Sonicwall VPNは社内ネットワークに設置するだけで、安全なVPN接続が実現できるVPNサービスです。
高セキュリティ＆一元化された管理フェースが特徴的でネットワーク管理者にとっておすすめとなっています。
この記事では、SonicwallVPNの特徴や、評判・口コミを解説していきます。
また、当サイトではVPNのおすすめサービスを紹介している記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
SonicWall VPNの基本情報・特徴
SonicWall VPNは、SonicWall社が提供するVPN（Virtual Private Network）ソリューションです。
このサービスは主に企業や組織向けに開発されており、リモートワーカーやオフィス間で安全かつ効率的なネットワーク接続を構築することができます。
また、SSL-VPNおよびIPsec-VPNの両方の接続オプションが採用されているところも一つの特徴です。
そのため、離れた拠点間においても高セキュリティなネットワークのもとデータのやり取りを行えます。
暗号化にSSL技術を使用したリモートアクセスVPNのことです。
遠隔地間でネットワークを一つに連結するVPNのうち、IPsecを用いるものです。
SonicWall VPNの良い評判・メリット
SonicWall VPNにはいくつかのメリットが存在します。
まとめると以下の3点のメリットが挙げられます。
- 高いセキュリティ性能
- 接続オプションとデバイス対応が豊富
- 一元化された管理インターフェース
高いセキュリティ性能
SonicWall VPNは、SSH暗号やTLS暗号など最新の暗号化技術や認証プロトコルが採用されています。
そして、これらを利用することによりユーザーのデータ保護とプライバシーを保護することが可能です。
また、不正アクセスやマルウェアによる脅威からネットワークを保護する機能も備わっています。
そのため、リモートワークやオフィス間で遠隔で会議などを行う企業や組織にとって非常に安全なVPNソリューションとして評価されています。
接続オプションとデバイス対応が豊富
途中少し触れましたが、SonicWall VPNは、SSL-VPNとIPsec-VPNの両接続オプションをサポートしています。
そのため、企業や組織は自分たちのニーズに応じて適切なVPN接続方式を選択することが可能です。
さらに、PCやタブレットなどの異なるデバイスやオペレーティングシステムにも幅広く対応しています。
そのため、様々なユーザーがお手軽に利用できるので高い支持を得ています。
一元化された管理インターフェース
SonicWall VPNでは、一元化された管理インタフェースが提供されています。
これにより、企業や組織のネットワーク管理者がVPN接続における設定や監視を効率的に実施することが可能です。
また、リアルタイムでVPN接続の監視ができる機能やレポート機能が搭載されており、ネットワークの情報を随時把握することができます。
そのため、SonicWall VPNに備わっているインターフェースを活用することで企業や組織はネットワークの運用効率を一段と向上させることが可能です。
SonicWall VPNの悪い評判・デメリット
SonicWall VPNの悪い評判やデメリットを3つ紹介します。
- 個人ユーザー向けのサービスではない
- 設定プロセスが複雑
- 価格設定が高め
個人ユーザー向けのサービスではない
SonicWall VPNは、主にリモートワーカーを抱えている＆拠点間で通信を行いたい企業や組織向けに開発されたVPNソリューションです。
そのため、海外のVODコンテンツを視聴したいなど個人利用目的のユーザーにはおすすめできません。
個人利用目的の方は、設定などがシンプルで料金もリーズナブルな「MillenVPN」や「NordVPN」などのVPNサービスを検討してみてください。
また、当サイトではVPNのおすすめサービスを紹介している記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
設定プロセスが複雑
一部のユーザーからは、SonicWall VPNの設定プロセスが複雑で大変といった声が上がっています。
特に今までVPNサービスを利用したことのない初心者や技術的な知識があまりないユーザーにとっては設定や管理が難しいと感じてしまうかもしれません。
設定のハードルが高いと感じるようであれば、他のVPNサービスも検討するようにしましょう。
価格設定が高め
SonicWall VPNは、企業や組織向けに開発されたサービスのため、その機能や性能に見合った価格設定がされています。
しかし、一部のユーザーがからはコストが高いという評判が上がっています。
特にスタートアップ企業や予算が限られた組織の場合は、他のお手頃な価格で提供されたVPNソリューションを検討する必要があるかもしれません。
SonicWall VPNに関するよくある質問
※下記項目の記載をお願いします
- 個人用VPNとの違いはなんですか？
-
個人用VPNは、主にプライバシー保護や地域制限を打破することが目的です。
それに対し、法人用VPNは企業や組織向けで、従業員が外部から安全にネットワークにアクセするできるようにすることが目的のVPNとなっています。
- SonicWall VPNに脆弱性はあるんですか？
-
SonicWall VPNの公式サイトによると「CVE-2021-20034」という脆弱性が発見されています。
これは、悪用された証拠は見つからないにも関わらず、本来制限されているディレクトリへのファイルパスの制限が不十分なため、任意のファイルが消去されてしまいます。
その結果、管理者権限を相手に奪われてしまう可能性があるのです。
- SonicWall VPNが対応しているOS・デバイスは何ですか？
-
SonicWall VPNの対応OS・デバイスは下記の通りです。
- Windows
- macOS
- Linux
- iOS
- Android
- Chrome OS
- Net Extenderとはなんですか？
-
SonicWall VPNのNetExtenderとは、SonicWALL SSL VPNによって提供される、Windows、Mac、Linuxユーザがリモートネットワーク向けの透過的なソフトウェアアプリケーションです。
これにより、リモートユーザーはネットワーク上の任意のアプリケーションを安全に実行できます。
- SonicWall vpnに接続できない場合はどうすれば良いですか？
-
SonicWall VPNにうまく接続できない場合は、以下の対処法をお試しください。
- セキュリティソフトを一時的に無効化する
- VPNサーバーを切り替える
- 別のDNSサーバーを利用する
VPNにうまく接続できない場合の原因は、セキュリティソフトの営業やユーザーの同時接続数が多いことです。
そのため、上記の方法を試すことで改善する可能性があります。
- SonicWall Global VPN Clientとは何ですか？
-
Global VPN Clientは、 プライベートデータの機密性を維持するために、 コン ピュータと企業ネットワーク間に仮想プライベート ネットワーク (VPN) 接続を作成することです。
SonicWall VPNの評判・口コミまとめ
- SonicWall VPNは、企業や組織向けに開発されたVPNソリューション
- 高いセキュリティ性能があり、企業から多くの支持を得ている
- 接続オプションとデバイス対応が豊富のため様々なユーザーがお手軽に利用できる
- インターフェースが一元化されているため、ネットワーク管理者におすすめ
- 設定プロセスが複雑＆価格設定が高めのため、初心者や予算に限りのある企業や組織には推奨されない
SonicWall VPNは、リモートワーカーを抱えている＆拠点間でデータのやり取りを安全に行いたい企業や組織向けに開発されたVPNソリューションです。
そのため、地域制限コンテンツの制限を回避してサービスを利用したいなど個人利用目的のユーザーには向いていません。
また、SSH暗号やTLS暗号など最新の暗号化技術や認証プロトコルを採用しているため、高いセキュリティを誇っています。
その他にも、接続オプションをニーズに応じて選べたり、ネットワーク管理者が利用しやすいような設計がされています。
一方で、それなりの機能に応じた価格設定がされています。
そのため、予算に限りのあるスタートアップ企業や組織、初心者にはおすすめできません。
個人利用を考えているユーザーやコストを抑えてVPNサービスを利用したい場合は、個人利用向けで信頼性のある「MillenVPN」や「NordVPN」などのVPNサービスを検討してみてください。
また、当サイトではVPNのおすすめサービスを紹介している記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。