VPNサービスはパソコンだけではなくAndroidなどのスマートフォンからでも簡単に利用することが可能です。
この記事では、AndoroidにおすすめのVPNアプリを紹介するほか、以下の内容について解説していますので、ぜひ参考にしてください。
また、当サイトでは目的別の利用やサービスの比較点などをまとめた「おすすめVPN」についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
どのVPNを選べばいいか悩んだときは、「MillenVPN」が国内運営サービスかつ登録~VPNを利用するまで非常にわかりやすいのでおすすめです!
おすすめVPNサービス | 月額料金 | 返金保証 | 特徴 | 評価 |
---|---|---|---|---|
1,580円 | 有(30日間) | 日本企業が運営していて利用しやすい | (5.0 / 5.0) | |
1,880円 | 有(30日間) | 動画視聴対応数がもっとも多い | (5.0 / 5.0) | |
2,283円 | 有(30日間) | 7日間無料利用可能 | (4.5 / 5.0) |
そもそもAndroidスマホにあるVPNとは何か?
VPNとは「Virtual Private Network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」の略で、ネットワーク上に仮想の専用回線を構築する技術を指します。
VPNは主にセキュリティリスクを軽減する目的で用いられることが多く、低価格でお手軽に導入できることから個人での利用者も増加しました。
また、個人利用にとどまらず、昨今のテレワークを推奨する流れからビジネスユースにも用いられており、需要が急速に高まっています。
もちろん、Androidを利用した通信にもVPNを適用することが可能ですので、スマホやタブレットでも手軽にセキュリティを強化できます。
Androidにおすすめの無料・有料VPNアプリ
この項目では、有料・無料のそれぞれのおすすめのVPNアプリを紹介します。
どのVPNアプリもメリット・デメリットがありますので、自分の目的に合ったものを見つける参考にしてください。
おすすめVPNサービス | 月額料金 | 返金保証 | 特徴 | 評価 |
---|---|---|---|---|
1,580円 | 有(30日間) | 日本企業が運営していて利用しやすい | (5.0 / 5.0) | |
1,880円 | 有(30日間) | 動画視聴対応数がもっとも多い | (5.0 / 5.0) | |
2,283円 | 有(30日間) | 7日間無料利用可能 | (4.5 / 5.0) |
【国内運営】MillenVPN
サーバー数: 1,300台以上
最安価格 : 2年プラン 月額396円
最大同時接続台数 :5台
返金保証 : 30日間(サブスクプランのみ)
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
「Millen VPN」は日本のアズポケット株式会社が提供するVPNサービスです。
日本の企業が運営しているので、当然ながら公式ホームページや各種アプリは完全日本語対応しているので、英語に馴染みのない方や苦手な方でも心配いりません。
また、中継サーバーが日本に多く存在するため、海外のサービスより速い通信が行えます。
Millen VPNが提供しているモバイルアプリは、日本語であることを差し引いても非常に直感的に扱いやすいので、初めて使うVPNアプリにもぴったりです。
\完全日本語対応で初心者も安心/
【動画視聴向け】NordVPN
サーバー数: 5,000台以上
月額料金 : 1,920円
最安価格 : 2年プラン 月額540円
最大同時接続台数 :6台
返金保証 : 30日間
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
Playstation/Xbox
「NordVPN」はパナマに籍を置くTefincomが運営するVPNサービスです。
NordVPNは、知名度や人気が高く、また、多くの動画サービスに対応している点が最大の特徴といえるでしょう。
そのため、Androidなどのモバイル端末を使って各種動画サービスを利用している方に特におすすめのVPNサービスとなっています。
また、長期契約時の割引率が非常に高いので、1年以上の長期期間で利用を検討している場合、非常にお得な料金で使えます。
\日本語対応で使いやすい/
【台数無制限】Surfshark
サーバー数: 3,200台以上
月額料金 : 約1,912円
最安価格 : 2年プラン 月額368円
最大同時接続台数 制限なし
返金保証 : 30日間
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android
iOS/ChromeOS/Firefox/Playstaion
「Surfshark」は英領ヴァージン諸島で運営されているVPNサービスです。
業界内では類を見ない、デバイスの同時接続数が無制限なのが、Surfsharkを利用する最大のメリットといえるでしょう。
そのため、家族で複数の端末を利用している方や、仕事でパソコンとモバイル端末を同時に使っている方など、少しでも多くの端末を接続したい方は必見です。
さらに、30日間返金保証に加えて、7日間の無料お試しがあるので、導入のハードルが高くありません。
\ 接続台数無制限のVPNサービス /
AndroidにおすすめのVPNアプリの選び方
VPNアプリは日本を含め、世界中でサービスが提供されています。
この項目では、VPNアプリを契約する際に重視したいポイントを解説します。
- アプリの使いやすさ
- 長期契約の割引率を含む月額料金
- 通信速度
- セキュリティの高さ
- サポートの充実
アプリの使いやすさ
AndroidのVPNアプリを選ぶ上で、もっとも重視したいポイントのひとつに操作性が挙げられます。
海外のVPNアプリであっても、完全に日本語に対応しているものもありますが、中には非対応のものあるため、英語が苦手な方は注意が必要です。
なお、多くのVPNアプリは、直感的に接続・切断がワンタップで行える作りになっており、難しい知識がなくても利用できます。
長期契約の割引率を含む月額料金
どのVPNサービスも、1カ月のみの短期契約より、半年~1年以上の長期契約をすると30%以上のお得な割引を行っています。
割引率はVPNサービスごとに大きく異なるため、コストを重視する方は長期契約時の割引率に注目しましょう。
長期利用でコストパフォーマンスが最も高いのは「Surfshark」で、2年契約時の月額料金はわずか300円です。
ただし、VPNアプリの利用は海外へ行く数日だけでいいという方は、無理に長期契約を行わず、単月の料金が安いアプリを選ぶのが賢明です。
通信速度
VPNは仕組み上、どうしてもインターネットを単体利用するより通信速度が低下します。
安全性の高い通信を行えたとしても、通信速度が大きく低下してしまうのであれば、快適にインターネットを利用できません。
通信速度に関しては「NordVPN」などが業界最高クラスと評判で、アプリ内に回線速度を計測するスピードテスト機能もあるため、どれぐらいの速度がでているか確認したい人にもおすすめです。
セキュリティの高さ
VPNの導入目的で最も多いのは「安全性の高い通信を行いたい」からです。
そのため、セキュリティの高さは最も重視したいかつ重要なポイントであり、軽視はできません。
単純なセキュリティの高い通信を確保できるのは当然として、不意のVPN接続の切断時でも、情報漏えいを未然に防ぐ「キルスイッチ」が搭載されているかにも注目しましょう。
有料VPNアプリは、どれも安全性は高いのですが、なかでもSecure Coreサーバーを導入している「ProtonVPN」がセキュリティの強さに定評があります。
サポートの充実
サポートが充実しているかどうかは、VPNを初めて使う初心者にとって重視したいポイントです。
VPNは海外の企業が運営していることがほとんどで、カスタマーサポートが日本語に対応しておらず、英語が苦手な方は非常に苦労するケースがあります。
その点、「Millen VPN」は日本の企業が運営しており、カスタマーサポートも含めて完全日本語対応なので、初心者でも安心して利用することが可能です。
AndroidでのVPNアプリの接続の手順
この項目では、「NordVPN」のAndroid用アプリを例に、接続の手順を紹介します。
VPNアプリをインストールして、ワンタップで簡単に接続できる仕様となっており、説明も日本語なので、初めて使う方でも迷うことなく接続の完了まで行えます。
ログインをしてアプリを開くと、国名のリストが表示されるのでVPN接続したい国をタップします。
接続が完了すると、上部に「〇〇に接続されています」の表記がでるので、しっかりと接続されていることが確認できます。
VPN接続を解除したい場合は、ページ上部にスクロールして、「一時停止」または「切断する」をクリックすることで解除可能となります。
VPNの仕組み
VPNは接続経路や使用するサーバーによって種類が分けられますが、この項目では個人で使用されることの多い「インターネットVPN」を例に、VPNを支える3つの技術を解説します。
仮想経路を構築する「トンネリング」
トンネリングとは、ユーザーのデバイスとVPNサーバーとの間に構築される仮想の経路のこと。
インターネットは通常であれば、不特定多数の利用者がいますが、トンネリングで構築された経路は、クローズドなものになり、外部からのアクセスをシャットアウトします。
外部からの参照を防ぐ「カプセル化」
トンネリングによって構築された経路上で行われる通信データは、再パッケージ化されます。
これをデータの「カプセル化」といい、ハッカーなど悪意のある第三者の目からデータの性質や状態を隠すため用いられる技術です。
「トンネリング」と「カプセル化」により、VPNを用いた通信は非常に安全性の高いものになっています。
情報漏えい対策の「暗号化」
VPNは「トンネリング」と「カプセル化」により、通常のインターネット回線と比べて非常に高いセキュリティ性を持ちますが、ネットワークの性質上、100%安全ではありません。
万が一、セキュリティを突破されてしまった場合でも、データが暗号化されていれば容易に解析することができず、情報漏えいを防ぐことができます。
VPNアプリに危険性はないのか?
VPNについて検索すると「VPN 危険性」が候補に挙がることがあり、VPNは本当に安全なのか?と疑問に思っている方が多いことがうかがえます。
結論から言えば、VPNは安全で、むしろ危険性を排除するために導入するサービスです。
この項目では、なぜVPNが安全と言えるのかについて解説します。
トンネリング技術により外部から参照されない
VPNは、「トンネリング」というユーザーのデバイスとVPNサーバーとの間に構築される仮想の経路を作り、外部からの参照を防ぐ技術が用いられています。
トンネリングされた経路上のデータは「カプセル化」され、悪意のある第三者からデータの性質や状態を隠し、安全性が高められています。
インターネット回線上に専用のチューブをつくり、その中をカプセルにつつまれた状態で移動しているというとイメージしやすいでしょか。
このトンネリングとカプセル化を組み合わせることで、高い匿名性を得られるようになります。
また、不意にVPN接続が切れた場合でも、「キルスイッチ」という機能により、インターネット通信自体を切断し、情報漏えいを未然に防がれます。
キルスイッチがあると、VPNが切断された場合、自動的にインターネット接続も切断されます。
つまり、VPN接続のない状態ではインターネットへ接続できません。
より強固なセキュリティ性を得るには、キルスイッチを活用すると良いでしょう。
ログを残さないノーログ
「ノーログ」とは、VPNサービスを利用した際のトラフィック(IPアドレス、閲覧記録など)を記録しないことを指します。
VPNを使用すると、VPNサーバーを介してインターネットに接続するため、接続先にはIPアドレスなど個人を特定する情報は伝わりません、
しかし、VPNサーバーを経由する仕組み上、VPN側にはどうしても情報が残ってしまいます。
VPNサービスがログを保持していると、ここから情報漏洩などが起こり、セキュリティリスクとなりかねません。
ログを残さないノーログポリシーのVPNであれば、こういったセキュリティリスクを避けられます。
無料VPNアプリは使わない
有料アプリは前述のセキュリティ技術により、匿名性の高い通信を実現できますが、無料VPNアプリに備わっていないことが多々あります。
そのため、VPNアプリの利用目的の大半である「匿名性の高い通信」を行いたい方は、無料VPNを避け、この記事で紹介した有料VPNアプリの利用を強く推奨します。
「AndroidにおすすめのVPNアプリ」の項目で紹介したサービスは、どれも返金保証があるため気軽に試すことができます。
無料のVPNサービスと有料VPNサービスの比較についてより詳しく知りたい方は、以下の関連記事もあわせてお読みください。
AndroidにおすすめのVPNアプリについてよくある質問
AndroidにおすすめのVPNアプリについてよくある質問を掲載します。
- VPNアプリは無料で使えますか?
-
無料で利用可能なVPNアプリも存在します。
ただし、セキュリティ面が弱かったり、有料VPNアプリと比較するとどうしても劣る部分が多いのでおすすめできません。
詳しくは「無料で利用できるおすすめVPNサービス」を参考にしてみてください。
- VPNアプリに危険性はありませんか?
-
有料VPNアプリを利用すれば危険性はほぼありません。
ただし、無料VPNアプリはセキュリティ面が弱いので、危険性がないとはいいきれません。
詳しくは「VPNアプリに危険性はないのか?」をご覧ください。
- 筑波大学のVPN GateはAndroidで使えますか?
-
筑波大学のVPN Gateはモバイルアプリを提供していません。
ただし、設定さえ把握していればAndroidでもVPN接続が可能です。
詳しくは「VPN Gateの使い方(Android/iOS)」をご覧ください。
- 海外のVPNアプリは怪しくないでしょうか?
-
VPNアプリは海外製が多いですが、今回紹介した有料のVPNはどれも安心して利用できるアプリです。
どうしても海外製VPNアプリに抵抗がある方は、日本の企業が運営する「Millen VPN」を利用しましょう。
- 日本でVPNを利用するのは合法?
-
合法です。
一部ではVPNを法律で禁止されている国がありますが、日本では問題なく利用することができます。
詳しくは「日本でVPNを利用するのは合法か」の記事にて詳しく掲載しています。
- VPNサービスはどういう選び方で決めればいいの?
-
目的によって選び方は大きく変わってきます。
今回紹介しているVPN野中でわかりやすく解説すると、
- 日本運営で信頼できるVPNサービスを使いたい →「Millen VPN」
- 知名度が高く高性能VPNサービスを使いたい → 「NordVPN」
- 無料でお試ししたい/デバイスを大量に接続させたい →「Surfshark」
がおすすめとなります。
AndroidにおすすめのVPNアプリまとめ
おすすめVPNサービス | 月額料金 | 返金保証 | 特徴 | 評価 |
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1,580円 | 有(30日間) | 日本企業が運営していて利用しやすい | (5.0 / 5.0) | |
1,880円 | 有(30日間) | 動画視聴対応数がもっとも多い | (5.0 / 5.0) | |
2,283円 | 有(30日間) | 7日間無料利用可能 | (4.5 / 5.0) |
- VPNはインターネット上に仮想の専用回線を構築する技術
- PCだけではなく、専用アプリを使うことでAndroidなどモバイル端末でも利用可能
- VPNを用いて行われる通信は暗号化され、第三者から盗みむることができないため、安全な通信を行える。
- 無料のVPNは安全性に欠けるので「おすすめのVPNサービス」で紹介した有料VPNの利用を推奨
VPNはユーザーのデバイスとサーバーとの間に仮想の専用回線を構築する技術です。
専用回線上で行われる通信は暗号化されるので、普通にインターネットを利用するより安全性の高い通信が行えます。
VPNはPCだけでなく、Androidなどのモバイル端末用のアプリが提供されているので、場所に関わらず安全な通信を行うことが可能です。
また、無料のVPNアプリがありますが、セキュリティ面で劣るため、今回紹介した「AndroidにおすすめのVPNアプリ」の利用をおすすめします。