど、各種SNSは利用できません。
LINEで電話をかけるときの通信量
LINEで電話をかけるとき、データ通信量を消費します。
海外からLINEの電話をかける際、データ通信量を把握していないと「思ったより通信量を使ってしまった」「通信費が高額になってしまった」ということが起こりかねません。
ここでは、LINEの無料通話とビデオ通話にわけて、消費するデータ通信量の目安を解説いたします。
LINEの無料通話で消費するデータ通信量
LINEの無料通話(音声通話)で消費するデータ通信量は、上記のとおりです。
LINEは音声の圧縮技術に長けているため、長時間通話してもあまりデータ通信量を消費しません。
1GB消費する場合では、LINEの音声通話なら約55.5GB話せる計算になります。
LINEのビデオ通話で消費するデータ通信量
LINEでは、顔を見ながら話せるビデオ通話も利用できます。
LINEのビデオ通話で消費するデータ通信量は、上記のとおりです。
音声通話と比べると消費するデータ通信量は大きくなりますが、動画のストリーミング再生などに比べればさほど多くはありません。
参考として、Youtubeの動画を再生した際に消費するデータ通信量を画質別に比較しました。
この比較からも、LINEのビデオ通話のデータ通信量は比較的少ない方であることがわかります。
1GB消費する場合、LINEのビデオ通話だと約3.25時間話せる計算となります。
海外でLINEを使う場合の注意点
海外でスマホやiPhoneなどのモバイル端末を利用する場合は、各キャリアが提携している通信業者の電波を利用する、いわゆる「データローミング」が適用されます。
一見、国内にいる場合と同じように利用が可能なのですが、基本的に定額な国内通信と違い、通信ごとにパケット通信料が発生します。
長時間の利用になると、非常に高額な費用が発生するため、海外でモバイル端末を利用する場合は、事前に「機内モード」に設定するか、「データローミング」をオフにし、無料Wi-Fiなどパケット通信料が発生しない手段を利用しましょう。
海外の無料Wi-FiでLINEを利用する場合の注意点
海外でLINEを利用するなら、都度通信料が発生するデータローミングはコスパが悪いので、無料のWi-Fiの利用が推奨されます。
ただし、海外の無料Wi-Fiには以下の注意点があります。
- 情報を盗聴(傍受)される恐れがある
- なりすましアクセスポイントの存在
- ウイルスに感染する可能性がある
情報を盗聴(傍受)される恐れがある
暗号化されていない誰でも利用できる無料のWi-Fiは、ネットワーク上の通信をだれに盗聴(傍受)されても不思議ではありません。
なりすましアクセスポイントの存在
海外の無料Wi-Fiには、公衆Wi-FIの公開ID、パスワードを利用したなりすましのアクセスポイントが存在します。
なりすましのアクセスポイントは、ハッカーが仕掛けた罠で、公共の施設が提供するアクセスポイントと同じSSIDとパスワードを利用し、アクセスしてきた人の通信内容を傍受したり、データを改ざんするなど非常に危険です。
ウイルスに感染する可能性がある
海外の無料Wi-Fiは、ネットワーク丸ごとハッカーがウイルスやマルウェアを仕込んでいる場合があります。
過去にとあるアジア圏のホテルで発見し、「Darkhotel」と名付けられたスパイネットワークが有名です。
海外で無料Wi-FiからLINEを利用するならセキュリティ強化のためにVPNが必須
「海外で無料Wi-Fiを利用する場合の注意点」で解説したように、海外の無料Wi-Fiは通信の盗聴(傍受)される危険性があります。
そのため、海外で安全な通信を行うために、通信が暗号化できるVPNの導入が必須といえます。
- 通信を暗号化し、安全な通信を行える
- 日本のAmazonプライムビデオやNetflixが利用可能
- 各種SNSが規制されている国で利用可能
上記が海外でVPNを使うメリットとして挙げられます。
特に「各種SNSが規制されている国で利用可能」点が大きく、「Twitter」「Facebook」などのSNSが規制されてアクセスができない問題を回避できます。
海外でLINE利用するときにおすすめのVPNサービス
この項目では、海外で利用が可能なおすすめなVPNサービスを厳選して紹介します。
VPNサービスが色々あってわからない、という方は当記事で紹介しているVPNサービスを検討してみることをおすすめします。
どのサービスも30日間返金保証付きなので、「まずはVPNはどんなものか試してみたい」方でも気軽に利用できます。
おすすめVPNソフト | 月額料金(税込) | 同時接続台数 | 返金保証 |
---|---|---|---|
MillenVPN | 1,580円 | 5台 | 有り |
NordVPN | 1,920円 | 6台 | 有り |
Surfshark | 2,172円 | 無制限 | 有り |
ExpressVPN | 12.95$ | 5台 | 有り |
ProtonVPN | 9,99€ | 1~10台(プランによる) | 有り |
Millen VPN【おすすめ】
サーバー数: 1,300台以上
最安価格 : 2年プラン 月額396円
最大同時接続台数 :5台
返金保証 : 30日間(サブスクプランのみ)
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
- 日本の企業が運営する安心感
- 比較的通信速度が速い
- モバイルアプリの設定が簡単
- 公式サイトから対応表が確認できる
「Millen VPN」は日本企業のアズポケット株式会社が提供するVPNサービスです。
「VPN」は海外運営が多く「あまり信用できない」という方がいるかと思われますが、その点MillenVPNは日本運営なので安心して利用することが可能です。
また、公式サイトからWEBサービス対応表も掲載されており、しっかりとLINEが対応されていることが確認できます。
Millen VPNも他同様に30日間返金保証に対応しているので、気になった方はチェックしてみてください!
NordVPN
サーバー数: 5,000台以上
月額料金 : 1,920円
最安価格 : 2年プラン 月額540円
最大同時接続台数 :6台
返金保証 : 30日間
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
Playstation/Xbox
- 長期契約の割引率が高い
- 日本語に対応していて使いやすい
- 対応動画コンテンツが多い
「NordVPN」はパナマに籍を置くTefincomが運営するVPNサービスです。
同サービスの特徴は、対応している動画コンテンツが多い点で、日本にいながら海外の動画サイトを利用したい方に特におすすめです。
もちろん、海外から日本の動画コンテンツへアクセスする際にも利用できます。
なお、長期契約を行うと非常に高い割引率になるので、長く使う予定なら、1年以上の契約を推奨しますが、今回紹介したVPNサービスの中では1カ月の価格がもっとも安いです。
\日本語対応で使いやすい/
Surfshark
サーバー数: 3,200台以上
月額料金 : 約1,912円
最安価格 : 2年プラン 月額368円
最大同時接続台数 制限なし
返金保証 : 30日間
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android
iOS/ChromeOS/Firefox/Playstaion
- 接続台数が無制限
- 長期間での料金が格安
- 30日返金保証に加え、7日間の無料お試しがある
「Surfshark」は英領ヴァージン諸島で運営されているVPNサービスです。
業界内では珍しく、接続台数が無制限なのに加え、なんといっても2年契約時の月額料金がわずか300円程度と非常にコスパがよいので、海外に長期滞在する予定の方におすすめです。
30日間返金保証に加えて、7日間の無料お試しがあるので、初心者でも気軽に利用できる点も見逃せません。
\ 接続台数無制限のVPNサービス /
ExpressVPN
サーバー数: 3,000台以上
月額料金 : 約1,747円
最安価格 : 1年プラン 月額約900円
最大同時接続台数 :5台
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android
iOS/ルーター
- 業界最高水準の通信速度
- 情報セキュリティの高さ
- サポートが丁寧
「ExpressVPN」は英領バージン諸島に本拠地を置くVPNサービスです。
同サービスは、業界最速クラスの通信速度を実現しているので、少しでもストレスなくVPNを利用したい方におすすめです。
また、カスタマーサポートが丁寧と評判で、日英自動翻訳のチャットが利用できるので、中国で利用する場合、万が一の時でも安心して利用できます。
\業界最高水準の通信速度/
ProtonVPN
サーバー数: 1,200台以上
月額料金 : 約1,394円
最安価格 : 2年プラン 月額約703円
最大同時接続台数 :1~10台(加入にプランによる)
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android
iOS/ChromeOS
- ほぼ全てのプラットフォームに対応
- 完全無料のFreeプランあり
- 独自のSecure Coreサーバーにより非常に高いセキュリティ
「ProtonVPN」は、スイスに本拠地を置くProton Technologiesが2017年より運営されているVPNサービスです。
同サービスはSecure Coreサーバーを導入することにより、ただでさえ高いVPNの安全性をさらに高めているので、少しでもセキュリティリスクを軽減したい方におすすめです。
セキュリティに優れている点については、ネット検閲や規制の強い中国で利用する際に非常に心強い点であるといえます。
加えて、完全無料のFreeプランもあるので、初めてVPNを利用する方なサービスです。
\Freeプランでお試しに最適/
VPNについてよくある質問
海外でLINEは使えるのかのほか、VPNについてよくある質問をまとめました。
- 海外でLINEは問題なく使えますか?
-
はい、使えます。
海外でもインターネットにさえ利用できれば問題なくLINEが使えます。
ただし、通常ですと国際データローミングが適用され、通信費用がかかってしまうので、無料Wi-Fiの利用をおすすめします。
- 海外でLINEを使う際に注意点はありますか?
-
現地の無料Wi-Fiを利用しないと、国際データローミングが適用され、高額な通信費用がかかります。
そのため、知らないうちに通信が発生してしまったということを避けるために、現地に到着する前に「機内モード」に設定するか、データローミングをOFFにしておきましょう。
- なぜ海外のWi-Fiを使うときにVPNが必須なのですか?
-
海外に限らず、無料Wi-Fiは第三者から通信を傍受される可能性があるためです。
VPNは通信を暗号化するため、通信を傍受される可能性が非常に低くなります。
- そもそもVPNって何ですか?
-
VPNとは「Virtual Private Network」の略称で、ひとことでいえば仮想の通信経路を構築する技術です。
VPNによって構築された通信経路上のデータは暗号化され、セキュリティが強化されます。
また、中継サーバーのIPアドレスを用いるため、日本にいながら海外のサービスを利用したり、海外から日本のサービスにアクセスすることが可能になります。
VPNについては「VPNとは何か?初心者にもわかりやすく解説」をご覧ください。
- VPNは無料で使えますか?
-
無料で使えるVPNもありますが、セキュリティの面で不安があるのでおすすめできません。
「海外での利用におすすめのVPNサービス」を参考に安全なVPNサービスを見つけてください。
海外でLINEは利用できるのかについてまとめ
おすすめのVPNサービスTOP3
- インターネットさえ利用できれば海外でLINEの使用は可能
- 国際データローミングは高額なパケット通信料が発生するので注意
- 海外でLINEを使う場合は、現地で提供されている無料Wi-Fiの利用がおすすめ
- ただし、無料Wi-Fiは安全性が低いので、VPNを導入してセキュリティ対策をする
海外であっても、インターネットさえ利用できれば問題なくLINEを使用できます。
ただし、キャリアの通信網を利用すると、国際データローミングが適用されるので、非常に高額なパケット通信料が発生するので注意が必要です。
海外でLINEを使う場合は、国際データローミングを使用せず、無料Wi-Fiを利用するのが最もおすすめですが、セキュリティに難があるので、VPNと合わせて使う必要があります。