地図アプリでなじみの深い「Googleマップ」ですが、インターネット規制が厳しいためGoogleのドメイン単位で規制がかかっており、中国本土からは使用することができません。
またGoogleのサービスに限らず、LINEやinstagramなどのSNSも使用することが不可です。
このような問題を解決するためにはVPNの使用が必須で、VPNを利用することで中国からでもGoogleマップが使用できるようになります。
この記事では「Googleマップ」を中国からでも使用したいという方に向けて、
上記の内容について詳しく解説していきます。
また、当サイトではVPNのおすすめサービスを紹介している記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。
おすすめVPNサービス | 月額料金 | 返金保証 | 特徴 | 評価 |
---|---|---|---|---|
1,580円 | 有(30日間) | 国内運営サービスなので安心 | (5.0 / 5.0) | |
1,920円 | 有(30日間) | 動画視聴サービスの充実 | (5.0 / 5.0) |
GoogleMaps(グーグルマップ)が中国から使えない理由
中国全土では「グレート・ファイアウォール」と呼ばれるインターネット検閲システムが採用されていることから、Googleマップを含む以下のサイトやサービスは閲覧・利用ができなくなっています。
- 中国当局によって都合が悪いニュース
- 中国政府や共産党に反対する趣旨のサイト
- Yahoo
- Facebook、X(旧Twitter)、InstagramなどのSNS
- YouTubeなど
また、この検閲制度は情報検閲以外にもポジティブな効果を発揮しており、海外企業の市場参加を抑制しているので自国の通信業者などのIT企業の利益を保護にもなっています。
当サイトでは他にも中国で利用できるおすすめのVPNを総合的に紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
GoogleMaps(グーグルマップ)を中国から使う方法
結論となりますが、VPNサービスを利用すれば中国からでもGoogleマップが使用できるようになります。
VPNサービスとは?
仮想IPアドレスを利用して中国からでも日本や海外からアクセスした様に見せることができる機能のこと。
VPNサービスを利用することで、中国からでなく他国からの接続となるため、「グレート・ファイアウォール」を回避することが可能です。
実際にどのような手順でGoogleマップを中国から使えるようになるか気になる方に向けて、VPNサービスを使った手順を紹介します。
おすすめのVPNサービスについては後述にて解説しているのでぜひ合わせて参考にしてみてください。
筆者の契約している「MillenVPN」のアプリを例に説明します。
アプリを起動したら、スクロールバーをスクロールして「日本サーバー」を見つけて接続を押しましょう。
接続がクリックできたらVPNの役割は終了です。
接続が完了した後は、Googleマップを起動してみてください。
正常に接続されているのであればGoogleマップを使う事ができます。
GoogleMaps(グーグルマップ)を中国から使うのにおすすめなVPNサービス
中国で利用できるおすすめのVPNサービスを厳選して紹介します。
筆者個人的におすすめなのはMillen VPNで、国内運営サービスで返金保証から解約まで非常にスムーズに対応できるのが大きなメリットです。
そのほかにも、VPNサービスの中では知名度No.1のNordVPNも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
どのサービスも30日間の返金保証が付いているため、VPNを初めて使う方や比較検討したい場合は、これから紹介する3つのサービスから選ぶことをおすすめします。
もっと詳しく知りたい方は「中国で利用可能なVPN」記事を参考にしてみてください。
Millen VPNの特徴
サーバー数: 1,300台以上
最安価格 : 2年プラン 月額396円
最大同時接続台数 :5台
返金保証 : 30日間(サブスクプランのみ)
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
メリット | デメリット |
---|---|
日本の運営なので安心して利用できる サービス対応表が公式サイトに掲載されているのでわかりやすい VPNサービスの中では1ヶ月プランの利用料金が安い 解約が約3分で簡単にできる | 一部接続できない国がある 対応デバイスは他に比べるとやや少なめ |
Millen VPNはVPNサービスの中では珍しく日本国内で運営しています。
ほかのVPNはほとんどが海外の企業であるため、運営元の信頼性など不安感がある方もいると思いますが、日本運営の「Millen VPN」は安心できます。
特に、モバイルアプリが日本語表記で使いやすい点は翻訳が苦手な方に大きなメリットです。
また、公式サイトから接続可能国も確認でき、中国での利用が可能なことが記載されています。
30日間返金保証も付いているので、使いやすく安心感を求める方は気軽に試してみてください。
MillenVPNの使い方を確認する(タップorクリックで開きます)
ダウンロードしたMillenVPNのアプリを開くと、ログイン画面が表示されるので、メールアドレスに届いたユーザー名とパスワードを入力しましょう。
ログインすると上記画像のように国名が表示されます。
例として「Australia-Sydney」を選択して、右上の接続を押します。
上記画面の様な表記になれば接続に成功です。
切断したい場合は、「切断」ボタンをおせば簡単に切断することができます。
\日本運営なので安心できる/
NordVPNの特徴
サーバー数: 5,000台以上
月額料金 : 1,920円
最安価格 : 2年プラン 月額540円
最大同時接続台数 :6台
返金保証 : 30日間
専用アプリ:Windows /MacOS/Linux/Android/iOS
Playstation/Xbox
メリット | デメリット |
---|---|
長期契約の割引率が高い さまざまな動画配信サービスに対応 国家レベルの暗号機能で情報漏えい防止 操作が簡単で初心者でも扱いやすいアプリ設計 | 海外運営なのでカスタマーサポートは英語で対応する必要がある |
「NordVPN」はパナマに籍を置くTefincomが運営するVPNサービスです。
海外の企業が運営していますが、日本語に対応していたり長期契約の割引率が高いなどの特徴があります。
また、ほかのVPNは海外のNetflixやHuluなどの動画配信サービスを観れないことがありますが「NordVPN」は対応しているため、中国で日本の動画配信サービスを観たい方におすすめです。
2年など長期での利用を検討している方は、公式サイトをチェックしてみてください。
さらに詳しく知りたい方はNordVPNを中国で利用する方法もあわせて参考にしてみてください。
\日本語対応で使いやすい/
GoogleMaps(グーグルマップ)は中国の地図情報が不正確?
Googleなどの自国以外の外国企業は中国での測量や地図作成が認められていません。
そのため、Googleマップで表示されている地図が、中国での現在地で差異が生じることがあり、正確ではないのです。
どうしてもGoogleマップを使用したいということがない限り、中国で正確な地図を利用したいのであれば以下のようなアプリを使用するのが推奨されています。
- 高徳地図
- 百度地図
中国からVPNを使うのは違法?
中国でのVPN利用は違法ではありませんが、利用には制限があります。
通常は中国政府に認められた通信業者しか利用ができないため、現地でVPNを契約した場合は使えない可能性があります。
そのため、中国でインターネットを利用する場合は事前に契約や設定を済ませておきましょう。
なお、中国での利用を含むVPNの違法性については「VPNの利用は合法なのか?」の記事で詳しく解説しています。
中国からGoogleMaps(グーグルマップ)を使う方法まとめ
おすすめVPNサービス | 月額料金 | 返金保証 | 特徴 | 評価 |
---|---|---|---|---|
1,580円 | 有(30日間) | 国内運営サービスなので安心 | (5.0 / 5.0) | |
1,920円 | 有(30日間) | 動画視聴サービスの充実 | (5.0 / 5.0) |
- 中国本土では厳しいインターネット規制がされているためGoogleマップの使用ができない
- VPNサービスを利用することで、中国からでもGoogleマップが使用できる
- 日本運営で信頼できるVPNサービスを利用したい方は「Millen VPN」
- 様々な動画配信に対応したVPNサービスを利用したい方は「NordVPN」
中国全土では「グレート・ファイアウォール」というGoogleやYahooなどの各種サイトやサービスに対する規制があり使うことができないため、VPNの利用が必要です。
VPNの利用に違法性はありませんが、中国政府に認可されたサービスでないと罰則の対象となる恐れがあります。
筆者が調べた限りでは認可されたサービス以外を利用しての罰則は確認できていませんが、現地での契約ができない可能性もあるため、念のため中国へ着く前に契約しておくことをおすすめします。
また、無料のVPNも提供されていますが、個人情報漏えいのリスクなどセキュリティ面において不安要素が多いため、有料のVPNを契約しましょう。