VPNの利用を検討している方で、各サービスの危険性を不安に思っている方は多いのではないでしょうか。
結論から述べると、有料のVPNサービスに危険性はほとんどありません。
本記事では、VPNにまつわる危険性の有無や、安全に使えるVPNサービスを紹介しています。
とりあえずどのVPNサービスを選べばいいかわからない方は、国内運営で日本語でサポートができる「MillenVPN」をおすすめします。
\厳選おすすめVPN/
おすすめVPNソフト | 月額料金(税込) | 同時接続台数 | 返金保証 |
---|---|---|---|
MillenVPN | 1,580円 | 5台 | 有り |
NordVPN | 1,920円 | 6台 | 有り |
CyberGhost | 1,790円 | 7台 | 有り |
VPNは本当に危険性があるのか?
結論から言えば、有料のVPNサービスは危険性はほぼありません。
有料のVPNサービスは運営元やポリシーなど、安全性にかかわる情報がしっかりと公開されています。
一方で、無料のものや、知名度の低いVPNサービスには危険性があるかもしれません。
本当に安全なVPNを利用するには、有料サービスの中でも特にセキュリティに配慮されたものを選ぶ必要があります。
安全なVPNサービスについては、「危険性のない安全なおすすめVPNサービス」の項目で詳しく解説しています。
VPNが安全と言える理由
VPNは多くの場合、セキュリティ対策として以下の機能を備えています。
この項目では、VPNの安全性を支えるそれぞれの機能について解説します。
- ノーログ
- キルスイッチ
- トンネリング
ノーログ
有料のVPNサービスのほとんどは、閲覧履歴やIPアドレスなどの記録を保存しない「ノーログ」をポリシーとしています。
無料のVPNの場合、接続者の情報が残ってしまう場合が多く、安全性に欠けると言わざるを得ないので、おすすめできません。
Kill Switch(キルスイッチ)
Kill Switch(キルスイッチ)とは、VPNを利用していない状態の保護されていない通信を確立するのを防ぐ機能です。
具体的には、不意にVPNサーバーとの接続が切れた際に、そのまま接続を再開しようとせず、インターネットアクセスをブロックします。
キルスイッチが作用すると、再びVPNサーバーに接続されるか、キルスイッチの機能をオフにするまでインターネットへの接続はブロックされたままになります。
トンネリング
トンネリングとは、インターネットの通信技術のひとつで、デバイスとインターネット間の暗号化に用いられます。
トンネリングについて簡単に説明すると、VPNで行われるデータ通信は、いったん断片化(パケット)されたあとに配置され、それらのデータは暗号化されているので外部からは参照できなくなっています。
また、トンネリングはIPアドレスを普段使っているISPから割り当てられているものではなく、複数のユーザーに共有されているIPアドレスを表示します。
つまり、VPNのトンネリング技術を利用することによって、「安全性」と「匿名性」の両方を得ることができます。
VPNが抱えるセキュリティリスク
データの暗号化やキルスイッチによって安全性の高いVPNですが、使い方によってはセキュリティリスクが高まるので注意が必要です。
この項目では、特に注意したい点を3つ取り上げます。
- 公共の無料Wi-Fi利用による盗聴
- 専用アプリのアップデートを怠る
- 通信データを悪用される
公共の無料Wi-Fi利用による盗聴
VPNを利用する際は、無料で提供されている公共のWi-Fiの利用は避けましょう。
誰でも簡単にアクセスができる無料のWi-Fiは、悪意のある第三者に盗聴されている可能性があり、VPNを利用していたとしても個人情報を知られたり、ハッキングされるリスクが発生します。
専用アプリのアップデートを怠る
インターネットの世界では、常に脆弱性を付いた悪質な行為が日々行われており、不正を働く側と修正を行う側のいわゆるイタチごっこが続いています。
各社の専用アプリは日々アップデートが行われており、これには通信に関わる脆弱性の修正も含まれています。
そのため、専用アプリのアップデートを怠ってしまうと、脆弱性が放置されたままとなり、悪意のある第三者による不正アクセスが行われる原因になるので、常に最新の状態に保ちましょう。
通信データを悪用される
ノーログをうたっているVPNサービスなら問題はないのですが、中にはユーザーの接続情報を記録として残し、個人情報や履歴をもとに悪用されるケースがあり得ます。
データ保持法のない国が運営しているVPNサービスであったり、中継サーバーが個人によって提供されている無料VPNは、ユーザーの情報を保持している可能性が非常に高いので、利用はおすすめできません。
VPNのセキュリティを高めるための設定
VPNにほぼ危険性はありませんが、使い方次第でセキュリティリスクが生じてしまいます。
こういったリスクを回避するためには、VPNのセキュリティ設定を見直すと良いでしょう。
具体的には、次のポイントをしっかりと設定することでより安全性を高められます。
- OSの起動時にVPNアプリを起動する
- バックグラウンドプロセスを許可する
- ポップアップ広告やトラッキングのブロッカーを併用する
OSの起動時にVPNアプリを起動する
せっかくVPNサービスを導入していても、VPNに接続する前にインターネットへ接続してしまうと意味がありません。
このようなミスを防ぐために、OSの起動時自動的にVPNアプリが起動するよう設定しましょう。
Windowsの場合、次の手順で設定できます。
画面右下のWindowsマークをクリックすると、「スタートメニュー」が開きます。
その中から歯車のアイコンをクリックして、「設定」アプリを開きましょう。
設定が開いたら、「アプリ」をクリックしてアプリの設定一覧を開きます。
左のメニュー一覧より「スタートアップ」をクリックすると、OSと同時に起動するアプリの選択画面が表示されます。
スタートアップアプリ一覧からVPNアプリを探して、右側のトグルスイッチをオンにします。
このスイッチをオンにすると、OSの起動時にVPNアプリも起動するように設定されます。
バックグラウンドプロセスを許可する
パソコンやセキュリティソフトの初期設定によっては、VPNアプリの常時起動ができないようになっている場合があります。
VPNアプリを常時起動させるには、バックグラウンドプロセスの設定を許可しておきましょう。
設定が開いたら、「プライバシー」をクリックしてプライバシー設定一覧を開きます。
左側のメニューから「バックグラウンドアプリ」をクリックし、「アプリのバックグラウンド実行を許可する」をオンにします。
アプリ一覧が表示されるため、VPNアプリを探して右側のトグルスイッチをオンにしましょう。
これで常にVPNアプリが起動している状態になります。
ポップアップ広告やトラッキングのブロッカーを併用する
VPNサービスの中には、ポップアップ広告やトラッキングをブロックする機能を備えているものがあります。
ポップアップ広告は、クリックを誘導して個人情報を抜き取ったりマルウェアに感染させる目的で配置されていることも少なくありません。
より悪質なサイトでは、本物のサイトになりすました「フィッシングサイト」にリンクしており、誤ってログイン情報を入力すると悪意のある第三者に流出してしまいます。
このような被害を防ぐためにも、VPNサービスに付帯しているブロッカー機能を積極的に利用しましょう。
危険性のない安全なおすすめVPNサービス
この項目では、セキュリティ対策がしっかりと取られているおすすめのVPNサービスを厳選して紹介します。
どのサービスも30日間返金保証付きなので、「まずはVPNはどんなものか試してみたい」方でも気軽に利用できます。
おすすめVPNソフト | 月額料金(税込) | 同時接続台数 | 返金保証 |
---|---|---|---|
MillenVPN | 1,580円 | 5台 | 有り |
NordVPN | 1,920円 | 6台 | 有り |
CyberGhost | 1,790円 | 7台 | 有り |
Millen VPN【国内運営】
サーバー数: 1,300台以上
最安価格 : 2年プラン 月額396円
最大同時接続台数 :5台
返金保証 : 30日間(サブスクプランのみ)
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
- 日本の運営なので安心して利用できる
- サービス対応表が公式サイトに掲載されているのでわかりやすい
- VPNサービスの中では1ヶ月プランの利用料金が安い
Millen VPNはVPNサービスの中では珍しく日本国内で運営しています。
VPNサービスときくと、「海外運営だからお金のやり取りをするのは少し心配」「サポートに英語でやり取りするのが手間」というイメージを湧く方もいるかもしれません。
ですが、Millen VPNであれば日本語に対応かつ日本運営なので安心してやり取りが行えるので、トラブルが起きたときに安心して利用できるのもMillenVPNの良い評判の一つです。
また、公式サイトにはしっかりと、「どのサービスに対応しているか」の対応表が掲載されているため、不安なく安心して登録できるのも大きなメリットです。
NordVPN【動画視聴対応】
サーバー数: 5,000台以上
月額料金 : 1,920円
最安価格 : 2年プラン 月額540円
最大同時接続台数 :6台
返金保証 : 30日間
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
Playstation/Xbox
- 長期契約の割引率が高い
- 日本語に対応していて使いやすい
- 対応動画コンテンツが多い
「NordVPN」はパナマに籍を置くTefincomが運営するVPNサービスです。
セキュリティ面は非常に信頼できるVPNサービスで、「自動キルスイッチ」や「危険なウェブサイトを判断してブロックする」などの機能が存在するので、自然と危ないコンテンツを避けることができます。
NordVPN自体もしっかりと監査法人によってユーザーの個人情報を漏らしたり共有することはないと検証されているので安心して使用することができます。
また、NordVPNは対応する動画コンテンツが多いため旅行先でもNetflixなどのサービスを利用するなどの実用的な使い方はNordVPNの評判の中でも大きく支持がある要因となっています。
CyberGhost【クレカ登録不要】
サーバー数: 8,000台以上
月額料金 : 1,790円
最安価格 : 3年プラン 月額320円
最大同時接続台数 :7台
専用アプリ:Windows/MacOS/Linux/ChromeOS
Android/ルーター/AppleTV/AndroidTV/スマートTV
- クレカ登録不要で無料トライアルが可能
- 返金保証の対応期間が長い
- ノーログに対応しているため安心して利用できる
CyberGhostはノーログに対応したセキュリティが高く安心して利用できるVPNサービスです。
また、そもそもVPNの利用が初めてでどんな感じで接続するのか分からなくて少しお金を払うのが不安…という方は無料トライアル機能で事前に動作を確認することができます。
無料トライアルでVPNサービスを試してみて、気に入ったら長期的に利用できる有料版の登録をしてみるのがおすすめです。
無料トライアルにはクレジットカードが不要という点もCyberGhostの良い評判に繋がっています。
VPNの危険性についてまとめ
\厳選おすすめVPN/
おすすめVPNソフト | 月額料金(税込) | 同時接続台数 | 返金保証 |
---|---|---|---|
MillenVPN | 1,580円 | 5台 | 有り |
NordVPN | 1,920円 | 6台 | 有り |
CyberGhost | 1,790円 | 7台 | 有り |
- VPNの危険性は低く、むしろ安全性を高めるために導入する
- 無料のVPNサービスはセキュリティ面で信頼性に欠けるのでおすすめできない
- 有料のVPNであってもインターネットの性質上、100%安全ではない
- 数あるVPNサービスの中でも「MillenVPN」が国内運営で使いやすく初心者にもおすすめ
- 少しでも安全にVPNサービスを利用するために「VPNが抱えるセキュリティリスク」を参考にする
VPNは危険なのか?と思っている方もいますが、むしろ安全性を高めるために使われるサービスです。
有料のVPNサービスは、「ノーログ」「通信の暗号化」「キルスイッチ」など機能が充実しており、インターネット通信の安全性と匿名性を高めます。
ただし、無料のVPNは上記の機能がないことが多く、セキュリティ面では信頼性に欠けるので、安全性を重視するなら利用すべきではありません。
なお、有料のVPNサービスであっても、インターネットの性質上、常に100%安全ではないので、VPNサービスを利用する際には「VPNが抱えるセキュリティリスク」を参考にしてください。